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第3回レギュラーメンバーの番組『研修旅行について』


次回、書く研修旅行についての放送です。


スランプなため、たなり文章が短く訳のわからない状態ですが、見ていただけると嬉しいです。


でわ、どうぞ。



 自室に馴染み始めてはや数日、自室で不藤雄一がのんびりしていると、彼の携帯電話に一通のメールが送られてきた。

「ん?誰からだろ。」

 雄一は携帯電話を開けてメールボックスの中にある受信されてきたメールを開けた。そのメールには、こう書かれていた。


『今夜7時からレギュラーメンバーの番組の収録をします。今回は重要な収録なので、放送開始時刻よりも30分ぐらい早く来て下さい。最低でも5分前には8階第8スタジオに集合して下さい。...by赤石雄二』


「んじゃ、行くか。」

 雄一は、放送用に使う衣装ブレザーとズボンに着替えてネクタイをしめ携帯並びに貴重品をポケットなどに入れ部屋を出て行った...。鍵はオートロックのため閉める必要はない。


 雄一はホテル1階にエレベーターで降りて来ると、妙に自販機の前に大量に並ぶ人達が見え、気になってそこへ向かった。

 そこに行って見ると、まぁ自販機があった。(当たり前だがな...。)雄一は何故、自販機にこれ程の人達が集まっているか気になり聞いた。

「すみません、この騒ぎは何ですか?」

 すると、聞き覚えのある声の男性が答えた。

「この自販機、凄いんだよ。」

「そうなんですか?っていうか、破出崇先生じゃないですか。」

 雄一は途中で声の主が破出崇先生だと分かり言った。すると、破出崇先生は言った。

「あー、赤石さんから聞いているよ。不藤君かい。」

「そうですよ。それで、その自販機が凄いとは?」

 雄一はそう聞いた。すると、破出崇先生は答えた。

「ん?この自販機は物を頼むと自動で作ってくれてそして完成した状態で出てくるんだ。」

「それは凄いですね。」

「でしょ?また今度試してみるといいよ。」

 雄一がそう言うと、破出崇先生は「暇な時に使用してみたら?」みたいに言った。すると、雄一は言った。

「まぁ、そうしてみます。」

「そういえば、君がその格好という事は赤石さんに収録で呼ばれたかい?」

 破出崇先生は言った。当たりである。雄一は言った。

「そうですよ。これから収録です。」

「まぁ、頑張って。」


 破出崇先生は言った。すると、雄一は頷いてレギュラーテレビに向かって行った...


 数時間後...


「こんばんは〜。」

 そう言ってスタジオ内に入った。すると、スタッフ一同は

「はい、こんばんは〜。」

 と挨拶を返した。そして、雄一が扉を閉めるとある1人のスタッフが彼のもとにやって来た。そのスタッフは赤石雄二スタッフだった...


「よぉ、不藤。それなりの時間にしっかりと来たな。」

「まぁ、一応はレギュラーメンバーのリーダーですから。」

 2人が会話していると、スタジオの扉が開き池谷和也が入って来た。

「不藤、居たのか。」

「あー、俺はついさっき来たんだよ。」

 そう雄一と池谷が話をしていると、赤石さんは言った。

「よし、今日の内容を軽く説明しておくぞ。」

 そして、赤石さんは2人に放送予定用紙を渡した。それを見て雄一は言った。

「へぇ...明日から始まる、修がっ−いや、研修旅行についての話し合いか。」

「お前、今...修学旅行って言おうとしなかったか?」

「まぁ、気にしないで下さい。赤石さん。」

 雄一と赤石さんがこのように会話をしていると、放送予定用紙を読み終えた池谷は言った。

「っていうか、明日から始まる事を今日に決めたらしおり作れなくないですか?」

 確かにな、そこはどうするのだろうか。

「大丈夫だ、しおりについては放送中の話をスタッフがメモしてそれをまとめて書いて放送終了後にメンバーに配るからさ。」

 赤石さんは言った。さて、それは可能なのだろうか。

「まぁ、多分逆算しりとりをしてもらうから、そのしりとり中には完成するだろ。」

 つまりは、それでしおりが作られるまでの時間稼ぎをするという事だろうか。こんなふうに会話をしていると、スタジオの扉が開きそこからレギュラーメンバー達が中に入って来た。

「おっ、今日は時間通りに来たか。」

 彼らの姿を見た赤石さんは言った。まぁ、今までは遅刻しかしていなかったからな。そして、赤石さんは言った。


「じゃあ、いつものポジションに行って。」

 レギュラーメンバー達は司会者は司会席に、それ以外は自分の席に座った。そして、あるスタッフが言った。

「本番開始まで、3・2・1...0!!」


バカーン!!


