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『先輩局員登場!!』


先輩局員がほしいなと思い書いてみました。


ここからも何回かは登場するはずです。


では、本文へどうぞ。




 それは、ある日の事である。

「お疲れ様でしたー。」

 別の放送を終えた雄一は3階のあるスタジオから出てきた。すると、そこの番組スタッフが彼に言った。

「不藤さん、赤石さんが探していましたよ。」

「あ、分かりました。」

「赤石さんは、2階のエレベーター前にいるみたいです。」

「色々とありがとうございます。」

 そう言って、雄一は下の階に階段で移動した。そして、2階のエレベーター前にやって来た。すると、確かにそこには赤石さんの姿があった...


「何か、用ですか?」

 赤石さんのもとに来た雄一は聞いた。すると、赤石さんはこう言った。

「ああ、ちょっとある電話がかかってきてな。」

「それが、変な内容だったから俺から何か言うのは嫌ですよ。」

 そう雄一は拒否すると、赤石さんは言った。

「いや、違うよ。そんなのに後輩を呼びつけるように見えるか?」

「全然。」

「だろ?」

「−で、用件は何なんですか?」

 雄一は聞いた。すると、赤石さんは彼への用件を言いだした。

「実は、お前に会わせる人がいるんだ。」

「へ?」

 雄一は「何言ってんの、この人。」みたいな感じでそう返した。すると、赤石さんは雄一に聞く。

「どうした?」

「いや、いきなりだったもので。」

「そうか。」

 赤石さんがそう言うと、雄一はこう聞いた。

「それで、会わせたい人とは?」

「1人は局内の情報センターにいる。」

「どこですか、そこ。」

「まぁ、着いてこい。」

 そう言うと、赤石さんはその場所へ向かって歩いて行った。雄一は彼の後について行った...


 そして、数分後...


「ここが情報センターだ。」

 そう言って、赤石さんはある部屋の前に立ち止まった。そして、赤石さんは言った。

「じゃあ、入るぞ。」

 そして、彼らは情報センターの中に入って行った...


 中に入り雄一が辺りを見回すと、沢山の資料やパソコンそして、机・椅子などが部屋の中には置かれていた。まぁ、学校でいうと進路部とパソコン室が1つになった感じだった。


「何か、凄いな。」

 雄一は何ヵ月か局内で働いていたが、ここに入るのは初めてだったためそんな気持ちになった。すると、赤石さんが言った。

「まぁ、詳しい見学はまた後日に自由にすればいい。何せここは自由に出入りが可能な所だからな。」

 ここまで言うと、赤石さんは話を本題に戻した。

「−でだな、会わせたい人ってのはおそらく奥の方にいるはずだ。着いてこい。」

 そして、赤石さんは部屋の奥の方へと進んでいった。雄一は彼について行った...


 部屋の奥の方に来ると、1人の男性がパソコンに熱中していた。彼らは、その人の所に来ると足を止めた。すると、赤石さんは彼の肩を軽く叩き言った。

「ちょっと、今いいか?」

「えー?ああ、大丈夫です。」

 彼はそう言うと、パソコンの作業をやめて椅子ごと後ろに振り向いた。すると、赤石さんは言った。

「よう、久しぶり。」

「あー、何年ぶりでしたっけ?」

「3年ぐらいになるな。」

 男性と赤石さんは話だした。すると、その男性が雄一の存在に気付き言った。

「誰だ、テメェ。」

 すると、赤石さんが雄一の事を紹介した。

「こいつは、不藤雄一という去年ここに入って番組の司会を勤めている人だ。そして、もう1つ言えばレギュラーメンバーという集団のリーダーをしている。」

「よろしくお願いします。」

「はぁ〜ん...なるほど。」

 雄一が一礼すると、その男性はそう返した。何か、面倒そうな感じだったな。すると、赤石さんは言った。

「−で、不藤。彼は神守隆史かみもり たかふみという。」

「よろしく...」

「こちらこそ。」

 雄一は、隆史にそう言って一礼した。もう、お分かりではあろうが隆史さんは面倒くさがりやのようである。

 すると、赤石さんは彼の紹介を始めた。

「えーと、神ちゃんはお前の先輩にあたる人だ。2年間局内にいて、それから3年間ある用件でテレビ局から離れていたんだ。」

「ある用件とは?」

「知らない、本人に聞けば?」

 赤石さんはそう言った。雄一は隆史に聞いてみる事にした。

「あの、ある用件とは何だったんですか?」


「お前には関係ねぇーよ!!」

 この野郎、まともな受け答えをしてくれないな、この人。

「そうですか。」

「後、敬語はあまり好かないからやめろ。」

 え?今のあなたのセリフはタメ口OKって事ですか?

