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第1問

この作品は自分の初めての作品になります

右も左も分からない中書いてみました

ところどころ、おかしな箇所があるかもしれませんが

読んで下さると幸いです

高校1年生 1年2組

朝雲辰巳には問題がある

辰巳はモテないのである

高校に入学するタイミングで高校デビューして

イメチェンをしようと

したが駄目だったのである



4月、『絶望した、入学したての自己紹介、

いや!事故紹介だ!あれが全ての始まりだ!

俺は高校デビューできると思っていた!』

1発芸をやってしまったウケると思った

場は静まり返り、微かな失笑が耳をつんざく

ただ1人声を上げて笑ってくれた人がいた

佐原真司、俺の親友だ

真司は俺と真逆の性格だ

人当たりも良ければ顔も良い

成績優秀で運動神経抜群

そんな男だ

いや、まてまて、なんで真司の話に

なってるんだ。今は俺の話だ

その後俺は、おもしろキャラにもなれず

1発芸をしたことすらクラスメイトに

忘れられていた。←これは嬉しい

ま、変わりに友達は真司しか居ないんだけどな

しかも真司は部活と生徒会で忙しいし

学校では俺はほとんど1人だ。

そんなわけで4、5月はなんの面白みもなく

去っていた、体育祭があったが風邪で

出れなかった、いやむしろ出なくて正解

だったのかもな、そんな冴えない俺の

景色に色がつき始めたのが

6月

放課後、夕日が差し込み、楽器の音色響く

廊下を歩いていた、ふと部活動ポスターが

目に入った。

辰巳『文芸部…そういや、入学した時は

気になってたけな…』

ふと呟いた

?『君…文芸部に興味があるのかね』

辰巳『うわぁ!だ、だ、誰ですか!?』

桃花『ふっ…私は2年の弓野桃花だ

弓のゆみに野原の野、桃の花と書いてトウカ

いい名前だろう?』

辰巳『え、えぇまぁいい名前ですね…あはは…』

(うわぁ〜絶対関わっちゃいけないタイプだぁ)

辰巳『ところで何の用なんですか?』

桃花『何の用って、君文芸部に入るんだろう?』

辰巳『は?』

何を言っているんだこの人はやんわり断って

逃げよう…

辰巳『い、いや〜気になっただけで別に入るつもりはなくて』

桃花『否、君は入部するね』

辰巳『あ、え?何言って』

桃花『君は今の君に満足していないだろう?

そんな、顔してるし』

辰巳『どんな顔なんですか…

でも、まぁ満足していないのは確かですけど』

桃花『そんな君に文芸をしてみないか?

文芸は心身共に素晴らしい影響を与えるぞ?』

辰巳『そんなわけ…』

桃花『というか!入れ!君には入る選択肢しかない』

辰巳『どうしてなんですか?自分文芸とか

できないですよ』

桃花『それでいいんだ、実は文芸部は人数が1人足りなくてな廃部寸前なんだ』

桃花『君が入ってくれれば最低人数の3人は

確保できるんだ、というわけで頼む!』

ここまで真剣に頼まれると俺の心も揺らぐ

というものだ…

辰巳『いいです、いいですよ、入りますとも!』

桃花『本当か!いや〜助かるよ』

桃花『活動は明日からあるから

良かったら来てくれ』

桃花『可愛い子もいるぞ?』

辰巳『別に、可愛い子とか興味無いですよ』

それじゃあ、と言って廊下を駆けてく弓野先輩

を見つめながら廊下歩いて教室に向かう

変な人だったな個性的な……

それにしても文芸部か……行ってみるか



桃花『諸君!よく集まってくれたこの文芸部に!

