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カラオケで繋がる恋もある  作者: ひろきちさん
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エピローグ -1年後-

本編は一旦これで終了です。

俺たちの式の後、3月に川原君とかなめさん、6月に司君と香澄さんがそれぞれ結婚式を挙げた。

もちろん俺と美樹も式で祝福させてもらった。

どちらも温かさを感じる素晴らしい式でした。


川原君たちは実家の近所にマンションを借りて住み始めたとの事。

どちらかの実家に住むという話もあったようだけど、二人ともずっと実家住まいだったので一度外に出てみたいという思いもあったようだ。

この二人とは職場でも毎日のように顔を合わせてるけど本当に仲が良い。

俺らと違って川原君は結構アウトドア派だったりするので、かなめさんと一緒に山に海にと毎週のように出かけているそうだ。両家交えてキャンプとかもしてるみたいだし親同士も仲良さそう。

そういえば、夏には川原君主催で河原でBBQとかもやった。

みんなで釣りしたりもしたし、楽しかったなぁ


司君たちは、どちらの家も二人で住むには少し手狭ということで、当面は香澄さんの家で同居するらしいけど新居を探すらしい。

あまりプライベートな話は聞いてなかったけど、司君は製本会社で働いているらしく勤務地はお茶の水近く。汐留勤務の香澄さんと相談し、大江戸線と総武線が通っている浅草橋・蔵前近辺で家を探しているとの事。香澄さんの住んでる山手線内側はやっぱり家賃も高いからね。

ちなみに通勤に便利の事もあるけど秋葉原まで自転車で行ける距離というのも二人には魅力らしいw

そして、付き合ってた頃はツンデレ気味だった香澄さんも今では司君にデレデレらしい。

司君曰く『これはこれであり!』との事。

お熱いことで。


そして俺ら。広木と美樹は、まもなく結婚1周年。


「いってらっしゃ~い♡」

「なるべく早く帰るからね。いってきま~す!」


相変わらず仲良くイチャイチャ過ごしてます。

ただ、1つだけ変わったことが。近々家族が一人増える予定ということかな。

美樹も産休中で今は自宅で専業主婦をしています。

最初は初の妊娠ということで不安もあったようだけど、実家も近いのでその点はよかったみたいだ。

仕事の方は、かなめさんも半常駐みたいな形で頻繁に新橋のオフィスに来てフォローしてくれている。

もちろん美樹の後輩である西村さんも美樹の抜けた穴を頑張って埋めてくれている。

まぁかなめさんについては、愛しの旦那様に会えるという楽しみもあるようだけどw


そういえば、奥手な及川が西村さんに色々とアピールしているらしい。

最初のうちは結構お互い反発していたけど、最近は西村さんも悪い気はしてないようだ。

俺と美樹以上に歳は離れてるけど、意外と多趣味な及川は西村さんとの話しも合うらしく、最近も一緒に映画を見に行ったとか。

二人については陰ながら応援したいと思ってたりもしている。


「相原~ 昼飯行こうぜ!」

「おぅ」


三河は相変わらずのペースだが、相変わらずというか流石というか営業成績は良く、近々昇進するんじゃないかとの噂もある。

こいつは口も上手いが、適材適所への人の配置や部下への配慮など含め人望も厚いので、昇進しても皆納得だろうな。


そして俺が指導した木村さんと今村君。

チームを組んで動いてもらっているけど、もう俺なしでも案件対応できるレベルに成長している

仕事を教えた側としては嬉しい限り。


最後に俺。昨年課長代理になってフローラとの合弁チームのリーダーをやっていたわけだけど、1年が経過してそれなりの売り上げも見えてきたということで、次年度から企画3課として独立することが決まった。といってもメンバが少し増えるくらいでやることもほぼ同じだけどね。

ただ、フローラ側も増員されることになり武藤さんのチームが全員常駐することになった。

3課の課長も武藤さんが行うことになり、俺は課長代理として実務を支えることになる。

美樹も3課が立ち上がるころには職場復帰できそうだし色々と忙しくなりそうだ。

---------------


仕事を終えて最愛の人が待つ家に帰る

ごく普通の日常なのかもしれないけど、その日常が幸せってものなんだよな きっと・・・


「美樹 ただいまぁ~」

「おかえりなさい 広木さん♡」


---fin---



お読みいただきありがとうございました。

初投稿で拙い文書だったかと思いますが、物語を書くことで私自身も楽しませてもらいました。

まだ番外編は書くつもりですし、他の話も短編等で書いてみようかと思ってますのでその際は是非!


ちなみに本作品ですが、ところどころノンフィクションで、今の嫁さんもカラオケオフで知り合いました。ということでオフ会参加でたくさんの友人が出来た私の思い出話だったりもします。


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