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詩集「ニコラ」  作者: 維酉
重い
6/20

散開

脈動する空の彼方

たぶんいっぱいの星が

さんざめいてうるさいんだね

数と光を操って

たくさんの可能性を見出すけれど

いまだに星の鳴る音を

観測できちゃいないんだ


目測見誤って

ずっと遠いと思ってた

半径一メートルで生きて

詩を書こうとする

星に想いを馳せたきみと

星間飛行 逃避行中のあたし


夏が来たんだよ

きみがきらきらに溺れる夏


ここから先は

終わりのこないエンドロール

閃きも魂も置いてきなよ

散開する希望だけで充分


まだきらめきに慣れていないなら

それも時間の問題だよ

あしたは常に今日以上だ

なにがなんだってそういうもんだ

盲目的に信じろ

未来のことだけでも

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