出発 2
ついにサイクリングの旅が始まります。
しかし・・
そんなに簡単にはじめさせて・・・・・
F 「わりい。今日用事あった」
M 「・・・。ああ、分かった」
F 「また、今度よろしくな」
ガチャ・・・
(これは前回の最後の場面)
この電話の話のとおり、
友達はいけなくなり
マサトは結局1人で行くことに・・・。
1人でサイクリング。
目的は変えない。
いつも、その場所だから。
自転車に手をかける。
車輪が動き始める。
さあ出発だ!
ここから約3km先の目的地へ。
15分もあれば行ける。
いつも行っているもんな。
マサトはこの15分間、
1人で何をしているのだろうか・・・。
マサトは ただ ボー っとしている。
もちろん交通安全を守りながら・・・。
自転車をこいでいるときは、
一番、物事を忘れやすい。
いつも通っている道・・・
必ずすれ違う人々は別の人である。
いつも通っている道・・・
いつも静かな道もある。
すぐ近くに大通りがあるにもかかわらず、
静かな場所がある。
マサトの気に入っているところだ。
マサトは今日も
同じ道を通って目的地へ・・・
やっとマサトはサイクリングを始めましたね。
前回のお話でまさかの友達が用事あるのを忘れていたとは・・・。
1人でサイクリングが進みます。