表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/126

第45話 連携技


 冒険者ギルドで納品を済ませると、予定通り『初心者の森』へ向かうため門から出た。

 いつものように、門兵さん達を驚かせないように、壁の終わりまで軽くジョギング程度の速度で走る。

 いつもなら、ここからスピードを上げて行くんだけど、今日に限ってはいつもと違った。


 カーン カーン カーン カーン カーン カーン……


 今出て来たばかりの町の方から金が鳴り響いたのだ。

 何事かと思っていたら、ガガーン! と大きな音がした。

 門が閉まったのだ。


 入門のために並んでる人達も、全員が入れたわけでは無さそうで、何人もの人が騒いでるのが見える。

 壁の上に陣取る兵から、向こうへ行け! 早く走れ! と指示が出ているのが見える。


 何かあったのかと、門まで戻ろうとしたが、その途中で壁の上の兵士に急げ! と声を掛けられた。


「何があったんですか!」

「魔物の襲撃だ! 急げ! 早く走れ!」


 兵士は門の方を指差しながら叫んで来る。

 門の方も混乱が生じていた。

 門を過ぎて走っている者。門を叩いて開門を叫ぶ者。既に諦めたのか、その場に座って祈っている者。


 こういう時って、全員が町に避難するのを待たずに門を閉ざしてしまうのか。

 町を護るために仕方がないとはいえ、残酷な選択だな。

 全員が町に入るまで待つ町もあるとは習ってたけど、この町は町を護る派なんだな。と、僕もこうしちゃいられないや。

 本来なら逃げたい所だけど、町の外にも人がいるし、できる限り食い止めよう。


「そこのお前! 何やってるんだ! 早く走れ!」

「すいませーん! どのぐらいの規模の魔物の襲撃なんですか!」

「はっきりとは分からんが、千以上だ! 過去にここまでの襲撃は無い! だから門を閉じている! できる限り遠くへ逃げろー!」


 そんなに沢山の魔物が予兆も無しに突然現れたの? いや、今は原因とか後だ。広範囲で森にも強い友達を喚ぶべきか。それとも僕の広範囲魔法で押し留めるべきか……

 うーん……両方でいいだろ!


「お、おい! そっちじゃない! 逆だ! 逆に逃げるんだ!」

「大丈夫です、危ないと思ったら逃げますからー! これでも足には自信があるんです!」


 僕は手を大きく上げて、その手を振りながら返事を返すと、『初心者の森』の方角へ走り出した。


「速ぇ~! あれなら逃げ切れそうだな」




 ここまで来ればいいかな?

 周囲を見渡し、人の気配が無い事を確認した。


 うん、見える所には誰もいないし、早速喚んでみるか。


「【クロスオーバー】ドライヤ! エンダー! シルフィーナ!」


 今回は妖精では力足らずなのは初めから分かっているから、昨日僕のレベルが高い事も知ったし、贅沢に精霊を三人呼んでみた。


 地面に現れた魔法陣からゲートが競り上がって来ると、高さ二メートルあたりで止まった。

 そして中からは三人の男女の精霊が現れた。


「キズナ様~、もう私達を喚べるまで成長されたのですね~。もう嬉しくて泣きそうですわ~」

「さすがはキズナ様ですな。昨日も坊主達がお邪魔したそうで、ご迷惑をお掛けしております」

「うちのピッピもいつも喚んで頂いて、凄く喜んでいますよ。私も一緒に喚んでくださればよろしいのに」


 現れた精霊は、樹の精霊のドライアドのドライヤとエントのエンダー、風の精霊シルフのシルフィーナだった。

 三人とも精霊だけあって、神々しい雰囲気を纏っており、緑色の髪の女性のドライヤと薄青色の髪のシルフィーナは、二人とも精霊という種に相応しい美貌で、茶髪の男性のエンダーはドワーフのような髭を蓄えているが身長は高く、筋肉もムキムキだ。アルガンさんより荒々しい雰囲気があるが、今は優しい目でキズナに話しかけている。


 三人ともニコニコ顔でキズナに近寄りキズナを取り囲んだ。


「ちょっ、近い近い! あぐっ! ドライヤさん! 苦しいー!」


 まずは私から。みたいな感じでドライヤがキズナを抱き上げ、ギューッと抱きしめている。

 次は私ね~。な感じでシルフィーナと、すぐ横にも順番待ちのエンダーが控えていた。キズナに逃げ道は無かった。


 今はそれどころじゃなくて! と何度も叫ぶが、ドライヤだけズルい~。と言われたらなすがままに任せるしかなかった。


「はぁ~…キズナ様の匂いが……」

「はぁ~、癒される~」

「ふむ、少しは筋肉が付いたようですな」


 さっきまでの緊張が何だったのかと思わざるえなかった。

 そもそも、この人達クラスなら、現状の魔物からの脅威も分かってるはずなのに。


「もう……いいですかね?」

「ええ! 十分堪能しましたわ~」

「はい、キズナエキス充填完了です~」

「これで良い土産話ができましたぞ」はっはっはっはー!


