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獲物と納品メタぁもあるよ

人の名前覚えるのマジで苦手

自分の愛すべきキャラたちも覚えきれません。

すでに大分怪しい。


このお話を読んでくれている酔狂な方がいらっしゃるようです。

もう全くいつ消えるかわからないと言うに。

オヤツでも摘まみながらどうぞ。

お腹が空いたので酒場で食べようか思ったが、まだ時間も早くサンドイッチの様な物をテイクアウト出来るそうなので二人分頼む、合わせて大銅貨6枚ナリ。

 なぜこの世界は食い物がこう安いのか…考えても仕方ないか、解らないものは解らん。


 ニャ:「それでどれ受けるよ?」


 人の混む時間は過ぎたようでクエストボード前にいるが、大分まばらで面倒なものが多い。

 例えば薬草採集20束、初めての人間が半日で見つけて帰ってこれるとは思えない。


 畑に出るラットの駆除1匹に付き銅貨5枚ボーナス10匹以上で依頼達成、達成で銀貨一枚(プラス大銅貨5枚)。どの程度の密度で居るかわかんね。


 草原に居るホーンラビットを10匹以上獲って来てくれ、依頼達成で銀貨一枚、超えた分は一匹に付き銅貨8枚、合計15匹まで。可食部が少ないものは引き取り拒否。


 ピ:「うさぎ狩りだな。」


 ニャ:「場所を聞いて、どんな生き物かも聞いて、処置の方法も聞いて、入れ物を別に仕入れて出発かな。」


 空いているカウンターにいくとケモミミの女の子、シビリーさんが丁寧に対応してくれた。

 当然のように美人?若いし可愛いの方が強いから可憐て言葉の方が近いかな。

 うん、この娘も高嶺の華(鑑賞専用)

 うさぎの居る場所は王都の城壁の外から穀倉地帯までの数キロの草原で好きに獲って良いとのこと、ただ森の近くはゴブリンが出るので見かけたら逃げて報告してくださいと。

 個体で見るとEクラスの人でも倒せるが武装し群れる習性があり3~5匹で行動し、このときの評価がCクラスなんだそうだ。

 次にうさぎが15匹入る袋は一枚銀貨8枚とのこと高価(たけ)ぇえ、これで中古って言うんだからハンドメイド怖い。

 2枚づつ購入、一人銀貨15枚にまけて貰いました。

 うさぎの処置は血抜きは必須、ワタ抜きまでやると喜ばれる。

 一応心臓付近に極小の魔石があるそうで1個、銅貨1枚で引き取ってくれるそうです。


 ニャ:「これで20回ほどうさぎ狩りをしないと元が取れません。頑張りましょう。」

 

 ピ:「生活費入れると倍以上だな。」


 うさぎにM2とかショットガン(SG)はオーバースペックなので古いが優秀なM4アサルトライフル(AR)をプリセット2のSGと交換する。弾頭はそのまま(徹甲弾)で良いや。

