神の敵対者ってカッコよくね?
実は本作はストックがありませんのでいつか更新が3日くらい停止するかも。
黒龍 9000P
これを見た俺はすぐさま神様に頼んだ
『黒龍か....ワシは余りお勧め出来んがのう、龍が元々持っている念話スキルでなんとか人間とは話せるが、そもそも恐ろしくて人間どころか大多数の魔物が近づいてこぬし。』
「それでも良いんです、いやそれじゃなきゃ駄目なんです。」
それでも良いか?と聞いてきた神様に俺はそう返す。
だって黒龍と格好良すぎだし、人が近づいてこない?つまり強すぎて孤独ってことだろ、はいもうカッケェ。
『むう、お主が良いならそれで良い、それではスキルの方を言ってくれ、選べるスキルは一つじゃから慎重に選んでくれ。』
神様の言うように選べるのは後一つだけ転生後の人生.....いや龍生のための大切な選択だ、残り1000Pこれで出来るだけ相性の良いスキルを考えなければ。
俺は黒龍に似合う....ゲフンゲフン、黒龍と相性が良さそうなスキルを探した、ポイントが高い所に武器化とかあった後悔はしない、しないったらしない。
.....「俺を使え!」とか言いたかったなぁ。
◆◆◇◇◆◆
俺は見つけた比較的有用そうなスキルを見て頭を抱えていた。
火魔法 700P 雷魔法800P 闇魔法 900P 身体強化 500P
これが有用そうなスキルである、因みに飲み水とかに役に立ちそうな水魔法もあったよ、2000Pでな!それで本当に有用そうなスキルを選んでいたら何故か、何故か!こんな攻撃的なスキルが揃っていたんだ。なんだ?黒龍ってのは戦闘種族なのか?......それ、ちょっといいな。
勿論神様に原因を聞いたさ、スキルは種族によってスキルポイントが違うだってよ、まぁゾンビが回復魔法使ってたら違和感ありまくりだもんな、あっはっはっはっ はぁ。
そうして頭を悩ましてた俺に天啓が降臨して来た!
思い出して欲しい、さっき神様に黒龍がいいって言った時に龍が元々持っているスキルとか言ってただろう?
そう!それはつまり黒龍にはデフォルトスキルがあると言うことである!
そう仮説を立てた俺は暇そうにお茶を飲んでる神様に問いかけた。
「すみませんお茶飲んでいるところ悪いんですけど神様、黒龍が元々持っているスキルって何かありますか?」
神様は俺の質問に意外にもあっさりと答えてくれた
『うん?もちろんあるぞ、黒龍のスキルだと.....「終焉」とか「破滅」とか「高速治癒」、「黒き混沌」あとさっき言った「念話」くらいかのう。』
........カッケェェェ!終焉と破滅、単語なところがポイント高いわー!え、これあれ!?「黒とは終焉と破滅、そのものだ」とか「創造があれば終焉もある。」や「さあ破滅を奏でようか」とか言えちゃうの!?夢膨らむわー
っと落ち着け〜俺、今はちゃんとスキルを考えるんだ、黒龍の終焉と破滅は遠距離攻撃っぽいし傷を治してくれそうな高速治癒がある、魔法は惜しいがバランスを考えると身体強化かな、もしも終焉か破滅が近距離でも相性が良いしな。
我ながら良い選択だと思いながら神様に話しかける。
「神様!俺、スキル決めました、俺「闇魔法」にします。」
『お主、いいのか?闇魔法とは、てっきり身体強化にすると思っていたが......』
「いいんですよ神様、それにこれは俺が選んだ選択です、なぁにすぐにはくたばりませんよ。」
うん?身体強化?ああ、いい選択だとは思うよ選ぶとは言って無いけど、俺はゲームとかでは最適解は余り選ばないから自分がやりたい装備でプレイする人だから。
『そうか、黒龍を選んだ時といい余り相性の良くないスキルを選ぶとはお主は変わっているのう、それではこれより異世界へと送るぞ、心の準備はいいか?』
神様はそう言ってくるが答えはYESに決まっているだろう。
神様は何も言わない俺をYESと見たのか俺に手を翳す。
『それでは、お主に幸運を。』
「それじゃあ神様、Wir sehen uns wieder」
『あぁ、お主と再び会えるのをワシも楽しみにしていようか。』
俺の言葉を聞いた神様はにっこり微笑んでそう言った。その言葉を聞くと俺の視界は真っ白に埋め尽くされた。
.......決まった〜〜〜!!!!
次回 ようやく転生、黒龍 死す!
???「完全復活!黒龍様だぜ!」
この声の主は一体......
深夜テンションで書きました。