 すると、雄一は言った。

「はい、分かりました。」

 敬語じゃないですか、不藤さん。まぁ、先輩には敬語でという意識が当たり前になっている中でタメ口OKと先輩に言われても直ぐには使えないのだろう。まぁ、よくある事ではある気がする。

「まぁ、お前の初めての後輩だ。可愛がってやれよ。」

「へ〜いへい。」

 赤石さんの言葉に隆史はそう返した。すると、赤石さんは言った。

「じゃあ不藤、次行くぞ。」

「え?赤石さん、次って...」

「2人目の事だよ。」

「2人目って...」

「誰が1人だと言った、次行くぞ。じゃあな、神ちゃん。」

 そう言って赤石さんは、情報センターから出て行った。雄一も彼に続き情報センターから出て行った。2人がいなくなると、隆史は再びパソコン作業を再開した...


 情報センターから出た2人は、レギュラーテレビ1階のロビーにいた。

「次に会う人は、近くの店にいるらしいから行くぞ。」

「分かりました。」

 赤石さんはレギュラーテレビから外に出て店に向かって歩いて行った。雄一は彼について行った...


 そして、数分後...


 彼らはその店に到着した。店を外から見た雄一は言った。

「本当にこの店の中にいるんですか?」

「いるに決まってるじゃないか、お前この店の事を知らないのか?」

 赤石さんがそう雄一に聞いてくる。雄一は即座に言った。

「知らないです。」

「マジでか!?」

「だって、番組で活動し始めてからまだそんなに経ってないですし。」

 赤石さんに問い返された雄一はそう言った。確かに、まだ活動を始めてからはあまり日は経ってはいない。

「じゃあ、説明してやるよ。」

 そう赤石さんは言った。何だろうか、そんなに人気の店なのだろうか。そして、赤石さんは説明をしだした。

「この店はだな、若者の女性達に人気のアクセサリーや小物等を売っている店なんだよ。主に、女性しか来ないらしいがたまに来る男性でも気に入るような商品を販売している店なんだよ。」


「...詳しいですね、赤石さん。」

 雄一はそう言った。まぁ、確かに詳しいよな。すると、赤石さんは言った。

「いや、俺も何かは来ているからな。」

「何しに来ているんですか?」

「俺の場合はステッカーとかを作ってもらう時に、この店を利用するんだよ。」

 おそらく、ステッカーとは放送衣装の襟辺りについている『RTV』というデザインがされていたあれの事であろう。すると、雄一は言った。

「え?物を作ってくれるんですか?」

「可能な範囲内のオーダーならな。無理だったら、他の作ってくれそうな店を紹介してくれる事もあるらしい。」

「へぇ〜。...本当に詳しいですね。」

「まぁ、最後のは聞いた話だがな。」

 確かに、話し方は誰かから聞いたような感じてはあったな。すると、雄一は言った。

「そうなんですか。とりあえず中に入って、その人を探しましょう。」

「だな。」

 赤石さんは言った。そして、2人が店に入ろうとすると...


ピリリリリリリリ...


「あっ、電話だ。」

 赤石さんはポケットから携帯電話を取り出した。

「局長からだ。」

 なんと、相手はあのレギュラーテレビの局長だった。...そこまで、強調する必要は無いかもね。

 赤石さんは電話に出た。

「もしもし?」

−おー、赤石。今から俺と他何人かで麻雀しないか?

「え?麻雀ですか。」

−まぁ、とりあえず局長室にこいよ。直ぐに始めるから、じゃあな。


ブツッ...


 ...かなり一方的な会話だったな。何、麻雀やらない。直ぐにやるから局長にこい?...それって、ただ単に麻雀やるから来い!ってだけの話じゃないか。っていうか、局長がそんな事をしていて良いのかよ。

 まぁ、という訳で...