ご存知の通り私は部長の弓野桃花だ!』

桃花『そして〜…』

辰巳『新入部員の1年2組、朝雲辰巳です』

桃花『なんか1発芸とかやれよ〜つまらない』

辰巳『はぁ…』

無自覚のクリティカルヒットに心が痛む

桃花『そしてもう1人!』

詩織『1年1組、遠野詩織と言います

よろしくお願いします、朝雲くん』

辰巳『え、えぇ、よろしくお願いします

と、遠野さん』

遠野さん…サラサラの黒髪を束ねた三つ編みを肩にかけているのと、魔性の涙ぼくろ、

知性を際立たせる黒縁メガネ…

ふっ、俺じゃなきゃ惚れちゃうね

桃花『なーに!緊張しているんだ2人とも

これからは部活動を共にする仲間だぞ』

桃花『もっと話に花を咲かせろ!』

辰巳『暑苦しいですよ…弓野先輩』

詩織『じゃあ、もっと深く自己紹介し合いませんか?』

辰巳『というと?』

詩織『普通に、好きな食べ物とか

好きな教科、趣味とか!』

桃花『いいな、それじゃあ私から』

桃花『好きな食べ物は豆腐、絹ごしな

好きな教科は数学!趣味はクラシックを聴くことだ、おすすめはくるみ割り人形だな』

辰巳『ツッコミたいとこが結構ありますけども

順番的に次は俺ですかね』

辰巳『好きな食べ物は無難に唐揚げ

好きな教科は……特にはないです

趣味はアニメを見ることですかね』

桃花『つまらん、普通がすぎるだろ朝雲』

辰巳『自己紹介に個性を求めないでくださいよ

こういうのは似かよるもんでしょう』

詩織『じゃあ、私の番ですね』

詩織『好きな食べ物はいちごジャムコッペパン

ですね』

桃花『可愛い』

辰巳『可愛い』

詩織『え、えぇ?こほん、好きな教科は

歴史、趣味は読書です』

辰巳『清楚だ』

桃花『清楚だ』

詩織『なんで私の時だけ、おかしなテンションなんですか〜』


…………

文芸部、自分には不相応な所だと思っていたが

案外楽しいのかもな


真司『よ!辰巳お前最近元気そうだな』

辰巳『真司、そう見えるか?』

6月の中盤暑さが増す頃、朝下駄箱で真司に

話しかけられた

真司『見える!見える!先月のお前とは比べ物にならないほど生き生きとしてるぜ』

真司『文芸部に、入ったんだけか?』

辰巳『あ、あぁ、そっか真司は生徒会だから

入部届け見たんだな』

真司『まぁ、そんな感じ』

おーい真司

ちょっとこっち来て〜

ギラギラ光る陽キャグループに呼ばれた真司は

俺にそれじゃあと言って向かっていった

辰巳『やっぱあいつは眩しいな』

詩織『朝雲くんって佐原くんと仲良かったんですね』

辰巳『うお、遠野さん、あぁ、まぁ、

何となくで仲良くなっただけだけどね』

辰巳『って、なんで真司のこと知ってるんだ?』

詩織『あぁ言ってなかったですね私

生徒会なんですよ』

辰巳『確かに遠野さんなら似合うね』

詩織『似合う?ふふ、変なこと言うんですね

朝雲くんは』

詩織『それではまた部活で』

辰巳『あぁうん』


遠野さん生徒会だったんだな

真面目そうな感じがしたから驚きはしないけど

もしかして、真司のことが好きだったりして?

