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ケル  作者: あじゃん
4/5

優に弁当を 後編

遅れてしまい申し訳ございませんでした。

なかなか書く時間がなくてかなり時間が

空いてしましました。今後もこういうことが

あるかもしれないのでご了承ください。


では続きです。どうぞ!

「優‼︎待たせたな‼︎」


優は呼ばれた方を向くとそこにはケルがいた。

優は何故ケルが今ここにいるのか分かっていない

他のみんなも驚いている。


「ケ、ケル?なんでここに?」


優はケルにそう言うとケルがこちらに来た。


「優!待たせたな!今昼飯を作って持って

来たぞ!」


ケルはそう言うが優は何故ケルが弁当を

持って来ていないことを知っているのか疑問に

思った。あの時寝ていたケルには分かる

訳がないと思っていたからだ。


「なんでお前が俺が弁当忘れたのを知ってるんだ

?」


優はそう言うとケルは答えた。


「そりゃああんたに大声で「いらない!」

とか言って猛スピードで出ていけば誰だって

分かるはずだろ。飯の味は俺が保証する!

いやぁ優君もそんな事があるなんてねぇ」


ケルはニヤリとした顔を浮かべながら優に

そう言う。周りのみんなもそれには笑って

しまったみたいだ。


「(この野郎!家帰ったら覚えてろよ!)まぁ

とにかく作ってくれたことはありがとう。じゃあ

早速頂こうかな」


優はケルに襲いかかりたい欲望を抑えながら

ケルから弁当をもらおうとした。しかしケルが


「優、ちょっと待ってくれ」

「?」


ケルはそう言うとケルは美優や夕葉のいる所

へ猛スピードで駆けつけて行った。するとケルが


「可愛いお嬢さんと美人なお嬢さん‼︎こんにちは‼︎

ボク‼︎ケル‼︎学校帰りにどっか行かない?!」


ケルは美優と夕葉に向かっていきなり

ナンパまがいのようなことを行い始めた。


「「え?ええ?」」


ケルにそう言われ2人は困惑している。

すると優がケルに襲いかかる。


「テメェ何してんダァ‼︎」


ケルに襲いかから直前にケルは避けようと

したが災難なことに下に小石がありそれで

かけてしまいかけた振動で弁当が美優や夕葉

のところに飛んで行ってしまったのだ。


「あっヤベェ!あっ危ない!」


ケルがそう言うが時既に遅し、弁当の

蓋が2人の前で取れて中身が2人の顔に直撃

してしまったのだ。


「あ、ああ」


「ひ、酷いです優さん」


2人は学校生活二日目にして早速

制服が汚れてしまった。また美優に限っては

泣きそうになっている。


「ヤベェどうしよう!か、快‼︎っていない?!

あいつ逃げたなぁ‼︎」


優は快を呼んだが既に快はこの場から逃げ

ていた。また周りの生徒からも(特に男子)

は優とケルに殺意の目でこちらの方を見ている。


「2人とも…」


「「は!はいぃぃ!」」


「「終わったらじっくり話を聞かせて

もらいましょうか?」」


2人はケルと優にそう言うとチャイムが鳴った。

この後優は先生に叱られケルは他の人たちにバレ

ないように学校を出て行ったのだが美優と

夕葉に4時ごろに学校近くのカフェでじっくりと

話をしてもらうと言うことでこの場から逃れたのだ。









四時過ぎごろ、学校近くのカフェにて


「ケル君って本当に棒人間なんだね。私

本当はいるとは思ってなかったんだ」


「ケルさんはいつも家で何をやってるんですか?」


「夕葉さん、いや、棒人間ではないんだ。自分でも自分のことが分らないんだ。美優さん、俺は基本的に家事とかを手伝っているんだ。結構大変だけど案外楽しいよ」


3人とも早速仲が良くなったみたいだ。何故か

と言うとケルがカフェの代金を支払うということ

とこんど優の家に誘って料理を振る舞うとを言ったら弁当事件の事は無しにしてくれるといい今に至っている。


そろそろ2人が帰る支度をするとケルは2人に

声をかける。


「夕葉さん、美優さん」


「「ん?」」


「これからも優と仲良くしてください。あいつは

とても優しくて性格もいいし顔もいいんで頼りになりますよ」


ケルは優のことを2人に言った。今日起こった弁当事件のことで2人が優のことを

嫌いになっているかもしれないと思ったからだ。


「はい。わかりました」


「うん!わかった」


2人は笑顔でそう言ってくれて2人と

別れた。ケルは家に帰った。






帰り道を歩いていると

何やら騒がしい声が聞こえたのでその声の

方へ向かった。



するとそこでは軍服を着た人たちが

何やら怪しげな行動をしていた。


「おいおい嘘だろ、なんでこんなところに

何かあったのか?」


ケルはそう独り言のように言っていると


「おい!そこで何をしている!」


男の声が聞こえてケルはここはやばいと

思い逃げようとする。すると2人の軍服を着た

人たちがケルのところへ近づいてきた。


「まずい!バレたか、まぁいいや

逃げるが勝ちだからな!」


ケルはすぐさま猛スピードで逃げていく。


「捕まえろ!」


2人の軍服を着た人たちがケルを追っかけて

行った。果たしてケルは逃げることができるの

だろうか。


続く




どうでしたか。

ではまた会いましょう。

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