表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/35

ホテル見学~自室の鍵開けと鍵閉め~


えー、確か何回かの方法で言っていたであろうのホテルの空き部屋を自室にしてもらい、自室の鍵の開け閉めを赤石さんに教えてもらう話です。



 定期考査終了後...


「着いたぞ。」

 ある建物の前に来ると、赤石さんは言った。雄一と池谷は、ポカーンとしている。

 まぁ、無理もない。目の前にあるのはかなりの高層なホテルだからだ。これを見た雄一は言った。

「赤石さん、建物を間違えてませんか?」

「そうそう、こんなホテルに泊まれるわけないでしょ。」

 続けて池谷はそう言った。すると、赤石さんが言った。

「間違えてないし、泊まるじゃなくて住むんだよ。」

 それを聞いた2人は、「は?」という状態になっていた。その状態を見て赤石さんはこう言った。

「...っていうか、局長が言ってなかったか?手続きさえすれば、自室として使えるって。」

 確かに、言っていたようななかったような。雄一と池谷は、そういう表情になった。赤石さんは言った。

「まぁ、さっさと手続きを済ませて空き部屋を自室として使わせてもらえるように許可をもらうぞ。」

 そう言って赤石さんは建物の中に入って行った。2人も続いて中へと入って行った...


 ホテルの中は、東京にありそうな高級な感じだった。(ここ、一応は東京のはずなんですがね。)

「えーと、フロントは...あっちか。」

 赤石さんは、そう言ってフロントに向かって行った。それに2人はついて行った...


 フロントの前に立つと赤石さんは、受付をしている人に言った。

「あの、レギュラーテレビの赤石雄二ですが。手抜局長が空き部屋をレギュラーメンバーの自室にしてほしいみたいな事を言っておられませんでしたか?」

「少々、お待ち下さい。」

 受付の従業員は、そこらにあった資料を手に取ると、それを机の上に置き、赤石さんが言っていた内容の話があったかを調べた。すると、あるページを開くとこう言った。

「えぇ、確かに連絡が入ってますね。話では、9部屋を自室としてもらいたいとの事でしたね。」

 9部屋という事は、雄一・池谷・五十嵐・坪井さん・上田さん・東大・大原さん・歌川さん...で、おそらくパチパチズはひとかたまりなのだろう。ふむ、確かに9部屋だ。

 すると、赤石さんは言った。

「そうですか。それで、部屋はどこを譲ってもらえるのです?」


「こちらをご覧下さい。」

 受付の従業員はその資料をカウンターの上に置いた。赤石さんは、それを見た。後ろで話を聞いていただけの2人もそれを見た。すると、受付の従業員はこう言った。

「自室にしてほしいと言われて確認した所許可が出たのはこの範囲です。」

 その範囲とは、7階の空き部屋3つと8階の空き部屋6つだった。

「分かりました。」

 赤石さんは言った。すると、受付の従業員が言った。

「それで、ですね。かなり前に上田さん・坪井さん・大原さん・東大さん・歌川さんとパチパチズという方々が来られまして、8階の部屋を取られましたので、残りは7階だけとなっていますが大丈夫ですか?」

「大丈夫です。あの、鍵の準備は終わっていますか?」

 赤石さんがそう言うと、受付の従業員は

「はい。」

 そう言った。そして、残りの部屋の鍵をカウンターの上に置いた。鍵は7階の真ん中の部屋と角とそこから1つ向こうの部屋の鍵だった。赤石さんは、それを手に取るとこう言った。

「ありがとうございます。」

 そして、2人に言った。

「よし。じゃあ、部屋に行くぞ。」

「あ、はい。」

 そして、3人は7階へと向かった...