いや、ないない、遠野さんに限ってそんなことは、確証はないけど…


先生『すまない、みんなウチのクラスから

もう1人生徒会役員を出すことになった』

先生『やってくれる人はいるか?』

無論、俺はやらない、そんな面倒くさいこと、誰がやるんだ

周りも似たようなことを思っているのか

いっこうに手が上がらない

先生『困ったな、じゃあ佐原、誰か推薦しろ』

真司『はい』

真司ならほかのやつを選ぶな、俺のこと

よーく分かってるはずだしな

真司『辰巳…朝雲くんがいいと思います』

辰巳『はぁ!?』

先生『という訳だ、次回からよろしくな朝雲』

辰巳『ちょ、ちょっと待ってくださ』

先生『というわけで解散』


真司『いや、悪いね辰巳』

辰巳『真司、どういうつもりだよ』

真司『君の成長を思ってね』

辰巳『成長?』

真司『そう、成長』

真司『君は人と関わらなすぎる生徒会を通じて人と関わり青春を味わえ』

辰巳『余計なお世話だよ』

真司『知ってる』

はぁ〜、めんどくさい事になった

こういう仕事は避けたかったんだけど

なってしまったからにはしょうがない

真司『じゃあ明日集まりあるからよろしく』

辰巳『わーったよ』


詩織『えぇ!じゃあ朝雲くん生徒会に

入ったんですか!?』

辰巳『うん、まぁ、無理やりだけど』

詩織『ふふ、仲間ですね』

辰巳『仲間?』

詩織『はい、私も多数決で生徒会に

なったんです』

辰巳『多数決…』

詩織『皆さん手をあげなくて、先生が多数決で

決めるぞと』

辰巳『そっか』

詩織『それでなんか気づいたら生徒会に

なってました!』

辰巳『軽いね』

詩織『ええ、まぁなったものは

しょうがないので頑張ります!』

詩織『朝雲くんも頑張りましょう!』

辰巳『は、はぃー』

桃花『すまないー遅れたー』

辰巳『遅刻したならも少し申し訳無さを……』

桃花『気にしない、気にしない』

桃花『今日はなんだ、短歌でも書くか』

辰巳『でもってなんですか

一応部長でしょう先輩』

桃花『細かいことは気にすんなやるぞ』

詩織『短歌…腕がなりますね』

桃花『遠野、本気だな』

辰巳『ただの短歌ですよね……?』


そして3人で短歌を書いて読みあった

桃花『じゃあ今日は解散だな』

詩織『はい、お疲れ様でした〜』

辰巳『おつかれっす』

詩織『朝雲くん一緒に帰りませんか?』

辰巳『ごめんちょっと忘れ物があって』

詩織『では待ってますよ、今日私一人なんです』

辰巳『そっか、じゃあできるだけ急いでくね』

詩織『廊下は走らないでくださいよ〜』

辰巳『はい!』


忘れ物、忘れ物、この教科書がないと

課題が進まないっと…

さて遠野さんが待ってるし早く向かうか


付き合ってください!!


ん?、告白か?向こうの廊下を渡ったとこだな

好奇心が抑えられない…ちらっと見るだけ

ん〜と、

真司!?やっぱりあいつモテるんだなぁ


真司『ごめん、俺気になってる人がいてさ

今は付き合えない』


それを聞くと女生徒は涙を溜めながら走り

去っていった

その断り方はないだろ真司……

といっても俺が向かっても気まずいだけだし

遠野さんのとこに向かうか


辰巳『ごめん!遠野さん遅くなった』

詩織『全然大丈夫ですよ〜

私のわがままに付き合って

貰ってるだけなので』

辰巳『そう?』

辰巳『なんで誘ってくれたの?』

詩織『さっきも言った通り帰る友達が

今日はいないのと、ちょっと寄りたいところが

あって……』


本屋…俺の街の無駄にでかい本屋だ

無駄にデカすぎてカフェもある


辰巳『寄りたいところってここ?』

詩織『はい、ちょっと見て回りたくて』

辰巳『どういうの読むの?遠野さんは』

詩織『歴史小説とか、恋愛、ホラー、ミステリー、ラノベとかも読みますよ』

辰巳『幅広いんだ』

詩織『はい、読書が好きなので』

詩織『何か朝雲くんのおすすめありますか?』

辰巳『ラノベしか知らないけど

ラノベだと夢に沈む恋ってやつかな』

辰巳『儚くて良い作品なんだよね

今期アニメもやるし』

詩織『へぇ〜ちょっと買ってみますね』

………

詩織『今日はついてきてもらって

ありがとうございます』

辰巳『いやいや、俺も誘ってくれて

嬉しかったし』

詩織『あ、それと明日から

辰巳くんと呼んでもよろしいですか?』

辰巳『うぇっ!?』

詩織『嫌ですか?』

辰巳『いやいゃ、滅相もございません!』

詩織『友達は下の名前で呼びたいんです』

辰巳『友達……うん、いいよ』

詩織『ふふ、ありがとうございます』

詩織『じゃあ、明日生徒会室で!』

辰巳『あぁ』

詩織『それと、私のことも下の名前で

呼んでくださいねー!』

辰巳『あぁ!わかった!』


遠野さん……心臓に悪い人だ

それにしても友達か嬉しい言葉だ

下の名前……ちょっと考える時間がいるな


おかしな箇所があった場合

指摘してくれると助かります

実験的な感じで投稿しているので

続きは未定です

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