 ハンドガンは訓練場を出た時点でP340に戻してある。


 ニャ:「アーマーも組んでおけよ。」


 ピ:「何でまた?」


 ニャ:「寄生虫対策。」


 ピ:「了解、装備は?」


 ニャ:「5.56で十分サプも付けとこ。」


 アーマーは宇宙服みたいな(圭)こんな感じの上下一体型パワーアシスト付き。

 ゲーム内で低重力ステージってのもあったな。


 ギルドから一番近い門から壁の外に出る。

 通行にあたってギルドカードの提示を求められただけですんなりと出れた。


 城壁の外は見渡す限りの草原、レーダーを見ると壁からあまり離れていないところにもレッドマーカーがいくつかの中立マーカーに追われている。

 そちらを見ると襤褸を纏った子供たちが棒切れを持って角の生えたうさぎを追っている。


 ニャ:「アイツらの食い扶持奪わないように遠出するか。」


 ピ:「せやな。」


 日はもう真上に来るまではもう少しある、道沿いに少し歩こう。

 小一時間歩くと森が見え始めた、広葉樹ベースの森で濃緑色をしている。

 レーダーの範囲は200m、道からレーダーの縁ギリギリにレッドマーカーが集まっている。

 プリセット2に変更しARを構えホロサイトから4倍スコープに切り替えのぞき込む。

 膝下丈の草の間からチラチラなにかが見えるが種別不明、と思っていたらピョコッと角の生えたうさぎが頭を出した。

 ARを背中にしまいバックパックからシートを取り出し広げて敷布にする。


 ニャ:「飯にしよう。」


 ピ:「撃たんの?」


 ニャ:「飯前に血まみれになりたくないだろ?」


 ピ:「そりゃそうか。頂きます。」


 サンドイッチはバスケットを着けてくれたのでてに持って来ている。

 帰ったら返却必須壊したら当然弁償である。

 固いパンに焼いた肉を挟んだだけの簡単なものだが肉汁が染みてて美味しかった。

 ピヨ太は獣臭いと文句を言っていたがしっかり平らげていた。

 豚っぽいけど独特の臭いがあるから猪だろうか?まぁオークだったとしても気にしないが。


 ピ:「腹ごしらえも終わったし狩りますか。」


 ニャ:「取り敢えず、見えてる群れは殲滅だな。」


 ARを取りだし構える、が草が邪魔で見えない。


 ニャ:「もうちょっと寄るぞ。」


 ピ:「最初だしどこまで近寄れるかチキンレースしても良いな。」


 ニャ:「それもそうか。」


 そのまま真っ直ぐ近寄っていく。

 150m全く反応なし、100mも反応なし、50m目視確認も反応なし。


 ピ:「こんなに近寄れるもんなの?」


 ニャ:「種類と状況による?」


 結局30mまで来て十分だと判断し銃を構える。


 ピ:「どれから殺る?」


 ニャ:「それじゃ右から、そっちは左から小さい個体は無視な。いくよ」


 ピ:「いつでもどうぞ」


 近寄ったから角度が付きほぼ丸見えの角うさぎの頭を狙う、設定はセミオート、距離は必中ゲーム(いつも)と同じように引き金を引く。

 反応される前に最速でAIMし右から撃ち抜いていく。

 反応して逃げ出すも気にせず頭を貫く、小さい個体はそのまま逃げるにまかす。

 倒した数は合わせて8匹これで半分終わり。


 ピ:「弾け飛ぶもんだと思ったけど小さい穴が開くだけなんだな?」


 ニャ:「弾と口径の問題だな挨拶(ハローポイント)弾とか大口径だと想像道理弾けて霧になるぞ。この分なら案外簡単に終わりそうだな。血抜きしてるうちに穴掘ってそこにモツを捨てて、うさぎはシートのところに集めとくか。」


 ナイフで首を切っていく。

 案外きれいでダニとか蚤とか寄生虫の類が見えない。

 まぁ、用心するに越したことはない。

 全部切り終わったら穴を掘って…面倒だプリセット3に変更しシールドアームで穴を掘る。

 掘り終わったらプリセット2に戻してうさぎをキュッと絞って中身を穴の縁に出す。

 少しグロテスクだが心臓を探しだし張り付くように在るエメラルド色の丸い石を取り出す。

 入れる容器がないのでポーチから水のボトルを取りだし中身を捨てボトルに放り込む。

 残骸は穴にポイ。


 ピ:「だからどこでそんなやり方覚えてくるんだよ!?」


 ニャ:「これは動画、衝撃映像巡回してたらぶち当たった。」


 やり方を教えると案外すぐに終わった。

 魔石の入ったボトルをポーチに戻すとイベント効果音が鳴る。

 確認すると所持金の下に魔石数の欄が増えた。

 

 ピ:「またシステム増えたな、まぁ便利そうだし良いか。」


 ニャ:「だな。うさぎのクエスト依頼者違いでいくつか出てたよな?袋に入るだけ獲ってくか。」


 ピ:「時間もあるしそうしよう。」


 ふたてに別れて狩りの開始。

 実際問題獲物を探すのが一番の難関な訳ですがレーダーはチート間違いない。

 1時間ほどで30匹ほど獲れた。ピヨ太と最初のを全部合わせて66匹。


 ピ:「撃つよりも処理の方が大変だったわ。」


 ニャ:「仕方ないそんなもんだ。さぁ帰ろうぜ。」


 先程購入した袋に丁寧に詰めると大分余裕をもって収まった。

 バックパックにシートをしまい、FGWの設定を弄り中身を空の50リットルサイズのバックパックに変更する。

 うさぎ袋をバックに詰める効果音は鳴らない。


 ピ:「無限生産を期待したけどダメみたいだな、何を基準にしているんだか。」


 ニャ:「ポーションだけとか神様が気分で決めてるんじゃないか?」


 ピ:「そうダナー、メイン武器は委譲出来ないし、委譲可能なのはサイドアームの単発銃見たいなヤツだけだからな。しかもブルー以上でないとダメとかな。その場の気分で設定されてるって気がしないでもない。」


