第十五話 外伝 元は弱かったグスヘス
「ああ、どうすればいい?」
俺はただのスモールスパイダーだ。
「うわっ。」
危ない危ない。もう少しで死ぬところだった。
スライムだ。
「倒すか?」
鑑定。
グレータースライムレベル6
【鑑定……失敗】
あぁ。逃げよう。
うわっまたスライムだ。
鑑定。
スライムレベル1
HP16 MP32 SP9
スキル
水魔法レベル2
水耐性レベル3
水強化レベル1
火魔法レベル1
回復魔法レベル2
お、倒すか。
「キイィィィィ!」
「スモールスパイダーレベル3になりました。」
俺の母は、死んだ。
父も…。
龍に殺された。
そんな俺を助けてくれたのが、ムラーシュ様だ。
ムラーシュ様に感謝。
感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝。
どうやらムラーシュ様は世界最強の一人らしい。
流石ムラーシュ様だ。
「無理はするなよ。」
「はい。」
今日はレベル上げをする。
「や、薬草!?」
「神力って何だ?」
どうやら神力を知らないらしい。
ていうか、鑑定された!?
とりあえず質問に答えよう。
「名前持ちのみの効果だ。」
何なんだ。
「だ、誰?」
まあ、そうだな。
「俺は、グスヘスだ。」
「え?話した?」
「俺は、グスヘス。グレータースパイダーだ。」
「俺は、このガケア大森林の王、【ムラーシュ様】の部下だ。」
「ムラーシュ‼︎⁇」
「ムラーシュ様と言え。」
「でも、倒す。」
「今の会話聞いていたか?」
「行くぞ。」
「はあ、またこれでムラーシュ様におこら
れるな。」




