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冒険者ミーファ  作者: 平野貴久
4/60

テッシン

ミファはドキドキが止まらない

二人の距離はちじまり腰と腰が着く位置まで接近している

ミファからすればこれで腰でも抱いてくれればと思っているのだが

背中をポンポンと叩かれ「お前いい奴だな」と言われるのが関の山である

ニコニコしながら串焼きに手を伸ばすテッシン。今日も進展はなさそうである。


まあ冒険者活動から帰るとテッシンは三人を置いて出かけてしまう

仕事の話をしようにも遊びに行ってしまうのである。

そうすると他の三人からするとあまり面白くない

とうとうテッシンはチームより外されてしまう


アイリ「マサトさんこの子どうしましょう」

マサト「ミファのせいで孤立か」

アイリ「そうねあの子が連れまわすから」

マサト「じゃミファを準冒険者としてテッシンをサポートさせるというのは

どうだろう」

試験的にであるがミファは冒険者になれた。


ミファはドキドキしている。一日中テッシンと一緒なのである。

ミファの準冒険者証を発行してもらっているあいだに

カズハ・ミカ・ハルキは既に街道沿いの魔物駆除に出かけている。

新人冒険者はこれと薬草採りが最初の任務になるらしい

ミファとテッシンが現地に行くと不機嫌そうに三人はその場を

離れて別の場所へと移動して行った。


テッシンは驚いているミファはできる奴だという雰囲気はあったが

こんなにスゴイのかと感心させられていた

最初に生活魔法で数百匹はいるスライムの背中を同時に焼いて行く

十字に焼かれたスライムは動きが鈍くなる

ミファからテッシンは槍を渡され「じゃ核を破壊しよう」と二人で核を

ひたすら破壊して魔石を火ばさみをつかって革袋に回収して行く


ハルキ達と一緒の時、テッシン達の稼ぎは四人でスライムの魔石50個

程度である。それを来る前に聞いていたミファは簡単に魔石を100個集めて

帰りにそのままデートに直行する気マンマンなのである。

スライム駆除はしょうみ20分で完了した。

帰ろうとするとテッシンはこれで不満なのか本来の新人冒険者の街道魔物駆除

についてミファに説明しはじめる。本来はもっと街道から山側に入ったあたりの

ゴブリンも狩るのが本来の仕事だとかなんとか

ミファは武器を弓矢に持ち替えるとファイアーランスの連射を始める。

ゴブリンを100体射抜いたあたりで辞める。又テッシンは槍を渡される

魔石抜きをしろというのである。槍で核を付き魔石を抜いて20分

ゴブリンとスライムの魔石を合わせて200個回収するとラファは「これで

文句ないでしょ」と言わんばかりに槍をテッシンから受け取り布で拭いて

閉まってしまった。

テッシンの手を引いてギルドに戻る。かれこれ1時間でギルドに戻ってきた

マサトは驚いていたが魔石を見て納得していた。

金貨10枚と銀貨10枚がテッシンの手に渡された。いつもは銀貨しか貰った

事がなかったテッシンは金額の多さにドキドキしながら自分の革袋に

しまっている。

ミファはそのままテッシンとデートに行くきマンマンだが

アイリに「こんなに早く終わるのならお手伝いできるわよね」と言われ

ミファ「え~~」アイリ「手伝ってくれたら海洋ダンジョン連れてって

あげるのにな」

ミファは敬礼のポーズをテッシンにとり「夕方又あおう」と言って

アイリに首ねっこをつかまれ連行されて行く


テッシンはヒマなので中庭で剣の素振りをしている。

そこに白髪の60過ぎの屈強な体をした初老のじいさんが近寄ってきて

「剣を貸してみろ」という。剣を渡すじいさんが

剣をブンとふると数メートル離れた岩が切れて落下する

「風の刃という技だ」という。

まあ前冒険者ギルド所長の一振りでありました。

「誰かは存じませんが弟子入りさせてください」とテッシンはお願いした。




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