 ニャ:「まぁ設定がどうであれ、有るものを在るように使うだけだ。」


 装備をプリセット1にしてバックパックを背負う。

 パワーアシストのありがたみを感じる、うさぎの重さに辟易しながら来た道を戻る。

 若干風が出てきたが空は快晴長閑な道をもくもくと歩く。

 途中早駆けの馬が追い抜いて行ったがそれくらいだ。


 ピ:「王都に向かって馬?鳩とか無いのか?」


 ニャ:「鳩があったとしても詳細説明には人が行くしかないよ。」


 そうこうしてるうちに門にたどり着いた。

 壁周辺にいた子供たちは相も変わらずうさぎを追い回している。

 入門には少し時間がかかった、理由は肉の量と装備だ、ギルドまで確認に行って貰いやっと解放された。

 ギルドに入ると昨日来た時間とあまり変わらないためか閑散としている。

 一番近いカウンターに行くとミリアリアさんが昨日と変わらない笑顔で対応してくれた。


 ニャ:「ホーンラビットの納品依頼の品を持ってきました。同系統の依頼があったと思うのでそちらの消化も良いですか?あと魔石の買い取りもお願いします。」


 ミ:「わかりました、ギルドカードの提示をお願いします。あと数はいくつでしょう?」


 ニャ:「二人で66匹と魔石60個です」


 ミ:「使える数を確認しますので提出をお願いします。」


 袋を4つと合計魔石60個入りのペットボトル2本を渡すと、手早くその場で確認をして書類を5枚渡された。


 ミ:「袋と瓶は後日返却いたします。明日以降受け付けに言ってください。うさぎは数が多いので最初に受けていたものと他の依頼に振り分けます。金額は合計で銀貨6枚と大銅貨8枚銅貨8枚です。良いですか?ここから1割税を抜きまして銀貨6枚、大銅貨2枚、銅貨9枚になります。納めてください。」


 ニャ:「確認しました。ありがとうございます。」


 ミ:「あとこちらギルドカードの返却になります。おめでとうございます依頼達成が規定数を越えましたのでEランクに昇格しました。ランクが変わりますと危険度も相応に高くなりますので無茶はなさらないようお願いします。」


 ニャ:「はい、気を付けます。」


 その場で銀貨3枚と大銅貨1枚を懐にしまい残りをピヨ太に渡す。


 ピ:「うへぇ、財布が小銭で重い。」


 ニャ:「小銭はあると便利だぞ。気兼ねなく投げられるからな。」


 ミ:「お金は大切にしてくださいね。」


 ニャ:「はーい、それじゃまた明日。」


 ピ:「お疲れ様です。」


 バスケットを酒場に返す、面倒なので明日は弁当箱代わりになりそうなものを買っていくか。

 一応ギルドを出る時にバックパックを解除して宿に向かう。

 ダニとか見えなかったけど一応ね、服も部屋に帰ったら速攻リセットしよう、ダニだけ消えずに落ちる可能性も考慮してお掃除もダナー。

 

 ピ:「さっき酷い目に遭ったのに受け付けに立っていて昨日と対応変わらないってすごいな。」


 ニャ:「ン?ああ、あのプロ意識は尊敬するよ。それにミリアリアさんは聞いてこなかったけど魔石を入れるためにガラス瓶も買っておこうか。」


 ピ:「ぁぁ、せやな。」


 ニャ:「服にダニとか付いてるかもしれないから帰ったら着替えて掃除しろよ。」


 ピ:「お、おう。」

確か書いてなかったと思うので記載、成人年齢は15才です。

ギルドで解説を受けた中に入っていましたってことでお願いします。

トイレに関しての描写も忘れてます宿等に共用トイレがあり、汲み取り式をスライム浄化システム化したものです、たまに数を減らす必要があります。


作者のための名前のある人達メモ

女将40前後

ナーシャ10前後

ミリアリア20台前半

エルネスタ30前g、20台後半

シビリー10台半ばから後半


アーサー

宿のおっさん

ガウル


アブねぇ名前だした娘何人か落とすところだった。年齢は外見年齢です、作中ではアノ野郎が結構気にせず素通りしてるので一応ね。長命種はマダ居ないのでほぼイコールです。

宿のおっさんはたぶん名無しのまま。



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