主人公はロリコン、晩御飯と追加システム
白血病ではしにそうにないけど他の病気でころっと逝くんじゃないかとも思う。
40℃の熱丸二日とか当分食らいたくない。
突撃兵とはいったい…
ニャ:「適正って?」
ミ:「習熟の早いモノと考えていただいて良いです。ランクはE~SでD以下は武技が使えません。後参考程度ですが最終的なギルドランク≒適正の最大ランクとなることが多いです。」
ピ:「武技ってのは?」
ミ:「適正ランクの高い装備を使って行う高威力の攻撃、若しくは高性能の防御になります。レベルが上がるか習熟度が上がると自然と覚えます。」
ニャ:「ありがとう、田舎から出てきたばかりで分からないことだらけだったんだ、また分からないことがあったらお願いしますね。」
ミ:「はい、もちろんです。」
ミリアリアさんの笑顔が眩しい、殺気だった視線が複数背中に刺さるが無視だ無視、とっと宿に帰って飯を食うんだ。
なんて思っていたらアラート、FGWのレーダーに敵性マーカー。
真後ろ5メートル、おいおいギルド内での問題行動はダメだって言われたそばからこれか。
振り向くと宙を舞う酒瓶、反射的に受け止める。
「ひゅーあのタイミングで反応するかい期待の新人だな。」
開封してない陶器製の瓶とか最悪死人が出るぞこれ。
ニャ:「ゴチになります。」
その場で封を切り一口飲んでピヨ太に渡す。
酸っぱいワインだった。
ピ:「ほとんど酢じゃねーかよ、次はもっと良いヤツ頼むぜオッサン。ミリアリアさんお疲れ様です、また明日~。」
そんなピヨ太を置いてギルドを後にする。
宿に向かって歩いてるうちにピヨ太だ追い付いてきた。
ピ:「あー腹へったわ今日の晩飯が楽しみだな。」
ニャ:「飯時なのに香辛料の匂いはしないし醤油の香りもない、あんまり期待しない方がいいんじゃないか?それでも量が多いと良いな。」
ピ:「最悪FGWのレーションダナー。」
ニャ:「そんな項目あったか?」
ピ:「ポーチ系増えてただろ?それに水とレーションも入ってたぞ。」
ニャ:「そこまで確認してなかったわ、ボム系ポーチにしてみるか。取り出しにくい替わりにボムが2つになるのか、レーションと水でまだスペースあるから小物位なら入れられるな蘇生薬でも仕舞っとくか。」
蘇生薬を腰に生成したポーチに仕舞った瞬間ポーンとFGW のイベント音が鳴る。
確認をするとポーションの欄が増えて蘇生薬が追加されていた。
ニャ:「あら、こんな機能ありか。」
ピ:「しかもデータ共有みたいだぞ。それじゃこの酒はどうかな?」
またもポーンと音が鳴る。
ポーション欄に安ワインと増えていた。
ニャ:「夢が広がるシステムだな」
ピ:「制限があるとはいえ無限生成は時間停止アイテムボックスよりチートだぞ。コインはどうかな?変化なし?銀貨入れて消してみるか。」
ニャ:「あーゲーム内マネーが微増してんな。そのレートからすると武器一本大ミスリル貨5枚前後か、武器はなぜか揃ってるし金は持ち越してるから俺達大金持ちか?」
メイン兵装は鉄板?のみで余計な装備は買わずに遊び倒していたから4ー5本文くらいの余裕がある。
M2がじゃじゃ馬であった以外はチート級の性能だったのも大きい。
Mk31は盾装備の中近距離用である。
着弾点から75メートル以内だと乱数でダメージを受ける仕様で近ければ近いほどダメージが増えるため盾を構えて至近距離で撃つこともしばしばあった。
本来は遠距離用の武器ですよ?
