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カラオケで繋がる恋もある  作者: ひろきちさん
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カラオケタイム!

1日1話継続して頑張ります。


調布に到着後、駅前のカラオケ店へ。

最近よく顔を出すお店だ。


「フリータイム二人、ドリンク付きでお願いします」

「空いている部屋がLiveD○Mの部屋となりますがよろしいですか?」

「はい、大丈夫です」

「それでは303号室でお願いします」


ということで早速部屋に移動しカラオケだ!

LiveD○Mなら確か高室さんのライブ映像付きのカラオケがあったはず。

ということでデンモクを操作し早速曲を入れる。


「美樹 今日のライブで歌ってた曲入れたから歌って!」

「え~と あ、この曲ですね!」


大室さんが作詞作曲した俺のお気に入りの曲


「こころ ゆれーる きみへのおーもい~♪」


ところどころに入る大室さんのコーラスは俺が歌ったりして二人で楽しめる曲だ

そして、コーラスしながら次の曲も予約!

これも初期の大室楽曲。リズミカルなエレピの音から始まるダンスナンバー


「ゆーめーつづーき たーのしーむだけーー♪」


この曲は売れたよなぁ~

ガボール以外は買いだしたらきりがないので買ってなかったけど、この曲は持ってたりする

それにしても、ライブで本人の歌聴いてきたばかりということもあり、

美樹の歌も気合が入って声に張りがでてる。やっぱり歌が好きなんだねぇ

ガボールの曲歌ってるのもいいけどライブとか高室さんの曲の方が美樹の声質に合ってるのかもな。

あっライブといえば聞いとかなくちゃ。


「美樹って前ライブとかやってたけど、もうやらないの?」

「ライブですか? 香織姉さんの紹介のバンドで年何回か歌わせてもらってたので、

  定期的に出演しているわけでは無いんですが、最近忙しいですし。。。」

「もしかして、俺に気を使ってたりする? 色々予定入れちゃってるし。」

「い いえとんでもない。私、広木さんと居ると幸せですしライブ活動もしたくないと

  言ったら嘘になりますけど今すぐでなくても。もう少し落ち着いたらとかで」

「それならいいけど、俺に無理にあわせなくてもいいし、予定とかでも自分のやりたい

  ことあれば遠慮なく言ってね。俺もまた美樹のステージ見たいしねw」

「はい ありがとうございます。本当広木さんって優しいですね。

  ますます好きになっちゃいますw」

「俺は美樹が喜んでるのを見るのが一番幸せだからね」

「も~う 照れますからそういうことあんまり言わないでください!」


と何だか最近は真面目な話しをしてても後半は何だかオチの様にイチャついてしまう。。。

これでいいのだろうか。。。


軽めにカクテルなどのアルコールや軽食も頼み、途中からは高室さん楽曲以外も歌い、気が付けば3時間経過し夜中の2時。


「さぁて次は何を入れようかな」

「・・・クゥ~・・・」

「ん?」


さっきまで、元気に歌ってた美樹がいつの間にか かわいい寝息を立てて寝ていた。

随分急だったけど、疲れて電池切れしたのかなw

朝からスケジュール詰め込んでたし、まぁ疲れたんだね。。

時間が無いとはいえ、職場も異動したし、俺の家に泊まったりと美樹の周りの生活環境も色々と変わってきてる『あんまり無理させちゃだめだな』と少し反省。


「美樹?そろそろ帰ろうか」

「ひゃい。帰りましゅ~」


半分寝てるな・・・

とりあえず荷物を持ち美樹に肩を貸しながら受付で会計を済ませた。


何だか前に香織さんの店の帰りにもこういうことあったなぁ

あの時は府中まで美樹を連れて行って、お義父さんに駅まで向かいに来てもらった。

でも今日は、俺と美樹の家に連れて帰る。

まだ半年も経ってないんだけど、、、


「大丈夫か?」

「うん 広木さんおんぶ」

「えぇ?って美樹 もしかして結構酔ってる?」

「おんぶして~」

駄目だ、美樹は酔うと人格変わるからな。。。

ってそんなに飲んでる様には見えなかったんだけど。

仕方ない。。。


「じゃほら乗りな」

と中腰になり美樹の方に背中を向けた


「わ~い」

と無邪気に背中に乗ってくる。

そして、背中に乗るとそのまま寝息を立て始めた。


「ふぅ~ うちの奥様にも困ったものだね・・・」


カラオケ店と家は、徒歩で数分この程度の距離なら美樹をおぶるのも全然余裕だ。

家に到着し、美樹をベッドに寝かせる。

少し服のボタンを緩め、布団をかけておいた。


「ん~」

気持ちよさそうに寝てるw

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