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はるかぜ
やぁ、いらっしゃい。
……ふふ、また君か。
いやいや、会えて嬉しいよ。
さて、迷子でなければ、おつかいでもない。我が部の現状も昨日聞いたはず、今日はいったいどんな御用かな。
……そうか、ありがとう。
ふふふ、いやなに、まさかそんな物好きがいるとは思わなくてね。驚いたよ、正直なところ。
さあさあ、いつまでそんなところに立ってるんだい。歓迎会、というにはささやか過ぎるが、お茶ぐらいは入れてあげよう。紅茶は飲めるかな。
うん。それはよかった。実際ここには紅茶しかないんだから、コーヒー派だ、なんて言われたら困ってしまうところだったよ。
どうしたんだい。なにか……
あぁそうか、ちゃんと返事をしていなかったね。失敬失敬。
君の入部を歓迎しよう。ようこそ将棋部へ。