 赤石さん、またもカチンコを壊してしまった。すると、池谷が言った。

「またかよ...」

 ...まぁ、仕方ないさ。いつもの事だからさ。その後に雄一は言った。

「っていうか、初っぱなからカンペがでてる。」

【今回、俺も司会席に行くから。】

 カンペにはそう書かれていた。すると、雄一は言った。

「じゃあ、来て下さいよ。」

 すると、赤石さんは司会席にやって来て言った。

「なんで、俺がここにやって来たかと言うと、今回の研修旅行は俺もレギュラーメンバーとして、行くからだよ。」

「じゃあ、あなたが進めて下さいよ?」

「もとより、そうするつもりだ。」

 雄一の言葉に赤石さんはそう言った。...つもりって。

「じゃあ、赤石さん。お願いします。」

 池谷は言った。すると。赤石さんはこう言った。

「了解...不藤、頑張れ!!」

 そして、雄一の肩をポンッ!と叩いた。

「はぁ?」

「いや「はぁ?」じゃないよ、不藤。俺はお前に司会を頑張れと言っているんだ。」

「はぁ、了解です。」

 そう言うと、雄一はレギュラーメンバーが全員集まっている事を確認すると言った。

「えー、じゃあ今回のレギュラーメンバーの番組を開始します。まぁ、今日は司会席に赤石さんがいますが、いつも通りしていきましょう。」

「は〜い。」

 メンバー一同は言った。かなり気の抜けた返事だった。...夜の放送だから疲れているのだろうか。

「まぁ、人それぞれ何かあったんでしょうが放送、始めます。」

 雄一がそう言うと、五十嵐とパチパチズが言った。

「ちょっと頼みがあるんだけど。」

「はい?」

 雄一は言い返すと五十嵐が言った。

「パチパチズだけさレギュラーメンバーの中で番組を持ってないだろ?」

「だな。」

 ちなみに、これで言われた番組とはこの小説以外に書かれている小説の事です。


 まぁ、軽く書いておきますと...『少年の学校生活には、不藤雄一、池谷和也、五十嵐缶三郎』がメインで出ていて、『The another worldには、不藤雄一、池谷和也、五十嵐缶三郎』がメインで出ていて、『少年と第8係の刑事たちには、不藤雄一、池谷和也、五十嵐缶三郎、大原哲、坪井速人、上田何作、東大天才、歌川等心』がメインとして出演しています。

 確かに、パチパチズだけが出演してしない。何だ?パチパチズの出演番組を作れと言うのだろうか。すると、パチパチズが言った。

「だから、僕らの番組がほしい。」

「俺に全てを決める権限は無いって。赤石さん、どうしまっ...」

「いや、全ての権限は局長だからな?」

 雄一の言葉の途中で赤石さんは返事をした。池谷は言った。

「じゃあ、誰かが局長に掛け合うしか...」

「OKだ。」

 そう言う男の声が聞こえた。メンバー全員がその方向を見ると、そこには手抜局長が立っていた。

「局長、いつの間に。」

 大原さんが言うと、手抜局長は言った。

「さっきだよ。」

 いや、扉の開く音すら聞こえなかったのだが...まぁ、気にするな。

「じゃあ、ジャンルは五十嵐とパチパチズで決めておいてくれ。」

「了〜解〜。」

 雄一が言うと、五十嵐とパチパチズはそう言った。すると、

「決まりだな。じゃっ、俺は用事があるから...後は頑張れよ。」

 そう言って手抜局長は、スタジオを後にして行った...。


 手抜局長がスタジオを出て行った後...


