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冒険者ミーファ  作者: 平野貴久
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海賊たくらみ

スタンピードはそうやっておきていたんですね

ミファはテッシンの誓約書を大事に持ってニヤニヤしています

それを見てアイリは一言いいます「そんな物じゃ男の心を虜に出来ないわよ」

「ごにょごにょ...」何を話ているんでしょうか本当に女性のたくらみは

怖いです。


企みと言えばもう一つ大きな企みが動いていました。

市場に隠れながら住んでいる海賊の残党です

B「兄さんの仕掛けたスタンピード見事に的中しましたね」

「今この街の守備兵は使い物になりませんぜ」

A「でも未だ冒険者組合が残っているけどな」

B「次はどんな作戦でいくんですかい」

A「もう一度スタンピードだな今回はオークのスタンピードだ」

B「どうやってそんなき簡単にスタンピードが起こせるんです?」

A「俺は鳥使いだ鳥に魔獣の好きな肉をぶら下げて誘導して集めてるんだよ」

「これをお前に冒険者組合に届けてほしいんだ」

B「王城の封筒ですねどうやってこれを」

A「まあそれはいいじゃないか」

B「で?コレを届けるとどうなるんです」

A「それはこの街の守護獣使いを王都に行ってもらう手紙だ」

「その後スタンピードが起きて冒険者がその対応におわれている内に」

「湾に20隻の海賊船を入れる」「それから一せいに住人の蹂躙劇がはじまる

訳だ」「ここは俺達の縄張りになり今まで俺の告白を断ってきた女性は

俺のいいなりになる」

B「兄さんも相当なゲスですな」

A「お代官様ほどでは」

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