 いな、なんか、どうでもいい感想なんだけど。それより早くお願いしないと。このままじゃ二順目が始まって、町が滅ぶより先に僕の精神が崩壊しそうだ。

 ただ抱っこされてるだけなんだけど、僕ももう十五歳だし、恥かしいんだよ!

 クールビューティなドライヤさんとおっとり系のシルフィーナさんは美人でナイスバディだし、エンダーさんからは完全に子ども扱いだしさ。

 成人したから一人立ちの修行の旅なのに、完全子供扱いは精神的に来るんだよ!


「あの、三人を喚び出したのは……」

「分かってますわよ~。たくさんの魔物がおいた・・・してるんでしょ~」

「そのようですね……あら、思ってたより数が多いですわね」

「ふむ、この森は魔素が豊富なようですし、この程度の数なら殲滅しても生態に影響は無さそうですな」


 めっちゃ分かってんじゃん! だったら、こんなとこで遊んでる場合じゃないと思うんだけど!?


「うん、その件なんだ。三人が凄いって分かってるから来てもらったんだけど、早く何とかしないと、僕がお世話になってる町が大変な事になりそうなんだ。町に入れなくて危険な人達もいるし、何とかできないかな」

「問題ありませんよ~、お任せください~」

「ええ、キズナ様のお世話になってる町でしたら護るしかないでしょう」

「当然ですな。魔物の殲滅は決定ですな。しかし……」

「そうですね~」

「このスタンピードは魔物が溢れて出来たわけでは無さそうですね」

「うむ、何かの脅威でパニック状態になって逃げているようだな」


 ええっ! それってヤバくない!? この魔物の群れの後に、まだ何かの脅威が続いてくるの!?


「それでは、私に起点を任せて頂きましょう」

「ならば、私が担当する固定範囲は既に完了しておりますぞ」

「私は上空ですね~。飛ぶ魔物も結構いるみたいだし~、空の事は任せて頂きましょう」


 ドライヤ、シルフィーナ、エンダーと自分の役割を述べて行く。

 これって、あれだよね。範囲結界を作って、結界内の敵を殲滅するやつだよね。


「これってやっぱり……」

「はい~、【結界殲滅陣】ですよ~」

「ただ、ここは森なので私とエンダーの力は100%発揮できるのですが、魔法の種類が限定されますね」

「そこでキズナ様、問題です。キズナ様は各種魔法のスペシャリスト。ここは森、相手は殲滅していい魔物・・・・・・・・。どんな魔法を選択しますかな?」


 おうふ、ここでまた問題か。この三人って、八歳ぐらいまで僕の先生だったもんな。エンダーさんはこういう課外授業で問題出すのが好きだったよなぁ。なんかちょっと懐かしい。


「キズナ様?」

「あ、はい。そうですね、ここは森ですからまず火はダメです。殲滅するような強力な魔法なら風もダメですし、水でも多大な被害を与えてしまいます。土なら被害後の修復も早いでしょうが、それでも他の動物や虫や植物に被害を与えてしまいます。ですので、魔物に効いて動植物にダメージを与えない光属性もいいですけど、最も効果的な聖属性魔法が望ましい」

「正解です。よく覚えておられました」

「さすがですよ~、キズナ様~」

「起点は私の担当ですので、どうぞ現在のキズナ様のお力を拝見させてください」

「ならば、私も範囲固定の基点を担うのだ。こちらにも気遣い無用でお願いします」

「う~ん、私はマゼマゼする係りだから~、ほどほどがいいんだけど~」



 ここまでの話で、これから行なう【結界殲滅陣】とは大体予想が付くだろうが、一応説明しておくと大体こんな感じだ。

 まず、四角形で範囲設定をする。その際、四角形の各頂点に基点を作るのがエンダーの役目だ。

 範囲結界を行なうと、その範囲から出入り出来なくなる。但し、樹の精霊エンダーが行なった場合、強直ではあるが、それは平面上の話で、上空は樹の頂点までとなる。

 次に上空を担当する風の精霊シルフィーナがその続きの上空を担当する。

 その分に関しては、土台が出来ているので、その延長を担うだけなので、そう難しい話ではない。

 そうして範囲を固定した後は、内部殲滅のために強力な魔法を発動する必要がある。

 それがどんな系統の魔法でも、結界の内側を魔力移動するので問題は無いのだが、その魔力の規模は問題がある。

 強大な魔力の場合、基点となってる四角形の頂点に多大な過負荷が掛かるため崩壊する恐れがある。

 そして一番の要となる役割が、起点となる樹の精霊ドライヤだ。

 一旦キズナの流入する魔力を受け止め、そして定量を見定めエンダーの張った結界の基点に向かって流し続けなければならない。トイレタンクに溜めた水を一気に流さずホースで流すようなものだ。