「すまん、不藤。局長から誘いがあったからそっちに行く。」

「え?」

「だから、その人は自力で探してくれ。」

「いや、あのっ...何か特徴とかは?」

 赤石さんに言われた雄一はそう聞いた。確かに何も知らないままだと見つかる可能性はかなり低い。すると、赤石さんは言った。

「えっとだな...髪の毛は黒色で長いな。」

「髪の毛の長さは、どのくらい長いですか?」

 メモを取りながら雄一は聞いた。赤石さんは頭に手をおきながらも言った。

「どうだろうな...。あの時から変わっていなかったら、髪の毛は脇辺りまであるはずだ。多分、髪の毛は結んではないはずだ。」

「他の特徴は?」

 メモを取り終えた雄一は言った。すると、赤石さんは言った。

「身長はお前と同じかやや高いほうだな。」

「なるほど。他には?」

「無いよ。ここまで知っていたら上出来だろ?」

 赤石さんはそう言った。まぁ、確かにだいたいは把握はできるだろう。すると、続けて赤石さんは言った。

「じゃ、俺は麻雀の誘いがあるから。」

 そして、急いでテレビ局に戻って行った。

「...だいたい分かると言えば分かるが、この店...本当に俺が入っても大丈夫なのか?」

 まだためらっているようだった。だが、中に入らないと何も始まらない。雄一は覚悟を決めて店の中に入っていった...


 店内は、確かに小物やアクセサリー等が沢山売られていた。そして、今日も沢山の人達が店に来ているようだ。雄一はこの中からただ1人を探さないといけない。

「...無理だろ、この量から1人は。」

 メモと周りを何度か見比べる雄一。...何故だ。

「これは、赤石さんに聞くしかないな。」


『他に少しでもその人の特徴はないんですか?』


 雄一はそう赤石さんにメールを送った。その頃、赤石さんは...


「あー、勝敗つかなかったー。」

 絶賛、麻雀タイムだった。っていうか、勝敗がつくわけがない。なぜなら、麻雀パイは44個のみ。(1人11個ずつ持っている。)そして、真ん中に他の麻雀パイが無くただ麻雀を配ってそれを自分達が確認したら、全員に見せるという「何この麻雀じゃない麻雀は。」という状態のゲームになっていた。...おかしいだろ。

 ちなみに、彼らはこれを20回していた。よく飽きませんでしたね。


 すると、赤石さんは雄一からのメールに気づいた。すると、彼はこう返事を送った。


『んー、記憶が正しかったら局に来ていた時期は白色の服を着ていた記憶があるな。』


 そして、赤石さんは再び麻雀擬の続きを始めた。その頃、雄一はというと...


「白い服、白い服の人。」

 雄一はそう呟きながら、その人を探していた。白い服の人はそうそう多くはないが、この人だかりでは見落とす可能性もある。その為、最善の注意を払い辺りを見回していた。しかし、なかなか見つからないので赤石さんに再びメールを送った。


『他に何か予想できる事とか、ありませんか?』


 その頃、赤石さんは絶賛ポーカー中であった。

「ほい、ファイブカード!!」

 全員の決め手がそれだった。ちなみに、ファイブカードとは同じ数の数字が5つ...揃わないよな?だって、同じ数字は4枚しかないはずだから。

 これも何かあるに違いない。すると、4人全員に配られていたカードは全て、スペードの8だった。...おかしいだろ、そしてよく集めたな20枚も。

「また、引き分けですね。」

 彼らは、この勝負を10回はやっていた。ちなみに、全てファイブカードの引き分けだった。...だから、よく飽きませんでしたね。

 すると、赤石さんは雄一からのメールに気づいた。そして、こう返事を送った。


『冬だから、マフラーをしている気がする。前に局にいたときに、この時期はよくマフラーしていたと聞いているから、可能性はあるだろ。...多分。』


 そして、再び勝負に戻った。その頃、雄一はというと...