「一体、いつスタジオに入って来ていたんでしょうね。」

「さぁな。」

 そう坪井さんと上田さんが順番に言うと、

「まぁ、あまり気にしなくて良いじゃないですか。」

「ですよね。」

 東大と歌川さんが順番にそう言った。すると、赤石さんが言った。

「まぁ、とりあえず明日から始める研修旅行についての話を始めるぞ。」

 メンバー達は、それを聞いていつもの放送の状態に戻った。



「えー、では研修旅行についての話をします。まず、研修旅行は0泊1日の設定になっています。行き先は、京都府です。」

 雄一がここまで言うと、池谷は言った。

「0泊って事は、日帰りか?」

「ですね。」

「−で、どこに行くんだよ。」

 五十嵐は言った。すると、雄一は答えた。

「京都府だ。って言ったでしょ。」

「京都府のどこに行くのかを聞いている。」

 五十嵐はそう言った。すると、雄一は言った。

「赤石さん、どういうスケジュールなんですか?」

「京都府に着いたら、まずお土産の焼き物を買って、複智岾の桜咲高校で何かをする。そして、帰ってくる。」

 何故、桜咲高校という自分が作っている別の小説に出てきている学校の名前になったかというと、他に学校名が浮かばなかったからである。まぁ、実在はしませんけどね。

「だそうです。」

「まぁ、何かは分かりませんが企画をするようです。」

 池谷の言葉に続き雄一は言った。すると、それの次にさらに雄一が言った。

「まぁ、赤石さんから電話で東京に呼ばれるまで俺が通っていた高校みたいだがな。」

 電話で東京に呼ばれる。というのは、この小説の一番最初の話で出てきていると思います。

「まぁ、再開がてら話をしてこい。俺はら、その間辺りを散策しているから。」

「了解です。」

 赤石さんの言葉に雄一はそう返した。すると、坪井さんが言った。

「あの、それだけですか?」

「いや、バスの中でもレクレーションとかはする。」

 赤石さんが答えると上田さんは言った。

「なるほど。ちなみに、その学校に我々が行くと伝えてあるんですか?」

「無断で使うのは失礼ですよ?」

「許可はとった。」

 上田さんに続けて東大がそう言うと、赤石さんはそう答えた。すると、大原さんは言った。

「ちなみに、学校という事は幾つかクラスがありますよね。誰がどこを担当するかは決まっているのですか?」

「決まっているよ。クラスは第2学年の3クラスだ。つまりは、レギュラーメンバーは10人行くから、3人が2クラスを、4人が1クラス持たせてもらうように交渉したら、OKが出た。」


「−で、誰がどこなんですか?」

 歌川さんが言うと、赤石さんは担当のクラスとそのクラスの担当者を言い出した。

「まず、1組。クラス人は49人。ここを担当するのは、不藤・赤石・歌川の3人だ。そして、2組。クラス人数は45人。ここを担当するのは、池谷・五十嵐・パチパチズ(5匹でひとかたまり。)の3人だ。最後に、3組。クラス人数は47人。ここを担当するのは、大原・上田・坪井・東大の4人となった。」

「なるほど。」

 メンバーがそう言うと、赤石さんが補足して言った。

「まぁ、でも高校ってのは確かコース選択とかで他のクラスと合同でする事が多いから、多分1クラスに色んなクラスの生徒がいる可能性があるから、そのつもりでな。」

「は〜い。」

 メンバーは軽い返事をした。すると、赤石さんが言った。

「まぁ、研修旅行については以上だな。」

 もう一度、軽く説明すると...まず、何かを使って京都府に行き京都府のどっかでお土産の焼き物を買い、複智岾(実際には、こざいません。)というところにある不藤さんがレギュラーテレビに来るまで通っていた桜咲高校(これも、ございません。)に行って、割り振られたクラスで授業をして帰ってくる。...という事です。

 ...何か色々と足りない気がするっ!!