あまりにも強大な魔力だと、魔力操作が困難になるし、その前にドライヤ自身の身体がもたずに破裂する恐れまである。そんな危険の伴う技の魔法陣だった。

しかしその効果は絶大で、起点に流す魔力が大きければ大きいほど、その効果は高まるのだ。

 本来はそれだけでも十分な効果があるのだが、今回はシルフィーナが上空から結界の内側に放たれる魔力を上空から螺旋状に旋回させ更なる効果拡大を謀るようだ。結界内にいる魔物達の未来は絶望的だろう。



「あの、皆さん? そんなに暢気に構えててもいいんでしょうか」

「問題ありませんぞ。既に範囲固定は済んでおりますからな」

「それについては同意しましょう。魔力が豊富な森で私やエンダーの結界を破れる魔物など、よほどのもので無ければ無理ですわ」

「上空も終わってますよ~」


 あ、そうなんだ。もう結界の構築は終わってたんだね。だったらゆっくりでもいいのか、囲い済みって事だもんね。

 三人とも余裕なのは、そういう事だったんだ。


「キズナ様。いつでもどうぞ」

「それじゃあ、むむむむー、行くよー!」

「ちょっちょっちょっーと待ってください!」

「え?」


 えー? いつでもどうぞって言ったのに、ドライヤさん、どうしたの? しっかりと掛け声も掛けたよ?


「キズナ様?」

「はい、なんですか?」

「まさかとは思いますが、その全力の魔力で行かれるつもりですか?」

「え? そうだけど(全力じゃないけど)」

「それはちょっとー……」

「た、たしかにそうですな、あまりにも過剰な魔力です。それではドライアが可哀想です。よしんばドライヤがもったとしても私がもちませんな」

「私もマゼマゼできないかもー」


 んん? あっ! 僕ってレベルが上がってたんだ! そりゃそうだよね、ドライヤさん達は制御・増幅もしなきゃいけないから五割も出しちゃ大変だね。

 ここは一割ぐらいで……


「こんなもんで、どう?」

「まだちょっとー……」

「キズナ様、その一割ぐらいで宜しいかと」

「そうしてくれるとこっちもマゼマゼしやすいかもー」


 コレの一割だったら1%になるんだけど。0.1割は一分だっけ。そんなのでいいの?


 そんな小さな魔力でいいのかと戸惑うキズナであったが、ドライヤ達が戸惑うのも当然の事。

 前回、呼び出されたメイからキズナのレベルは聞かされていたので、ある程度予想はしていたのだが、普通のレベル七〇〇とキズナのレベル七〇〇では雲泥の差がある。

 それはそうだろう。レベルアップ時の補正度がまるで違うのだから。

 経験値補正があるのでレベルアップも早いが、レベルが一上がる毎に取得するステータス値も破格なのだ。

キズナの持っている『マリアの加護』(諸々纏めた超過保護な補正とも言う)のステータス補正でレベルアップ時のアップ率が通常の約五〇倍と、全く比較にならないのだ。

 その予想を遥かに上回る魔力を流入されようとしたドライヤが躊躇うのも致し方ないと言えるだろう。

 エンダーとシルフィーナにしても他人事では無い。ドライヤが乗り切れてしまえば、次は我が身なのだから。二人とも乗り切れるとは到底思えないので、半分はドライヤのために賛同したのだ。残りの半分は自分のためだが。



「じゃあ、これくらい?」


 元先生の三人にそう言われると従うしかないので、言われた量の魔力を示してみた。

 魔力操作は得意な方……いや、この元先生たちもそうだけど、最後の先生達に、より厳しく仕込まれたので得意にさせられた、が正しいかな。


「もうちょっと少なくてもいいかなぁ……」

「そ、そうだな。その半分ぐらいでも構わないのではないだろうか」

「そうね~、二人に賛成かな~」


 この半分って言ったら、もう五厘じゃん! 0.5%だよ? そんなのでいいの!?