そんな確認をしてるうちに宿にたどり着いた。
時間は…日の高さが20゜ほど地球と同じなら後一時間ちょっとで日没である。
宿の周りには煮込まれた野菜の甘い匂いが漂っている。
ニャ:「ちょうど良い時間に帰ってこれたかな?」
ピ:「食堂に人がまばらだが集まってるしもう始まってるだろ」
宿に入って鍵を受け取り食堂に行くと適当な席に座ってろとのこと。
二人大人しく空いていた席についたら10才位の少女が大きいパンを山に積んだバスケットを持ってきてくれた。
ニャ:「ありがとうこれで二人分かい?」
少女A:「はい、後スープもすぐお持ちします。それとお飲み物は別料金になりますがいかがいたしましょう?」
ニャ:「何があるかな?」
少女A:「ワインとエールが一杯大銅貨1枚です。お水は水差し一杯大銅貨1枚になります。」
ニャ:「それじゃエールを一つづつと水を一つ銀貨でお釣をお願いします。」
少女A:「はい、ありがとうございます。」
銀貨を受けとるとパタパタカウンターの方へ行きお金を厨房のオッサンに渡しスープを受け取っていた。
ニャ:「しっかりしてるなぁ、成人年齢が低いのって自立を早めるのかねぇ?」
先に来ていたパンを摘まみ、少女Aをなんとなく眺めなつつ思ったことが口から出る。
歯応えがあって根性のあるパンだ。
ピ:「働かないと食えないってなるとああなるのかもよ。」
スープを2つ盆に乗せた少女がテーブルにたどり着いた。
盆に乗った重量物を一部だけ持っていかれると大人でもバランスを崩しかねないので、2つのスープを同時に受け取り片方をピヨ太に渡す。
小型獣の肉が骨ごと入った野菜のポトフだった。
鳥っぽいけど前肢入ってるしウサギ?まぁ食えれば良いや。
少女A:「ありがとうございます、こちらがお釣になります。お飲み物も、すぐお持ちします。」
大銅貨を7枚渡された。
後は順次エールと水が出てくる。
少女A:「それではごゆっくりどうぞ。」
最後に水を置きに来た少女に大銅貨を一枚握らせる。少女が何か口を開けたが手で制し丁寧な対応ありがとうとカウンターに帰す。
ピ:「この世界にチップって制度があるのか?」
ニャ:「有っても無くても良いだろ可愛い娘にお小遣いをあげただけだよ。」
ピ:「ロリコンかよ!」
ニャ:「ロリコンじゃないよロリもアリなだけだよ。」
ピ:「あんまり変わらんわ捕まるんじゃねーぞ。」
ニャ:「yesロリータnoタッチ。まぁそれはさておき、この店この金額で大丈夫なのかね?」
ピ:「物価の差とかじゃない?安いのはたくさん食えて良いことだ。」
ニャ:「それはそれで問題があるんだけどな。それじゃ異世界に乾杯。」
ピ:「乾杯!」
その後は今後の方針を話し合って取り敢えずゴブリンかコボルトの討伐系を受けてみてダンジョンかフィールド探査か決めようとなり解散し、ごちそうさーんと部屋に戻ろうとしたら少女に呼び止められた。
少女A:「食堂が終わってからになりますが、お体を拭くお湯はどうしますか?タオルつきで大銅貨5枚になりますがいかがいたしましょう?」
ニャ:「タオルつきでお願いします。」
大銅貨5枚を少女に渡し部屋に戻る。
案外広い部屋にベットとタンスとクローゼット、コートかけ後ベットテーブルもあるランプ風のライト?もあるが使い方がわからん。
暗い部屋の中ベットに腰掛けFGWの再チェックをしていく。
プリセット1は日常装備でラフなシャツと防刃カーゴパンツに防弾防刃ジャケットP340ナイフ手榴弾ポーチ+蘇生薬。
基本的町にいるときはこの装備で良いだろう。
プリセット2は室内戦闘用に耐久特化。
アームがない代わりナノマテリアル制御機を装備し時間回復量を大幅に引き上げたアーマーだ基本装甲も厚く相当数のプレイヤーが使っていた鉄板装備だ。
武装は人気があったのはARかSMGだったが、いつも道理メイン1にMG-M2を入れメイン2は盾はないので16発装填縦二連コンバットショットガンを選択。
服等他の装備はプリセット1と同じである。
プリセット3はポーチに切り替えただけで終了。
スクリーンは他の人に見えないように城を出た時に設定してあり、ステータスにも干渉できるようで非表示にしてある。
今回いじっていて気がついたのはレーションがいくつか選べること弾薬の種類が選択可能なこと、どちらも本来無いシステムである。面倒なので取り敢えず、すべて初期弾頭のままである。
見つけたことをFGWのチャットに書き込んだところで部屋のドアがノックされた。
ニャ:「はーい」
レーダーを見るとドアの前に中立の光点が2つ、腰にP340があることを確認しドアを開ける。とタオルを抱えた少女とその後ろに湯気の出てる桶を持った女将がいた。
女将:「不用心な人たちだね、それに真っ暗な中何してたんだい?」
ニャ:「こんな可愛い強盗さんなら大歓迎です。灯りの付け方がわからなかったのでスキルチェックしてただけですよ。」
少女からタオルを受け取り頭を撫でる。
女将:「ナーシャ灯りを付けておいで。」
ナ:「はい、ここのつまみを回すと灯りが点ります。灯りが付かなくなったらくず魔石で良いので交換してください、横のスライドをずらすと交換ができます。」
良くできた少女に大銅貨をまた握らせる。
女将:「使い終わったお湯とタオルは廊下に出しといてくれ。それで私にはないのかい?」
ニャ:「まけてもらった分をこの子に還元してるだけですから。」
女将:「そうかい。まぁ何か遭ってから後悔しても遅いから用心はしなさい。」
ニャ:「善処します。」
ほんとにわかってるんだかね等と呟きながら桶を置き少女を連れ廊下を戻っていく。その背に礼と夜の挨拶をして部屋に戻り鍵を掛ける。
ジャケットとカーゴパンツ、腰のポーチ、ガンベルトをコート掛けにかけ、体を拭き使ったタオルと温くなったお湯を廊下に出して鍵を掛け直しベットから銃に手が届くところまでコート掛けを動かし就寝。
早くぶっぱ放したい