memento
俺は渋谷
22歳のフリーター
特徴としてはブスで太っている男
コンビニで夜勤のアルバイトをしている。
ここ最近、夕勤の大学生達のシフトを代わりに出たり、雇い主の言う事を忠実にこなしていたはずなのに。
影でごにょごにょ言われているのを同期に諭され、若干鬱気味になりながら働いている。
週に6日。
唯一の休みの日は夜勤明けのその日だけ。
労働基準法とやらでは全くの黒である。
夜勤といいつつ夕方出勤や昼間の出勤も
1日3時間だけの日もある
その為に1日潰して働くのはなかなか辛いものだ。
なかなか酷い陰口と勤務時間のおかげで、勤務に意欲がなくなり
酒に逃げ続けていた。
いや、こんな俺の話はいらないね。
とりあえず。
俺は死んだ。
なんで死んだんだろう
酒のせいと思った
健康診断なんざ受けた事がないし
肝臓やら腎臓がダメになったのか
死んだ後の事は全くさっぱり分からない。
そう。
俺が居るのは恐らく死後の世界。
だと思う。
なるほどこれが転生か
生前、俺は異世界転生アニメを仕事から帰宅後
飯を食いながら垂れ流し
こんな最強ご都合設定で生きて行きてぇ〜
なんてほざいていた。
暗闇から煌々とかがやく超美人女神様が現れ
「あなたは死んでしまいました。次の生で魔王を倒して(ry」
とかいうテンプレを期待していた。
楽しみだな。
そう妄想し始めた矢先
……memento mori……
声が………………