 あ、そっか、三人で増幅するんだね。元先生だからって、僕にいいとこ見せようとしてたのか。見せ場は取っちゃダメだったね。反省反省。


「これぐらいでどうでしょう」

「あっ、それなら何とかなりそうね」

「うむ、大丈夫であろう」

「うん、がんばれそうかな~」


 うんうん、なるほどなるほど。それでは先生達の力を勉強させてもらおっか。


「じゃあ、行きますよ」

「んぐ…はい、よろしいですわよ」


 キズナの合図でシルフィーナが飛び立ち、ドライヤは生唾を飲み込み身構えた。ドライヤの隣ではエンダーも額から汗を滴らせ身構えている。


「はっ!」

「ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐっぐっぐっぐっぐは―――……行っくわよー」

「よし来い!」

「どうぞ~」


「「「【結界殲滅陣】!!!!!!」」」


 僕が注いだ聖属性魔力をドライヤさんがエンダーさんの結界に沿って流して行く。

 そこでようやく結界範囲を確認できたけど、どんだけってぐらい広い範囲を囲っていたようだ。

 だって僕は索敵能力は殺気感知しか持ってないんだから。

 だからドライヤさんが流した魔力を辿って範囲を確認したんだけど、一辺が十キロぐらいあるね。


 あ、もう一周して戻って来た。あとはこれを上に押し上げて、上まで行ったら中へと放出して行くんだったね。

 今回は、最後にシルフィーネさんがかき回す手筈になってるんだけど、放出まで早くない? まだ二秒も経ってないのに、もう放出の段階に入ってるよ。これってもっと魔力を足した方が……


「キズナ様? もう魔力は足さなくても結構ですからね」


 読まれた?

 あ、そうだった。先生達の見せ場だったね。


(これ以上増やされたら私の身体が持たないわよ。キズナ様はどれだけ成長されてるの? 今は命の危機を感じて神経が鋭敏になってるから気がついたけど、そうじゃなかったら死んでたわね)

(むぅ、これは予想以上だった。さすがにここまでとは思わなかったぞ。キズナ様はこの世界でどれだけ過酷な修行をされているのだ。はっ! それだけ早くお帰りになりたいのだな。この事を知れば、マリア様もさぞお喜びになるだろう)

(もう! なんなのー? 魔力多すぎ~! こんなのマゼマゼするの大変じゃな~い!)


 三種三様ではあったが、皆総じて『キズナ様の魔力多すぎ!』という感想だった。


「本当に足りますか? もう少し足しましょうか?」

「「「いらない!!」」」


 三人の声が重なった。


(キズナ様は私を殺す気ですか?)

(私ももう限界だ! これ以上になると、ドライヤには悪いが放棄させてもらう。やはり一番大事なのは自分の命だ)

(なんなのー! もう無理~! これってマゼマゼする必要ないし~!)


 そう、シルフィーナが思ってたように、キズナの流し込んだ聖属性魔力をエンダー主体でシルフィーナの二人で内側に放出した魔力で、大半の魔物が殲滅されていたのだ。

 あとは少し上位の魔物が残るだけだったのだで、【結界殲滅陣】を解除して各個撃破の方が三人にとっては楽だったのだが、さすがに元教え子の前で無様な姿は見せられず、やせ我慢して頑張ったのだった。


(も、も、もう、いいかしら。もう限界なんだけど)

(私ももう限界だ。もう流さして来なくていいのだぞ)

(もう無理~)

(でもまだ残ってるのよ! 一気に出すわよ!)

(辞めてくれ! こっちがもたん! 私を殺す気か!)

(私、もうダメ~)


 目で語り合うドライヤとエンダー。シルフィーナは上空なので一人で限界を迎えようとしていた。

 そんなシルフィーナの状況を察したエンダーがシルフィーナに命令した。

自分も限界だったので、シルフィーナに振れないかと思って見たので気付いただけなのだが、偶々それが功を奏した。


「シルフィーナ! もう混ぜなくていいからこっちを手伝え!」

「わかった~」

「も、もう全部出すわよ」

「もう少し待て! こっちの体制が整うまで待つのだ!」

「こっちも限界よー! はぁーっ! 残り全解放よー!」

「ぬぐっ! おおおおおおお!」

「ひゃあああぁぁぁぁぁ!」


 一際輝く聖属性魔力が結界内を駆け巡った。

 シルフィーナもかき混ぜる事を辞め、エンダーの魔力操作を手伝う事で、なんとか、なんとかギリギリの線でこの局面を乗り切る事ができたのだった。


「はぁはぁはぁはぁ……」

「ぜぃぜぃぜぃぜぃ……」

「ひゅぅひゅぅひゅぅ……」


 人目も憚らず地面に横たわる三人。

 そんな三人にキズナが嬉しそうに声を掛けた。


「凄いですね。さすが先生達です。あんなに魔力を増幅できるなんて、勉強になりました」


 (((全部お前の魔力だよ! 増幅なんてしてねーよ!)))


 心の中の毒のある声が揃う三人であった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