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#書き出しと終わり  作者: レニィ
5/7

5日目:知らないフリ。

5.レニィさんには「知らないふりをしていたんだ」で始まり、「きっとそれを幸せって呼ぶんだね」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば3ツイート(420字)以上でお願いします。


____________________________________________________________


知らないフリをしていたんだ。


あなたの事が嫌いになった自分自身の事を。


そんなはずはないと。

お腹の底から憎くて、腹立たしくて、大声を上げたいぐらいの気持ちはなかったし、会話も連絡もできているから、普通に意思疎通はできていると思っていた。


嫌いになんてなってない。

まだ好きだと。


だけど、毎日止まずに必ずくる連絡。

たまには通話してほしいという要求。

忙しくても、次はいつ会えるのかと、せっつかれてばかり。


石臼でゆっくりと粉にされるように、自分自身がすり潰されている事も、知らないフリをしていた。


また同じことを繰り返していると認めたくなくて。

けれど、いい加減に認めざる得ない時はやって来た。

どんなに強がっても、限界がやってくることを止める事は出来なかった。


知らないフリをしていた感情に、目を向けて、一歩を踏み出した。


踏み出した先は、思った以上に広くて、自然と思えた。


きっとそれを幸せって呼ぶんだね。


※あくまで創作です。

実在の記憶、記録、人物その他諸々とは一切関係はございません。←

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