「そういえば、赤石さん。東京~京都には何を使って行く予定ですか?」

 池谷が言った。そうだ、まずそれが言われていなかった気がする。すると、赤石さんは言った。

「まぁ、新幹線になるよな。軽く、2時間半はかかると思うがな。」

 実際、どれぐらいかは知りません。

「-で赤石さん。電車の暇な時間は、どうしますか?」

 雄一は言った。普通、研修旅行や修学旅行はそういう暇な時間にはレクレーションをするようなのだが。(しないかもしれませんがね。)

「あー、逆算しりとりでもやるか?」

「は?」 赤石さんの言葉に、レギュラーメンバーの雄一と池谷以外はそう言った。すると、赤石さんは言った。

「逆算しりとり、知らないのか?」

「知りません。」

 先程、「は?」と言っていたメンバー達は言った。そういえば、雄一と池谷以外のレギュラーメンバーは、逆算しりとりを一度もやっていないから知っているはずがない。それに気づいた赤石さんはこう言った。

「あー、お前らは初耳だったよな。まぁ、後でやるからその時に不藤が教えるから、その時にルールを覚えてくれ。」

「は〜い。」


「逆算しりとり、やるんだ。赤石さん俺が教えるんですか?...ってお前ら、勝手に「は〜い。」って言うんじゃないよ。」

 赤石さんの言葉に対するレギュラーメンバーの返事を聞くと雄一はそう言った。

「まぁまぁ、気にするな。」

 赤石さんは、そう言った。すると、雄一は言った。

「了解...」

「−で、他に何かないか?」

 赤石さんが、聞くと誰も何も言わなかった。無しという事だろう。すると、赤石さんは言った。

「無いみたいだな。じゃあ、俺はスタッフ陣に戻ってしおりの製作に移るから、逆算しりとりの練習でもしておいてくれ。時間になったら、どうにかするからさ。」

 そして、赤石さんはスタッフのいるところへと戻って行った...


 赤石さんがスタッフ陣に戻った後...


「じゃあ、やりますか。逆算しりとり。」

「だな。不藤、ルール説明を頼む。」

「了解。」

 池谷にそう言われると、雄一はそう言って逆算しりとりのルールを説明しだした。

「逆算しりとりのルールを説明する。ルールは簡単、しりとりの逆バージョンだ。−って言っても初めての人は分からないから1から説明をする。まぁ、最初の言葉が『しりとり』だった場合は、普通のしりとりなら『リンゴ』とかのように、語尾に続く感じで言えば良いのだが、この逆算しりとりはしりとりの逆なので、最初に『しりとり』と言われると、次の人はその言葉の頭文字で終わる言葉を言わなければならない。例えば、『粒子』みたいにな。−んで、勝利条件は...『しりとり』と言うか、『上がり』と言うか、『勝利』と言うか、自分以外がギブアップしたらとなる。...だいたい分かったか?」

 雄一が説明を終えてそう言うと、他のレギュラーメンバー一同は頷いた。すると、池谷が言った。

「不藤、順番どうする?」

「んー、そうだな初めての人が大半だからなぁ...」

 そして、少し考え雄一は言った。

「よし、順番は...不藤→池谷→五十嵐→坪井さん→上田さん→大原さん→東大→歌川さん→パチパチズで不藤の順に回して行こう。みんな、良いか?」

「おうっ。」


 メンバー一同がそう言うと、雄一は言った。

「じゃあ、始めるぞ。its 逆算しりとり!!」


 そして、逆算しりとりが始まった。えー、書き方をかえさせていただきますが、ご了承下さい。


 −と、始めたかった(始める気、満々だった)のだが...最初の言葉を出していないのに気づいた雄一が言った。

「すまん、最初の言葉をいい忘れていた。最初の言葉は『研修旅行』でいこう。」

 そして、今度こそ逆算しりとりが始まるのであった...。




 えー、ここから書き方をかえます。


不藤「えー、『研修旅行』の『け』で終わる言葉だから...『仕分け』で。」

池谷「じゃあ、『力士』で。」

五十嵐「ん?」

不藤「『力士』だから、『り』で終わる言葉−あ、ヤバイじゃん。」

五十嵐「んじゃ、『仕送り』。」

不藤・池谷(良かった、違うやつを言った。)


 なぜ2人は、そう思ったかというと、五十嵐の番にもろ勝利条件を満たす言葉が言えるように回っていたからである。まぁ、五十嵐は言わなかったから「良かった。」って事である。