 7階にはエレベーターで向かった。7階に着くと3人はエレベーターから降りた。部屋の並び方は左右に向かい合わせに部屋がある状態だ。

 赤石さんはそのままどこかに向かって行く。雄一と池谷はそのあとを着いていくと、ある部屋の前で赤石さんは立ち止まった。そして、赤石さんは言った。

「まずは、部屋を決めるか。不藤・池谷、どこが良い?」

 ここまで赤石さんは言うと、ある事に気づき言った。

「あー、五十嵐の分も考えないとな。」

 確かにそうだ。残っていた鍵は雄一・池谷・五十嵐の部屋の鍵だった。すると、雄一は言った。

「五十嵐の隣には、誰しろ知り合いが居た方が良いと思う。」

「同感。だけど、アイツは俺以外では手におえない気がするから五十嵐と俺がこのフロアの角2つの部屋にする。もちろん、五十嵐が一番端で頼みます。」

 池谷が言うと、赤石さんは言った。


「了解。じゃあ、不藤はこのフロアの真ん中の部屋になるが良いか?」

「大丈夫ですよ。」

 雄一はそう答えた。すると、赤石さんは今見ている部屋の向かい側にある部屋を指差して言った。

「じゃあ、不藤の部屋はそこだな。」

 そして、赤石さんは右の方を指差して言った。

「−で、そこの一番奥とその手前が池谷と五十嵐の部屋だ。」

 そして、赤石さんは元向いていた部屋のドアの方を見て言った。

「あー、言いそびれていたが俺の部屋はここだ。707号室のBだ。」

 ちなみに言うと、赤石さんと雄一の部屋は向かい側にあるという関係だ。

 続けて赤石さんは言った。

「じゃあまぁ、鍵の開け閉めについて教えるからよく見て覚えるように。」

「はい。」

 2人は、返事をした。そして、赤石さんは鍵の開け閉めの仕方を教え始めた。

「まぁ、閉めに関してはオートロックだがら説明するまでもないが、インキーには気を付けるように。じゃあ、開けかたを教える。」

スッ...


「まず、鍵穴に鍵を入れる。そして、右に回す。」


クルッ...


「そして...」


サッ...


「鍵にゴムみたいに伸び縮みする物のさきにカードキーが付けられているから、それをこのカードリーダーに矢印の向き通りに通す。」


ピピッ...


「そして、鍵を引き抜く。すると、鍵が開いているという仕組みだ。」

 鍵の開け方の説明は以上だった。結果は...


ガンガン...


 開いていなかった。

「・・・」

 3人は少し黙りこんだ。すると、赤石さんは言った。

「まっ、まぁ...タイミングが狂っていれば、こんな風に開かない事もある。」

「はぁ。」

 雄一と池谷は声を合わせた。すると、赤石さんはもう一度、同じように動作を行った。すると...


ガチャ...


「−な。タイミングさえ狂ってなければ開くだろ?」


 そして、赤石さんは扉を閉めた。そして、ノブを手で握り引いた。


ガンガン...


「そして、閉めたら自動的に鍵がかかるオートロックが発動する。」

 一応、オートロック機能の説明も赤石さんはした。そして、赤石さんは言った。

「それでだ。さっきの動作を何回かやってなれると...」


スッ!!クルッ!!サッ!!シュコッ!!ピピッ!!ガチャ!!バカンッ!!


「こんな感じな荒業みたいに開ける事が出来るようになる。」

 これを見た雄一と池谷は「あ〜?」という感じの表情になっていた。

 それもそのはずだ。読者の皆さんも何が起きたか分からないという状態だろう。では、まず...先ほどの効果音達は何の動作を表しているかを書いていこう...。


 まず、『スッ!!』は『鍵穴に鍵を入れた音』だ。

 そして、『クルッ!!』は『鍵を回した音』だ。

 そして、『サッ!!』は『カードキーを手に取った音』だ。

 そして、『シュコッ!!』は『カードキーを矢印の向き通りにカードリーダーに通した音』だ。

 そして、『ピピッ!!』は『それをカードリーダーが認識した音』だ。

 そして、『ガチャ!!』は『鍵のロックが解除された音』だ。

 最後に、『バカンッ!!』は『鍵を鍵穴から引っこ抜いた音』である。


 これらを繋げると、こんな感じになる。


『鍵穴に鍵を入れ、鍵を回したら、カードキーを手に持って、それを矢印の向き通りにカードリーダーに通しすと、カードリーダーがそれを認識し、鍵のロックが解除されたら、鍵穴から鍵を引っこ抜く。』


 ただ、の荒業にしか思えない気がするな。そして...


 ※絶対に真似しないでください。おそらく鍵も鍵穴も壊れる恐れがあります。

 まぁ、そんな感じのものを見るとそうなるよな。すると、そうなっている2人に向かって赤石さんは言った。

「ん?どうした?」

 すると、池谷は言った。

「赤石さん、荒業みたいにじゃなくて...荒業ですよ、それ。」

「そうか?」

 赤石さんの言葉の後に雄一はこう言った。

「−で、鍵を引っこ抜く時に何でバカンッって音がするんですか。」

「それは知らない、気づけばなっていたからな。」

 赤石さんは言った。...おいおい、気づけばって何だよ。

 すると、赤石さんは扉を閉めて言った。

「まぁ、鍵の開け閉めに着いては以上だ。じゃあ、次に部屋の中とホテルの施設について説明するわ。」

 赤石さんはそう言った。そして、これから部屋と施設などの説明が始まるのであった...






えー、赤石さんの鍵の開け方は荒業でしたね。


多分、誰も真似できないと思います(真似しないとも思います)。


まぁ、今後レギュラーメンバー達はその開け方で自室の鍵を開けるのか別のやり方の方で開けるのかはまだ未定です。


では、今回はこんな感じにしておきましょう。


それでは、次回作をお楽しみに。


でわでわ...





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