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気まぐれ少女どこへ行く?  作者: 月見 瑠那
大反乱
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ベルフェゴール

昨日の私


英検め!!今までよくも私を苦しめてくれたな!でもそれも今日で終わりだ!!我が剣の錆となるがいい!!おりゃー!!


何とかたお、、、ひ、、、は、、、(ドサッ


ってなわけで更新遅くなりました!

「、、、だったら、、、何?」


彼女は人より少し鋭い歯をチラつかせ、獰猛に笑った。それにともない、今まで人並みにしか感じなかった魔力が膨れ上がり始める。息苦しささえ感じる圧迫感の中一周回って冷静になった俺の脳は正確に現状を理解する。


あっこれヤバイやつだ


っと、、、なんて冗談言ってる暇はない!!


これきっとあれだあれ!悪魔が召喚者試すやつ!!もしくは娘はやらん!!って怒鳴り込んでくるあたまかたかたおじさん!!確かにベルゼバブ可愛いもんなぁ~


目を細め、じっとこちらを観察してくるベルフェゴール。さっきのデレデレ限界オタクみたいな空気を一切感じさせないその立ち振舞いに、さすが大悪魔という若干場違いな感想を懐く。もしかしたらこっちが素なのk、、、絶対違うな。だって


「、、、Zzz、、、」


寝てんもんこいつ!!緊張した俺がバカみたいだ、、、はぁ、、、


「ベルゼバブ?すこしだけかのじょのようすをみててくれ。やすめそうなばしょみつけてすぐもどってくる。」


さすがにベルフェゴールを立ったまま寝かせるわけにも行かず、俺はベッドを探しに走り出した。あっまだ料理に取りかかってすらいない、、、


大悪魔とは思えないほど安らかな寝顔を思い出しながら、俺はまた深くため息をついたのだった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ご主人様がどこかに行ったのを見届けると、私は隣の彼女に声をかける。


「ベル?ごしゅじんさまどう?」


「、、、無論失格、あの程度に気圧されるとか論外、、、ベル?なんでアイツ気に入ってる?」


やっぱり不合格か、、、まぁ当然だよね?私だってたぶんなにも知らなかったらベルと同じように見限っていただろう。


ご主人様を格下だと勘違いして


「んー?すぐわかるとおもうよ?」


「、、、どうだろうね、、、」


ベルは不満げに鼻で笑う。我等が主であるご主人様の頼りない姿をみたばかりだから、当然の反応である。そうわかってるけどなんか腹立つ。強いのに気がついていないご主人様に、相手の実力を見抜けなかった親友に。


強くても奢らないのがご主人様の強さの秘訣なんだろうし、相手がご主人様なんだから見抜けなくて当然なんだけどもどかしい。命令無しにご主人様の実力を言いふらしたりなんか出来ないから。それは古くからの親友だろうと関係ない。私だって嫌だもん。ベルにしか教えてない隠し玉言いふらされるの。でも、ご主人様の素晴らしさを共有したいからやきもきする!!


「、、、ベル?どうしたの?」


「なんでもないよ!」


いけないいけない。いつの間にか挙動不審になってた!私は慌てて否定する。ベルはなら良いけど、、、っと納得はして無さそうだけどそれ以上追求してくることはなかった。


「、、、それで、これからどうする?」


「ん?どうって?どう?」(こてんっ?)


急に何言ってんの?


「、、、アイツと会った。目的は達成したからここにいる理由はない。帰って一緒に昼寝する?」


なんて魅力的なお誘い!ベルにぎゅぅ~~~ってしながらお昼寝、絶対楽しい!!でもご主人様の朝ごはんも食べたいから、、、どうしよう?迷う。


ん~、、、んん~、、、っと腕を組んで唸っていると、ベルは


「、、、アイツを誘っても良い。主としてはあれだけど、友達としてはそこそこ良い。」


、、、あれ?友達って言ってるはずなのに抱き枕って聴こえるのは気のせい?


「、、、ベルには無いケモミミ、、、もふもふしてたら良い夢見れそう、、、」


、、、あっこれ完全に物としてしか見てないね。ご主人様、御愁傷様です。ってあれ?もしかして私もただの抱き枕?えっ?もしかして今まで友情だと思っていたものって、、、


私は恐ろしい想像をしてしまい、さっと血の気が引く。積み上げてきた長い時間が瓦礫のように脆く、勢いよく崩れて行く様子を幻視し、その場にへたり込みそうになったその直前、


「、、、ベルは親友、とっても大切な。だからアイツとは違う。安心して?」


、、、これは、、、喜んで良いのか悪いのか悩むね。若干ご主人様の悪口を言っているような気がして怒りたいけど、ベルの言葉は嬉しくて、、、


「、、、扱いの差は仕方ない。初対面と親友、同列に扱うのは無理。」


そりゃそうだ。数億年一緒に生きてきた親友と会って数時間の初対面、私でも確実に戸惑うし、やろうと思ってもそれまでの記憶が邪魔して親友の方を贔屓してしまうだろう。納得はする。だけど釈然とはしない。


ちょっと不機嫌になだた子どもっぽい私の頭を、ベルは困ったような顔をしながら優しく撫でる。それだけで機嫌が直る私はやっぱりちょろいのかもしれない。でもなんだか悪い気はしないので、私はご主人様が戻ってくるまでの間、ずっとベルに撫でなでしてもらっているのでした。

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