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第4話 ロリ教師による怒りの制裁、そして俺は1カ月の間痔を患う。

題名が少し汚いですがよろしいですよね?

道中は一切会話することはなかったが、たまに俺がいやらしい視線を送ると、パウダーブルーの髪の少女、皇 メリーは、思道開門字(しどうかいもんじ)の深く青い刃をチラチラ見せながら、ニッコリ笑顔でそれ以上みるなよ?と言うような目でこちらを見てき、俺は仕方なく、本当に仕方なく煩悩を捨て仏の心で廊下を歩き、かれこれ十分ほど校舎をうろつき、ようやく第一職員室に無事に辿り着いた。


辿り着くとドアを三回ノックし俺は先陣を切る。



「失礼します!」



二人の姉妹も続けて言い、第一職員室の中に入室すると、俺たちは第一職員室の異常な広さと教師の多さに驚きを隠せず、開いた口が塞がらない。見たところ四百メートルリレーが出来るほどの広さくらいはある。


それに明らかにおかしいのだ、外観から見た職員室と内部の広さが不一致している。 考えられる異能力は複数あるが、今はそんな事を考えるより先に、俺は見た事もない担任の先生を探すべく、叫ぼうと大きく息を吸い込んだ。


そしてそのまま叫びあげようとした次の瞬間、目の前に白の無地の半袖に、紺色の短パンを履いた小学生程の少女が一瞬で現れたと思ったら、大きく跳躍し俺の顔面にアクロバティックな飛び回し蹴りを打ち込みながら、少し不機嫌な口調で言う。



「おいクソガキ、職員室はちゃんと静かにしろよ?」



可愛らしい見た目に反した口調で話す不良少女に、俺は少し戸惑いながら、(なんだ、イキリキッズか)なんて事を思いながら、黒髪セミロングの頭を優しく撫でてあやそうとすると、小学生の様な少女は触る暇すら与えず、懐に潜り込み、腹部にめがけて全力で拳を打ち込んできた。


俺はその拳をギリギリの所で掴み、勝ち誇った顔で見下ろしながら言う。



「あめーんだよ、イキリキッズの癖に高校生様にそんなへなちょ……ごっ!」



次の瞬間体が宙に浮き激しい衝撃波の様な物が、空気を弾く音と共に十数回程続き、そのまま8mほどの高さの天井に衝突し、天井に円形の破壊痕を残した。



「人を見た目で判断すんじゃねーぞ、クソガキ」



そう言いながら小学生の様な少女が、とどめの一撃だと思わせるような膝を、股間(息子)の辺りにそっと添える様に差し出している。



「えっ、ちょっとそれは流石にマズイって!」


「うるせ〜なクソガキ、てめーが見た目だけでガキ扱いしたのがわりーんだろーが! 私はこう見えても24歳の立派な大人なんだよ、ガキじゃねーんだよ!」



現在急降下中の俺は何が何でも股間に向けられた膝から逃れるべく、体を捻って背中側に向け願う。


(息子蹴りだけはやめてくれ!)



だがしかし小学生の様なロリ姉さんは、執拗に息子を狙ってき、軽くジャンプをすると、身軽な動きでクルッと空中回転蹴りを股間(息子)にめがけて打ち込む。

その刹那、俺の体は本能的に回転し、何とか尻の割れ目の穴に狙いが切り替わり、大事な大事な息子を守る事に成功したのだった。


言わずとも分かることだが、尻の穴をダイレクトに蹴られた俺は、その想像を超える痛さに悶絶し、絶叫し、冷汗を流し、涙を流している。 そして俺は声にならないようなか細く弱った声で言う。



「て……めぇ…………ゆるさ……ねぇ」


「あぁん? 担任の先生に向かっててめぇーとか舐めてんのか? もっぺんぶち込んでやろうか?」



俺はパウダーブルーの髪の少女メリーの下まで腰を抜かせたまま後ずさりし、腰の部分に抱きつき怯えた子犬のようになりながらも、言い返す。



「へっん! ブチ込めるもんならぶち込んで見やがれ、教育委員会に言いつけんぞ?」


「遺言はそれだけか?」



そう言いながら、ゆっくりと歩いてくるロリ姉さん(担任の先生)は、一瞬で背後に回り耳元で囁く。



「おめでとう、1ヶ月は痔だ」



ロリ姉さん(担任の先生)に宣言された俺は、お尻の穴のあたりに触れ確認すると、鋭い痛みが走り、反射的に体を飛び上がらせ、声を出す。



「ファッ!!!!!!」


「何だ、そんなに痛いのか? 先生が診てやろうか」



とても楽しそうに言うロリ姉さん(担任の先生) に、少しばかり怒りを感じながらも、これ以上のダメージはけつ穴に響いてしまうと頭の中ではっきりと理解していた為、嫌々ながら小さな声で言う。



「俺が悪かったです、すいませんでした……」


「ふん、わかればいいさ、すいませんの先を言葉にしていたらしいもう一発入れてやろうと思ったが、今回は見逃してやる、それとこれも渡しておこう」



そう言いながら彼女はポケットの中から、袋に包まれた小さな丸い玉を差し出した。



「仲直りの印だ、受け取るがいい」



俺はその袋に包まれたものを受け取り、一瞬爆笑しかけたが、今笑うと120%殺されるとわかっていたので、舌を噛み血を流しながらもなんとか耐えた。


(飴玉とか、やっぱりコイツお子様じゃねーかよ笑)


その後俺たちは職員室に来た理由を、強烈な出来事の所為で忘れ、結局何も伝えずにその日は下校してしまったのだった。

いつもの事ながら無駄な話が多くてすいません。

着々と新キャラは出していく予定です。


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