坪井「『し』で終わる...『闘牛士』!!」

上田「『と』か、『ミント』。」

大原「『刺し身』。」

東大「『監査』。」

歌川「『婦人科』。」

パチパチズ「『ふ』!?...『寄付』。」


...2順目。


不藤「『キツツキ』。」

池谷「この人、酷っ!!『加湿器』。」

五十嵐「『進化』。」

坪井「『看護師』。」

上田「『アルパカ』。」

大原「『あ』〜!?...『キャビア』。」

東大「この場合は、どっちなんですか?」


 どういう意味かお分かりだろうか?大原さんが『キャビア』と言った。この場合は次に答える東大は『き』で終わる言葉だけなのか、『き』と『きゃ』のいずれかで終わる言葉を言えば良いのか、「どっちだ。」という状況なのである。


池谷「どうする?不藤。」

不藤「『き』でも『きゃ』でもよしにしよう。」

池谷「だとさ東大。」

東大「了解です。じゃあ、『消火器』。」

歌川「『足』。」

パチパチズ「『あ』!?...『ルアー』。」


 ...3順目。


不藤「なるほどね。『ポリエステル』。」

池谷「『ポ』?...『散歩』。」

五十嵐「『少佐』。」

坪井「『警察署』。」

 『し』か『しょ』で終わればいいからOKです。



上田「『吐き気』。」

池谷「嫌な言葉だなぁ。」

上田「まぁまぁまぁ。」

大原「『周波』。」

東大「『黒魔術師』。」


 まぁ、ありにしておこう。


歌川「『マイク』。」

パチパチズ「『ふすま』。」


 ...4順目。


不藤「『政府』。」

池谷「『汗』。」

五十嵐「『ユーモア』。」

坪井「『ゆ』、出してきましたか。『さ湯』。」

上田「『時差』。」

大原「『冬至』。」

東大「『と』ですか。『使徒』。」

歌川「『漁師』。」

パチパチズ「『不慮。』」


 ...5順目。


不藤「『農夫』。」

池谷「『の』...『斧』。」

五十嵐「『青』。」

坪井「『ツアー』。」

上田「『罰』。」

大原「『芝』。」

東大「『新橋』。」

歌川「『北九州市』。」

パチパチズ「『鈍器』。」


 そして、6順目。-に、入ろうとすると赤石さんがカンペを出していた。

【しおりが完成したから今日の放送の締めを頼む。(強引に。)】

「了解。みんな、逆算しりとりはこんな感じだ。明日は、研修旅行だ帰りにしおりをもらって帰るように以上。」

 そう雄一が言うと、池谷が言った。(ここから、書き方を戻します。)

「ん?終わるの?」

「はい。」

「いきなりすぎない?」

「いきなりじゃない。カンペでてるから。」

「いや、でもs...」

「はい、第3回レギュラーメンバーの番組はここまで。皆さんお疲れ様でした。帰りにしおりを忘れないように。でわ、次回の研修旅行編をお楽しみに。でわでわ...。」

 池谷の意見を軽く流して雄一は番組を終わらせた...


