しょーもない
掲載日:2025/10/11
白い猫が軒先で
くしゃみをしたから
古いビルの窓が揺れて
誰かが咳をした
街の騒音が魚の骨みたいに
喉に刺さって眠れない
少し苛立つ虫を
知らない振りして
インスタントコーヒーを混ぜてみる
昔の約束がどこかのゴミ箱で
燃えている間に
僕の靴底はもうずいぶん前から
ベットだけと友達さ
寂しいもんだろ
意味なんてない時間ばかり
馬鹿馬鹿しくて死んじゃいたい
知らない誰かが乗り降りする物語は
ひどく退屈で
ラジオのチューニングがずれて
知らない国の歌が聴こえるような
情報の羅列だよ