 店のかなり奥の方まで足を進めていた。奥の方にはあまり人がいなかった。

「奥の方には、人がいないな。」

 雄一はそう言ってさらに奥に進んで行った。すると、1人の女性が商品を見て立っていた。

 見た目では、背の高さ・髪の毛の長さは赤石さんが言っていた感じであり、白い服にマフラーを首に巻いていた。...ビンゴでしょうね。

 雄一はおそるおそる彼女に近づいて行った。そして、こう言った。

「Excuse me?」

 またかよ。ダメだよこの聞き方は。すると、少女はこう返した。


「Can I help you?」

 英語で返してこられた。訳すと、『何かお困りですか?』になるはずだ。...まさかの、外国人?

 こう返された雄一は用件をで言った。

「実は、赤石さんから言われて人を探しているんですが、色々と赤石さんに聞いていたらあなたに会いましてね。そして、あなたが赤石さんの言っていた人の特徴を全て持たれているんですよ。−で、結論を言いますと...あなた、レギュラーテレビの局員ですか?」

 これはまた、長々と。...っていうか、もはや英語じゃなかったよな。

 すると、そう言われた少女は答えた。

「はい、そうですが。」

 どうやら、辺りだったらしい。っていうか、日本人じゃないか。その後に少女は雄一に聞いた。

「赤石さんから聞いたという事は、前に電話をかけた時に会わせたい人物がいると言っていた新人の方?」

「そうです。レギュラーテレビの新人局員であり、レギュラーメンバーのリーダーを勤めています。」

 雄一はそう答えた。すると、少女は言った。

「じゃあ、赤石さんが言っていた後輩にするっている新人は君の事か。」

 ...あの人、どこまで話を進めていたんだろうか。雄一は言った。

「多分、そうだと思います。」

 すると、少女は続けてこう言った。

「そっか...あ、私の名前は田崎愛魅たさき あみ。2年ぐらい局で働いていて、それから海外に研修...というよりは留学を3年ぐらいしていて、先週あたりに東京に帰ってきたレギュラーテレビの局員です。よろしく。」

「こちらは、去年からレギュラーテレビで番組を作り活動をしております。不藤雄一といいます。こちらこそ、よろしくお願いします。」

 愛魅さんの自己紹介を聞くと雄一も、それなりの自己紹介をして返した。すると、雄一は言った。

「あの、何で今日はここで?」

「私が気に入っている店の1つでもあるからね。」

「そうなんですか。」

 確かに、赤石さんは女性に人気が高い店みたいな事を言っていたな。すると、愛魅さんは言った。

「まぁ、ここに君も長居は出来なさそうな気がするし、とりあえず外に出ようか。」

「了解です。」

 そして、彼女は商品の支払いを済ませて店から出て行った。雄一は彼女に続いて店を後にした...


 2人は、店から出るとどこかに向けて歩き出した。この道からしてレギュラーテレビに向かっているのだろう。2人はテレビ局に行くまでも色々と話をしていた。

「番組って、基本的にはジャンルは何のジャンルを収録してるの?」


「バラエティーに近いと思います。」

「バラエティーか...それで、メンバーは何人?」

「20人はいますね。」

 この話的に、番組とレギュラーメンバーの事を話しているのだろう。

「リーダーって言ってたけど、具体的には何を?」

「あまり仕事は無いけど、司会ぐらいですね。」

「へぇ〜。」

 確かに、彼はレギュラーメンバーのリーダーではあるが、これといった仕事は司会ぐらいである。

 そうこうしている間に彼らはレギュラーテレビに着いた。

「そういや、何でテレビ局に?」

 雄一が聞くと、愛魅さんは答えた。

「帰ってきた事をまだみんなに伝えてなかったから、伝えるために来たんだけどね。」

「そうなんですか。」

「あ、君も赤石さんに伝えておいた方が良いんじゃない?」

「え?」

 愛魅さんにそう言われると、雄一はそう返した。どうやら、何を伝えるのか分かってないのだろう。すると、愛魅さんは言った。

「私に無事に出会った事を赤石さんに伝えておいた方が良いよ。」

「そうですね、分かりました。」

「それじゃあ。」

 そして、2人はレギュラーテレビ1階のロビーから互いの行くべき所を向かって行くのであった...






えー、英語の使い方に関しては作者は英語が苦手なので、間違える事があるかもしれませんが、ご了承下さい。


登場した先輩は、様々な性格の人がいましたね。


これからの話に彼らがどう関わっていくかは考えているところです。


では、次回作をお楽しみに。


でわでわ...。



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