「はい、オッケーです。」

「終わっちゃったよ。」

 あるスタッフの言葉を聞いて池谷は言った。かなり強引に今回は終わったな。

 放送が終わると、レギュラーメンバー一同は赤石さんのもとに行き、明日に行われる研修旅行(日帰りの旅)のしおりをもらって次々とスタジオから出て行った。

 しかし、上田さんがスタジオを出ようとすると雄一が上田さんを呼び止めて言った。

「あの、放送の最初の方でパチパチズの番組を作ると言ったじゃないですか。それで、その番組に出す新キャラクターの製造とか可能ですか?」

「もちのろんだ、まかせとけ。」

「頼みます。」

「はいよ。」

 上田さんはスタジオを後にした。これでスタジオに残っているのは、雄一と池谷と五十嵐と赤石さん。そして、スタッフが多数だ。すると、近くにいた池谷が言った。

「何で、新キャラを?」

「んー?なんとなくだ。」

 雄一はそう答えた。おい、答えになってないぞ。すると、池谷は言った。

「そうか。...っていうか、終わらせ方が雑だったと言うか強引だったと言うか。」

「仕方ないだろ、カンペにも書いてあったし。カッコ付きで。」

 雄一が言うと、赤石さんは言った。

「でも、まさかカッコ付きで書いた方を優先するとは思わなかったよ。」

「っていうか、何でカッコの中に書いたんですか。」

 池谷が言うと、赤石さんは答えた。

「まぁ、明日の集合時間が朝早いからみんな早く帰らせてやろうと思ってさ。」

「なるほど。」

 雄一が納得みたいにしていると五十嵐が言った。

「とりあえず、俺らも帰ろうぜ。」

 まぁ、赤石さんもそれを望んでカッコの中にあの言葉を入れていたしな。

「そうするか。」

 池谷がそう言うと、雄一は言った。

「俺はまだ、話があるから2人だけで帰って早く寝て明日に備えておいてくれ。」

「ん?了解。まぁ、お疲れ様でしたー。」

 池谷はそう言ってスタジオを後にした。

「んじゃ、明日な。お疲れー。」

 五十嵐も、そう言ってスタジオを後にして行った...


 2人がスタジオを出ていくと雄一は赤石さんに言った。

「大丈夫でしょうかね...明日は。」

「ん?研修旅行がうまくいくかか?」

「それも、そうですが...あの学校に行くんですよね?桜咲高校に。」

「ああ。」

 赤石さんは、そう答えた。すると、雄一に言った。

「どうした?何か不安でもあるか?」

「まぁ、不安だらけですよ。いきなり、学校から飛び出て行方不明になった奴がテレビ局員になって高校にやって来たら、みんな「何、アイツ。」とか言いそうじゃないですか?」


 雄一は、そう言った。すると、赤石さんはこう言った。

「それは、無いだろ。確かに、お前はあの時以来その高校で仲の良かった人達にも会ったり、連絡すらとっていないみたいだったな。確かに、変に思われるかもしれない。−だが、それは社会に出ればよくある事だ。俺にもたくさんあったさ。でもな、もし本当に仲の良かった人が居たならその人たちは、急に居なくなった人がいきなり会いに来たり、急に連絡をくれたりすると必ず、あたたかく迎えてくれるはずだぜ。」

「そんな、ものですかね。」

 そう雄一が言うと、赤石さんは雄一の肩に手をおいて言った。(ちなみに、あの時とはプロローグの日の事を指しています。)

「まっ。そんな事、今は忘れな。お前は、れっきとしたレギュラーテレビの局員だ、それにレギュラーメンバーのリーダーだ。いつもの放送のように明日の研修旅行も堂々としていれば良いんだよ。」

「そうですね。とりあえず、明日の研修旅行をやり遂げる事だけを考えます。」

 赤石さんは雄一の肩から手を放して言った。

「ふっ、それでいい。まぁ、何かあれば俺に言いな。出来る限りのフォローはしてやるからさ。」

「出来れば、迷惑をかけないようにはしますがね。」

「そうか。まぁ、今日はもう帰って寝な。じゃないと明日の研修旅行、メンバーのノリについていけないぞ。」

「じゃあ、そうさせていただきます。お疲れ様でしたー。」

 そう言って雄一はスタジオを後にした。その後、赤石さんは残っているスタッフ達の所に行き、明日の研修旅行について最後の話し合いをしたのであった...。






投稿して、気づいた事なのですが。


赤石さんの「もとより、そのつもりだ。」みたいな言葉の後の「不藤、まかせた。」がありましたけど...これ、明らかにさ...赤石さんのセリフ矛盾しているよね!?


最初は、「自分がやるつもりだった」みたいに言って、数秒後には「まかせた。」みたいな感じだからねあれ。


そして、最後の方の赤石さんと不藤さんの話し合い、何か僕の書き方に似つかわしくない気もしましたが、まぁスランプだし仕方ないかも...

後、終わらせ方も強引だったしね。


それは、そうと。


今回の放送の中でパチパチズの番組を作ると言っていましたが、実際に小説として書いていきます。


題名は『VSパチパチズ』という感じにしました。


何だ、この幼稚なネーミングはだが作者はこれが限度ですので、深く言わないで下さい。


まぁ、そちらの方も見ていただけると嬉しいです。(投稿日は、まだ未定。)


まぁ、とりあえず次回作をお楽しみに。


でわでわ...。



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