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転生魔神は陽気に歌う  作者: まちどり
69/227

69.で、質問です。

 数多ある作品の中から選んでいただきありがとうございます。<(_ _)>

 ちょっと短めですが、連載始めて一年の記念すべき日と言うことで。



「消失ではなく休眠、だ。無くなったわけじゃない」

 ガンダロフが訂正する。

「うん、そうだね。そのうちポコって生えてくるよ」

 タケシみたいに。

「生きているうちに会えると良いね」

 それは私も同じかも。


「大体ね、ラクーシルが実際何を思って何をやっていたんだかって、私達にわかる訳がない。襲われたから返り討ちにした、それだけ」

 まずは残された資料を見てみれば推測なり何なり出来るでしょ?ってことで、資料室へGO!




 ここからの案内はマーリオ君からベルシームへとバトンタッチ!オタク部屋じゃない方の資料室はそれでも聖騎士二人にとっては貴重なものだらけだったようで、教団の歴史、教義の遍歴、儀式についてのあれこれ等々、うわぁ~とか、すげぇ~とか素の顔丸出しで見入っております。


「この箱に入っている物は?」

 昨日は無かった箱について、ガンダロフがベルシームに尋ねる。

「それは今回亡くなってしまわれた者たちの元にあった書籍や手記です」

「これであれば、持ち出せたのでは…いや、それは無意味だな。済まない、失言だった」

「いえ、とんでもございません」

 ガンダロフがすぐに謝罪を口にしたのを、聖騎士二人は意外そうに眺めていた。


 その箱の中から適当に一冊手に取って中を読んでみる。……ヴィオロさんという方の日記かな?プライバシーの侵害になるのだろうけど、興味あるなぁ。ソファに座って

「一緒に読もう?」

とガンダロフに声を掛けると

「あぁ」

と短く答えて私の隣に座った。何だかにこにこしてて、子供が絵本を読んでもらうのと同じ感じ?


 初めの方からパラパラッと捲ってざっと目を通す。

「…行動記録?たぶん日の出の1時間前に起床して禊ぎ…身と場を清めてお祈りして写経して朝御飯。献立が書いてあると読み応えが出てくるのに」

「何が書いてあるか相変わらず解らんが、代わり映えしない日々だったのではないか?」

 覗き込んだガンダロフが指摘する通り、ほぼ決まった文面が続く。ん?


「えぇっと、聖騎士リコロ、さん。お尋ねしてもよろしいでしょうか?」

 どっちがリコロさんだっけ?って思いながら声を掛ける。

「はい、リコロ、とお呼びくださいませ、アスタロト様」

 そう、どちらも茶目茶髪なんだよね、微妙に色が薄い方がリコロさんだ。そしてどちらも何気にキラキラしてる。町娘に「キャーーーー!!」とか黄色い声を浴びてそうな凛々しい顔立ち。

「様、は不要いらない。呼び捨ては心苦しくなるから、リコロさん、で」

と言うとちょっと困ったって感じで聖騎士二人、目を見合わせてから

「…では、アスタロトさん、と呼ばせていただきます」

 変にごねられなくて良かった。


「で、質問です。神官たちの食事って、朝、というかお昼だね、と晩の2回?」

「えぇ、そうです」

とさらっと答えられる。

「……お腹空かない?」

 想像すると切なくなるのだけど。と、隣のガンダロフが呆れたような声で

「平民の食事回数は大体2回だ。朝も食べるという方が珍しい」

と衝撃発言!

「兵士や騎士は朝も食べるが、おやつまで用意するのは王侯貴族や裕福な商人等、ごく一部の者だけだ」

「えっ!おやつ、食べないの?」

「たまには食べるが、毎日ではないな」

 その場にいる全員から、お前はどこぞの坊ちゃんだ?と痛い視線を送られているのが判る。


 ガンダロフが、はぁ~、と息を吐いて

「君の常識とはかなり離れているのだろうな」

と慰めるように頭を撫で撫でした。

「そっかぁ~、このヴィオロさんも食事は普通だったのかぁ。あ、後、『夜のお務め』って具体的には何をするの?」

 聖騎士二人だけでなくベルシームも動きがピタッと止まって見る間に顔を赤くしたのだけど。


「いや、そういう疚しい意味ではないのは君の口調と態度でわかるのだが」

 なんとも刺激的な言葉だな、とガンダロフも頬を赤らめる。

「んーーー、でもちょこちょこ出てくるから何だろうって。…私の誤訳?」

 ほら、こことかここにも、とページを捲りながらリコロさんに見てもらう。

「…あ、……本当ですね……確かに気になるかも」

とリコロさんが真面目な顔に戻る。

「これは、私共よりオルに聞いた方が判ると思いますよ」

 ダングさんも覘き込み意見を述べた。


「オル、ってレアンのこと?」

「そういえば、ルセーニョがレアンにやたらと突っかかっていたのだが、あの二人、過去に何かあったのか?」

とガンダロフが訊く。うん、私も気になってた。





 読了、ありがとうございます。<(_ _)>

 気付けば連載始めて一年です。作中では一週間経っておりませんが。歩みの遅さは亀か蝸牛でんでんむしかナマケモノか。ブックマーク、★評価、いいね!ありがとうございます!私の拙い文章でも待ってる人が居る!って思うと、頑張れます!

 続きが気になる、面白い、と思われた方は是非スクロールバーを下げていった先にある広告下の☆☆☆☆☆を★★★★★に、ブックマーク、いいね、感想等をお願いします。

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