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カラオケで繋がる恋もある  作者: ひろきちさん
18/64

アフターオフ

「じゃここからはガボールメンバのソロ曲やプロデュース曲、関連曲も解禁ね。

 あと終電もあるだろうから1時間1000円で飲み放題にします。

 時間危なくなったら各自撤収してね!」

「「了解!!」」


ということでオフ会の延長戦が始まった。

皆ほろ酔いな感じで、オフ会とは異なる席に移動し楽しいトークタイム


香織さんと零さんはカウンターに対面で座り何やら婚活の話をしている。。。

(二人とも美人なのに・・)

香澄さんとリリカさんは酒を飲みながらビックサイトとかコスプレとか何か怪しげな話しをしている(そういう仲間なのだろうか・・)

で、俺は美樹さんとかなめさんそれに司君と達也さんとでテーブルを囲みベタだがガボールの話で盛り上がっていた(いやガボールオフだしいいでしょ)


延長戦開始から30分 楽しいトークタイムで盛り上がっていると


「あっカラオケ入れていいですか?」

とリリカさん

この人とはまだ話したことないけど、さっきから香澄さんと話ししてるし仲いいのかな?


と、リリカさんがいれた曲が流れてくる

ガボールよりエレクトリックなシンセ音が響く


「かたにふれる~あなたのゆーびが~♪」


「あっこの曲、私も好き!」


酔ってるのか、いつもより少々大き目な声で美樹さんが叫びコーラス部分を歌いだした

結構 美樹さん酔ってる?

この曲はガボールの弟分のアクシスの楽曲だ。うん俺も好きw

ガボールが好きな人は、結構な率でアクシスも好きだったりするので、店内大盛り上がり

その勢いで、今度は香澄さんがもう1曲アクシスの曲を予約


「どこかーきづいてーいたけどきーみの~~♪」


トークで盛り上がってた店内は何故かちょっとしたアクシスオフの様な感じで何曲か予約が入り皆で大合唱となった。もちろん俺も1曲入れて歌い切った!

あーーーー楽し!


そんな感じでさらに1時間が経過。

そろそろ終電が危ない時間になってきた。

皆お酒も進んでいたが、悪酔いした人が1名。。。


「美樹さん大丈夫ですか?」

「らぃじょうぶですよ~~ 広木さ~ん♡」


と言って抱き着いてきた。

嬉しいけど、何だか凄く酔ってるが大丈夫か?(でも酔ったところも可愛い!)


「ごめんね。この子お酒弱いのよ。。。」

とかすみさん。少し考えたような顔をした後


「そういえば、広木さんの家って京王線沿い出したよね?

 そろそろ終電だと思うんだけ、美樹も京王線なんで途中まで送ってって貰えませんか?」

とまさかのお言葉。


「あ、美樹さんって京王線なんですか?」

「えぇ府中が最寄り駅。実家だから駅で電話すれば迎えに来てくれると思うんだけどダメかな?」

との事。

府中だと俺の最寄り駅より先だし時間的に戻ってこれるか微妙だけど、、、、


「わかりました。美樹さん送ってきます。家の連絡先とかわかりますか?」

「ありがとう。ちょっと待ってね」

とメモ用紙に住所と電話番号を書いて渡してくれた。


「迎えに来てくれると思うけど、電話つながらなかったらタクシーでこの住所まで送ってあげて」

「了解。じゃそろそろ時間危なそうだから行きますね

 ほら、美樹さん行きますよ」

「ふぁい! どこでも行きますよ~」


だ、大丈夫か・・・・

肩を貸しつつご機嫌な美樹さんを連れ俺は店を後にした。


*********************

Side かなめ&香澄&司&達也&リリカ


リリカ 「美樹ちゃんってお酒弱いんだね」

かなめ 「弱いんだけど、飲むと饒舌になるから飲ませてら飲ませすぎちゃったみたい。。。

     うぅ~明日美樹に怒られそう。。。」

達也  「でもいいんじゃない?結果的に広木さんに送ってもらうとかなったし」

香澄  「あ、あれはかなめのファインプレーだね!」

司   「まぁ広木さんなら送り狼にはならないだろうし、ちゃんと送り届けてくれるでしょう!」

     さぁ俺らもそろそろ帰ろうぜ!皆JR組?とりあえず新宿駅まで行く?」

*********************

Side 香織&零


「広木さんと美樹ちゃん中々面白いでしょw」

「そうだね。広木君は学生時代とか知ってるから尚更だね。

 弟にも声かけてみるよw」


そしてオフ会の夜は終わりを告げる。。。

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