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気まぐれ少女どこへ行く?  作者: 月見 瑠那
絶望の奈落
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決戦 その4 神の玩具

遅くなりました!

「いッッッた!なに!?」


 頭にものすごい衝撃を感じ飛び起きる。見ると身体が半分ほど壁に埋まっている。どうなってんの?


 たしか、、、寝る暇もないくらいの魔物に襲われて、、、魔力が無くなって、、、敵から魔力を吸収できるベルゼバブに代わってもらったんだったっけ?


(ベルゼバブ?きこえる?)


 状況を説明してもらおうとして心の中でベルゼバブに話し掛ける、、、が、返答が無い。思ったより不味い状況みたいだね?


「あなただれ?」


 とりあえず、事情を知ってそうな目の前の禍々しい魔力を発する巨大なドラゴンっぽい何かに話を聞いてみる。


「ゴガアアアァァァァァ!!」


 うん。せめて言葉を喋って?そしたらスキルで翻訳できるから。そんな私の思いは届かないようだ。ジャ~ンプ。


(ドッゴオオオォォォォォン)


 おぉ。なんて馬鹿げた破壊力!パンチで大穴が空いた。魔力の反応はなかったから素の力だね。スキルを使えば私にも出来るかもしれないけど、魔力の補助無しでこの破壊力は恐ろしい。さらにスキルで強化なんかしたらいくら私でもミンチになる。たぶん。壁キック。


(シュウウウゥゥゥゥゥ)


 、、、毒も吐けるんだ?しかも、奈落の壁ですらかかったそばから溶けてくとか成分どうなってんの?マジで?そんなことを考えながら全力のバックステップ。


(ザクザクザクザク)


 〈鑑定〉、、、アースニードル?へぇ~これが魔法なんだ?初めて見た。いや、王城で私を襲ったやつも使ってたから2回目かな?ちょっとファンタジーっぽい要素に感動する。私スキルしか使えないからなぁ~。


 スキルと魔法の違いは自動か手動かだ。


 スキルは自動。意識すれば勝手に陣を構築、発動する。決まった範囲に決まった威力の魔法を放つ事しか出来ないが、その分発動が早い。


 魔法は手動。魔力を練り、陣を書かないと発動しない。発動までに時間がかかるが、アレンジできるため長期戦や高度な戦いに向いてる。


 本当は魔法を使い込んだらスキルになるんだけどなぜか私は全ての魔法のスキルを持ってんだよね?ちなみに魔法かスキルかは見た目じゃ分からないからスキルで確かめるしかない。


 っとまぁそれはさておき、魔物って知能が低いから魔法は使えないって〈密告〉から聞いてたんだけど、、、何でこいつ使えんの?


 激しい攻撃を避けながら思考する。近付けば前足で攻撃、離れれば魔法で攻撃。なかなか知恵の回る魔物らしい。だ・け・ど!


「わたしのてきではないのだ!〈龍の吐息(ドラゴンブレス)〉!!」


 スキルはきれいに頭を吹き飛ばす。


「やったか?」


 フラグをたててみる。起きない。


「たおしたのか?」


 追加してみる。起きない。


「くうきよめよ~。」


 ぼやきながら座り込む。思ったより疲弊していたらしい。いつの間にか次から次へと涌き出ていた魔物もいなくなっていた。こいつの生け贄になったのか、こいつが魔力を使いきったからか分かんないけどモンスターパレード(私がつけた)は終了したらしい。


 これで外に出られる!はやる気持ちを押さえ素材を回収しようと死体に近付く。


 、、、死亡確認はちゃんとしないとダメだね?この教訓の代償は高くつきそうだ。


(ボタッ)

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