ホテル見学~自室紹介と施設紹介~
今回は、ホテルの自室と施設を紹介しています。
えー、一応話は前話から続いています。
鍵の開け閉めを教えた赤石さんは言った。
「じゃあ、次に部屋の説明をするからな。」
そして...
スッ!!クルッ!!サッ!!シュコッ!!ピピッ!!ガチャ!!バカンッ!!
赤石さんは再び自室の扉を開けた。...えー、この効果音の詳しい詳細については前話をご覧下さい。
すると、それを見て雄一は言った。
「...他の開け方、無いんですか?」
「あるよ。」
「あんのかよっ!!」
赤石さんがそう言うと、池谷は思い切り突っ込みを入れた。それを聞いて、雄一は言った。
「−で、どんな開け方なんですか?」
「普通に鍵をさして回すとか、カードキーをカードリーダーに矢印の向き通りに通すとか。」
「そのどちらかで良くね?」
赤石さんの言葉に、池谷はそう言った。すると、赤石さんは言った。
「まぁ、開け方は人それぞれだから。」
「はぁ、そうですか。」
池谷は言った。すると、赤石さんは言った。
「とりあえず、部屋の説明をすっから中に入れ。」
そう言って2人を部屋に招き入れた。そして、自分は最後に入り扉を閉めた。
部屋の中に入ると赤石さんは部屋について説明をしだした。
「まぁ、入るとすぐそこに靴入れがある。中にはスリッパや−いやスリッパ等が入っている。まぁ、買った靴を収納している人もいるな。」
ちなみに、新品の部屋にはスリッパしか入ってはいない。そして、赤石さんは少し進んで立ち止まった。そして、言った。
「−んでまぁ、ざっと進んで行くと4LDKみたいな感じになってる。」
「凄ぇな。」
池谷は言った。4は作者もあまり知らないから何も言えないが、LDKは確か...Lはリビング、Dはダイニング、Kはキッチンだったはず。まぁ、ホテルにそれだけが揃っているのは凄い事だ。
「−んでだ。この入り口から少し歩いたら扉が左右にあるよな?入って正面を見たときに左側にある扉を開けると、クローゼットがある。右側の扉を開けると、中には風呂とトイレと洗面所がある。」
赤石さんは、部屋の入り口周辺の事をざっと説明した。そして、さらに奥へ進んで行った。雄一と池谷はそれについて行った...
赤石さんは居間みたいな所に立つと言った。
「まぁ、ここらが居間だ。−で、そこの窓からは外の景色が見れる。そして、そっちにはキッチンがあってダイニングもある。」
言い終えると、赤石さんは別の部屋に入った。雄一達もその後をついて行った。
中に入るとベッドがあった。寝室のようだった。
「まぁ、ここは寝る時ぐらいにしか使わないだろうな。」
赤石さんはその部屋の説明を終えて部屋を出た。雄一達も続いて部屋を出た。
居間に戻ると、赤石さんは言った。
「まぁ、部屋はざっとこんな感じだ。自室としてからは、その部屋は自由に改装なりして良いらしいからな。...さて、部屋の説明は以上だが何か質問とかはないか?」
「いえ、とくには。」
雄一と池谷はそう言った。すると、
「そうか、じゃあ施設紹介をするから部屋から出てくれ。」
そう赤石さんは言って扉を開けた。雄一と池谷は部屋を出た。その後に、赤石さんも部屋を出た。そして、その部屋の鍵はオートロックで閉められた...
それを確認すると、赤石さんは言った。
「じゃあ、施設の紹介に行くぞ。」
そして、3人はエレベーターに乗り込んだ。向かった先は、1階だった...
エレベーターから出て少し歩くと赤石さんは立ち止まって言った。
「あー、全部の施設を回っていたら日が暮れるから、ある程度だけ紹介するが良いか?」
「大丈夫です。」
雄一はそう言った。すると赤石さんは
「そうか、じゃあ行くぞ。ついて来い。」
と、言って歩いて行った。雄一と池谷はその後をついて行った...
まず、赤石さんが2人をつれて行った場所は、店が沢山並んだショッピングモールみたいな場所だった。
「まぁ、ここでは買い物をしたり...たりするな。この辺り一帯の店にはわざわざ商品を買いに来るだけにホテルに泊まっていない人も来るという噂がある。まぁ、商品は自分で来て確かめろ。」
赤石さんは軽く説明をした。軽すぎる気がするがな。そして、
「よし、次行くぞ。」
そう言って次の場所に向かった。2人はその後について行った...
次につれて行った場所は、色々と料理屋が並んだ中華街みたいな所だった。(中華だけではありませんよ。)
「まぁ、ここは主に食事を取るために活用する場所かな。ここ一帯もさっきの店同様に外からの客も沢山来るみたいだ。まぁ、味は自分で行って確かめろ。」
赤石さんの説明が終わった。軽いなぁ、説明。そして、
「んじゃ、次行くぞ。」
そう言って赤石さんは次の場所に向かった。2人は赤石さんについて行った...
次につれて行った場所は、大浴場だった。
「ここは、大浴場だ。大浴場ってのは分かるよな?風呂だ、風呂。まぁ、ここにも沢山の人が入りに来るから、上手く時間を見ないと大変な目にあうからな。」
赤石さんは、軽く説明を終えた。これも、軽すぎるだろ。そして、言った。
「まぁ、他にも沢山の施設があるんだが全部紹介すると本当に日が暮れるから、ここまでにしておく。じゃあ、フロント辺りに戻るぞ。」
赤石さんは、そう言って歩いて行った。雄一と池谷はその後について行った...
フロント辺りに戻って来ると、赤石さんは言った。
「ざっと、紹介をしたが...まぁ分からなかったらまた聞いてくれ。」
そして、赤石さんはポケットから鍵を取り出して言った。
「−んじゃ。自室の鍵を渡しておくから指定された部屋を自室として快適に使えよ。まぁ、鍵を亡くしたりしたらまた言ってくれ。」
赤石さんは、そう言って雄一に鍵を1つと池谷に鍵を2つ手渡した。何故池谷に鍵が2つなのだろうかと思った時、赤石さんは言った。
「池谷、お前は五十嵐に鍵を渡しといてくれ。その為に2つ渡したから。」
そういう事か。すると、赤石さんは続けて言った。
「じゃっ、自分の部屋を快適に使ってくれ。じゃあな。」
そして、その場から去って行った。すると、池谷は言った。
「じゃあ、俺は五十嵐を探して鍵を渡してくるわ。」
そして、彼もこの場から去って行った。すると、雄一も
「俺も、帰るか。」
そう言って、自室に戻って行くのであった...
書き終えて一言...
これ、前話のやつに続けて書いてひとくくりにして投稿して良かったじゃないか。
まぁ、投稿してしまったから仕方ないですね。
とりあえず、ホテル見学はこれで一応は終わりです。
次からは違う内容になると思います。
では、次回作をお楽しみに。
でわでわ...