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カラオケで繋がる恋もある  作者: ひろきちさん
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イルミネーション①

本日2話目です

都内某所の居酒屋。

今日は司君から"相談したいことがある"との連絡を受け久しぶりに美樹を含めた3人で会っていた。


「悪いね お二人さん。疲れてるところ」

「どうしたの?相談って?」

「・・・・香澄にプロポーズしようかと思ってるんだ」

「おぉ!ついにか!」

「美樹ちゃんだけでなく、かなめちゃんも最近結婚決まっただろ?

   普通にしてるけど急に親友2人が結婚するってことで香澄も結構気にしてるみたいでさ

   俺も広木さん見習って勇気出してみようかとな」

「香澄さんなら司君と仲良さそうだし大丈夫じゃない?

   お互いの家に行ったりとかもしてるみたいだし普通に付き合ってるんだろ?」

「まぁ付き合ってるけど、俺ってこういう性格だろ?

   つい真面目に話しててもふざけちゃうところとかもあって、、、、

   香澄は真面目だから時々言いあいになったりすることもあるんだよ

   それに香澄って会社でも結構人気あるみたいだし、結構お嬢様だろ?

   俺の事も本気なのか・・って事もあって」


『なる程ねぇ~ 俺から見るとお似合いの二人なんだけど香澄さんって確かにモテそうだし、お嬢様的な雰囲気もあるからなぁ そのあたり心配ではあるよね。。。

俺も美樹の会社は男性少なめだから大丈夫だろうと思いつつもライバルが出てくる前に!って、すぐ告白しちゃったもんなぁ~』ってこんなこと美樹には言えないな。。。またからかわれるw


「大丈夫だと思いますよ♪ 香澄って表現が下手というか何というかツンデレな娘なんで、

   司君の前では、甘えないよう強がってるだけだと思います。

   内緒の話しですけど、最近 私やかなめと話しすると大体 司君と何処行ったとか何食べたとか

   ノロケ話ばっかりですしw

   確かに香澄って美人でモテるし彼氏も何人か居たと思うけど、長く続いた人知らないですし、

   そういう楽しそうな話しも聞いたことなかったんです。

   だから司君の事は本当に好きなんだと思いますよ。

   あ ちなみに香澄の家ってお金持ちはお金持ちですけど、お父さんとか結構普通の人ですよ。

   だから、そのあたりもあまり気にしなくて大丈夫かと」

「・・・それ 本当?」

「はい。嘘ついても仕方ないですし♪ 

   それに、これでも小学校からの幼馴染ですよ。香澄の事はよくわかってるつもりです。

   あっでも私に聞いたって言わないでくださいね香澄に怒られるから」

「ありがとう。

   何だか勇気もらった気がする。香澄にプロポーズするよ!」

「頑張れよ!」


美樹の話しは、確かに心強いな。

しかし、香澄さんがそれだけデレてるってことは、美樹やかなめさんは何を語ってるんだろ・・・


「後はタイミングとロケーションかな。

   この時期だとイルミネーション見に行きながらとかムードあるんじゃない」

「あ、広木さん!この間ポストに近所の遊園地のイルミネーションの案内入ってましたよ」

「あれか! 司君うちの近所の遊園地の冬にイベントなんだけどさ、

   有名作家がデザインした国内有数のイルミネーションってことで結構有名なんだよ

   そこにデート誘ってとかどうかな?

   何だったら俺と美樹が"司君も一緒にどう"って香澄さんに声掛けるよ?」

「本当か? いや、、、う~ん。

   やっぱり俺から香澄にを誘うよ。ただ、広木さん達も一緒にいいかな?

   普通のデートなら何度もしてるんだけど、今度ばかりは緊張しそうだからさ」

「それくらい全然Okだよ。俺達も近いうち行く予定だったしね」


そう。一応美樹と行くつもりでポストに入ってた案内もちゃんと取ってあるのです。


「そうなんですか?」

「そうだよ。近場の遊園地だしね。美樹とイルミネーション見たかったから」

「広木さん・・・♡」

「わるい。俺もいるんで二人の世界作らんでくれ。。。」

   

いかんいかん。入籍してから益々周りが見えなくなってきているぞ・・・


「あ、かなめちゃん達も誘っていいですか?

   最近3人で遊びに行ってなかったんで。ダメですかね?」

「大丈夫だよ。香澄もその方が喜びそうだし」

「じゃ 川原君たちには俺から伝えておくよ。

   折角だしさ、俺の家に集合して美樹の手料理で昼飯食べて、そのあと遊園地行かない?

   イルミネーションは夕方からだし。」

「ご招待は嬉しいけど、美樹ちゃんや広木さんが大変じゃない?」

「大丈夫ですよ。みんなが来てくれると嬉しいです。

   ただ、、、料理は勉強中なのであまり期待はしないでくださいね・・・」

「ありがとう。じゃぁお言葉に甘えさせていただくよ。

   というか美樹ちゃん新妻感が半端ないなぁ~

   まぁもう入籍してるし正しいんだけどw」

「・・・・・」


とりあえず、いつものように照れて顔を赤くする美樹でした。

うん可愛いw


-----------------------------

Side 司



[今 電話して大丈夫?]

香澄にメッセージを送付。香澄は雑誌編集部に勤めているので夜勤とかもあるのだ。

と 香澄から電話が掛かってきた。


「どうしたの?こんな遅い時間に」

「ごめん。ちょっと声が聞きたかったのと週末の予定聞きたくて」

「しゅ 週末?(声が聞きたかったって・・・)

   特に予定入れてないけど何かあるの?」

「あぁ 来月広木さんと美樹ちゃん結婚式あるだろ、この間香織さんのところでお祝いしたけど

   広木さんからお礼もかねて家に招待されたんだ。

   もちろん香澄やかなめちゃん達もなんだけど都合どうかなと思って。」

「そういうことなら もちろん大丈夫よ 時間とか決まってるの?」

「お昼を美樹ちゃんが用意してくれるらしいから、新宿に11:00くらい待ち合わせでどう?

   広木さん京王線だから京王線の改札前あたりで。

   家の場所は広木さんに聞いてるから俺が案内できるよ」

「了解。じゃあ改札前で。お土産とか買っていった方がいいよね。」

「あ、そのあたりは俺が準備しとくよ。

   それから夕方だけどみんなで読○ランドのイルミネーションも見に行くから歩きやすい

   靴で来てね。」

「え、あのイルミネーション見に行くの?この間うちの雑誌でもイルミネーション特集に

   掲載されてたんだけど気になってたんだよね。」

「そうなんだ。じゃ丁度よかったね。広木さん曰く凄く綺麗らしいよ」

「うん 期待してる。じゃ週末ね」

「あぁ おやすみ!」


ふぅまずは成功かな。

   

-----------------------------

Side 香澄



読○ランドのイルミネーションかぁ~

どうせなら二人きりで行きたかったけど、美樹やかなめと一緒に行くのも悪くないかなw


でも"声が聞きたかった"とか急にどうしたんだろ。

付き合い始めて何か月か経つけどこういうの初めてかも。。。

恋愛初心者な美樹やかなめに先を越されてしまったし、そろそろ司も私を貰ってくれないかな~


続きは明日の1:00で。

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