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ヴィクトリア様 ピクニック

作者: 橋本まりか

ヴィクトリア様 の続きです


今回はヴィクトリア様とフランツ王太子様の ピクニックです楽しい 冒険活劇を書いてみました


是非 時間潰しに おたのしみください

今日は ニコニコいい天気 ピクニック日和です


フランツ王太子とヴィクトリア様は ドラゴン山の麓まで ピクニックに 行きます。


ヴィクトリア様は 朝 早起きして メイドと一緒に サンドイッチを 作ります

ヴィクトリア様の仕事は ハムを乗せる事です

なんと メイドや侍従 護衛の分も 作ります


「作るの もうそろそろ いいかしら」


ヴィクトリア様は 5枚 乗せたら 飽きました


今日の ヴィクトリア様の装いは 日焼け止めをたっぷり塗ったバッチリメイク と 風が吹いても 髪型が崩れない ガッチリスプレーで固めた 縦ロール

服は 花柄の軽めの動きやすいワンピース 手は日焼けを意識して 上腕まである 白いレースの手袋 日差し避けの帽子に定番のレースが付いた 日傘でございます。


「フランツ王太子が お迎えにいらっしゃいました」 


やっぱり ヴィクトリア様のお部屋から エスコートが始まります。


ヴィクトリア様使用の馬車はピクニックには 向かないので フランツ王太子様の特別使用馬車です


「この馬車は 山道もスイスイ登れる 4輪駆動馬車なんだ 安心して ドラゴン山の麓までの 旅路を 楽しんでください」


馬車がテクテク ゆっくり 走って行くと 途中で 犬の魔物に

出会いました


「サンドイッチのいい匂いが するね 一つくれないか 子分になるよ」


ヴィクトリア様は 犬の魔物にサンドイッチを 上げました


犬の魔物は 子分に成りました


また 馬車が てくてく行くと

猿の魔物が やってきました


「サンドイッチのいい匂いが するね 一つくれないか 子分になるよ」


ヴィクトリア様は 猿の魔物にサンドイッチを 上げました


猿の魔物は 子分に成りました


また 馬車がてくてく行くと

キジの魔物が やってきました


「サンドイッチのいい匂いが するね 一つくれないか 子分になるよ」


ヴィクトリア様は キジの魔物にサンドイッチを 上げました


キジの魔物は 子分に成りました


皆で ドラゴン山の麓にピクニックに向うと 途中の道端で 村人が泣いていました


「日照りが続いて 農作物ができないんです 野菜が 出来ないと 家族が 食べていけないんです」


「日照りが 続いているのは 悪いドラゴンのせいなんです」


「悪いドラゴンが 山に住んでいて 金銀財宝を 溜め込んでいます」


「その財宝が あれば 家族は

食べていけます」


「どうか カッコよくて お腹が6パックに割れていて 世界一強い王太子様 悪いドラゴンを やっつけて 財宝を 私にください」


「そこまで言われた やっちゃおうかな」


「ヴィクトリア 僕の かっこいいとこ 見ててね」


「さあ 皆 行こう ドラゴンを 征伐に」


4輪駆動の馬車は 山道も スイスイ 走っていきました


山の中腹で 村人が 泣いていました


「雨が降り続いて 農作物ができないんです 野菜が 出来ないと 家族が 食べていけないんです」


「雨が降り続いているのは 悪いドラゴンのせいなんです」


「悪いドラゴンが 山に住んでいて 金銀財宝を 溜め込んでいます」


「その財宝が あれば 家族は

食べていけます」


「どうか お美しい お姫様にキヤー素敵と 絶対言われる王太子様 悪いドラゴンを やっつけて 財宝を 私にください」


「うむ わかった ドラゴンを 退治すれば ヴィクトリアに キヤー素敵って 言われるんだな」


「よし ドラゴンを征伐に 行こう」


「私 綺麗なお花を 見る方が いいのですけど」


「まって 綺麗なお花では キヤー素敵 フランツ王太子様大好きって 言ってもらえないよ」


「ヴィクトリア ドラゴンは 財宝を たくさん 持っているらしい 見たくない?」


「見たくない 財宝 いっぱい 持ってますもの」


「持ってないのもあるかも」


「村人も 困っているしさ」


「え 村人 困った感が 全然感じられませんでしたけど」


「ヴィクトリア 行こうよ 行こうよ 僕の凄いところを 君に 見せたいんだよ」

「ね お願い フランツの一生のお願い」


「しょうが無いですわね 行きましょう」



山の中腹に ドラゴンは寝そべっていました。


ドラゴンは 体が大きく 全長5mはある大物 色は 黒 多分 黒龍 尻尾は長く硬そう 爪は大きく先が尖っている 体は鋼鉄の鋼の様で 黒光りしている


「ん 何の用だ」


「少し 遊んで やろうか」



先ずは フランツ様 颯爽と上着を脱いで 6パック全開 オイルも塗ってあり ツヤツヤです


「やあやあ 悪いドラゴン この フランツが 成敗してくれる」


ドラゴンは フランツ様を ひと睨み


「まだ 体が 慣れてないかな 素振りしてくる〜」


フランツ様 脱退


犬の魔物が 元気に飛び出し 威勢よく 吠えかかった

「やあやあ 悪いドラゴン 村人が泣いてるぞ 財宝を 置いて 失せろ」


ドラゴンは 尻尾を振って 犬の魔物を やっつけました


猿の魔物の 出番です

猿はキィーキィー言いながら 鋼の鱗めがけて 飛びかがり 引っかくわ 噛みつくわ 


しかし びくともしません

爪先で 弾かれて 飛んて行きました


次は キジの魔物

高く飛んで ドラゴンめがけて 急降下 決死の覚悟です


ドラゴンは 口を大きく開けて ロケット噴射 

キジの魔物は 大きな 炎に包まれて 黒焦げです


大変です

次は ヴィクトリア様の番です

ドラゴンは ヴィクトリア様に近づいてきました


「サンドイッチのいい匂いが するね 一つくれないか 子分になるよ」


「はい ヴィクトリア様は サンドイッチを ドラゴンに 上げました」


「美味しい サンドイッチだ お礼に 財宝を あげよう」


「ありがとう じゃ 私の邸に 運んで置いて下さい」


「了解した」」


ドラゴンは 財宝と 共に 飛び立った



それを見た フランツ様が泣いています


「体も温まったから これから やろうと 思ったのに」


「ヴィクトリアに いいところを 見せられなかった ぐす」


「まあ そんな事 ありませんわ」


「フランツ様の 素敵な6パック 見せていただきました」


「フランツ様のおかげで 財宝も 頂きました」


ヴィクトリア様は 両手を組んで 頬のところに持っていき


「フランツ様 キャー素敵 大好き」って 言ってあげました


(殿下 幸せ)


「フランツ様 私の作った サンドイッチ 最後の1つですが 食べて頂けますか?」


「サンドイッチのいい匂いが するね 一つくれないか 子分になるよ」


フランツ王太子様は

片膝付いて ヴィクトリア様の手の甲に キスをして サンドイッチを 頂きました


フランツ王太子は 子分に成りました



めでたし めでたし













お読みいただいて ありがとうございます。


また 評価 感想 ブックマークして頂き ありがとうございます。

感想には お返事もさせていたでけて ありがとうございます


嬉しかったです


すごく 励みになりました


また 書きます これからも よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ドラゴンや 村人 が出てきて 最後は ヴィクトリア様が勝つ まとまっている感じ
[一言] 素晴らしい作品ですね! ☆5個つけさせて頂きました。 これからも頑張って下さい! 応援してます。
2021/11/14 15:27 退会済み
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