力の間
「くそー。でっかいとかげめー。あこがれがー(涙)」
私は今、試練の間のボスであったロックドラゴンとこのダンジョンに憧れを粉々に砕かれ(被害妄想)落ち込んでいます。
「まちのぞんでいたのに、これじゃあんまりだよ~、、、なんかムカムカしてきた!よし!まものにやつあたりしよう!うっかりしんじゃってもわたしのせいじゃないんだからね!!」
幼女の将来が心配になる今日この頃である。
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力の間 第一階層
階段を下りた先に待ち受けていたのはやたら大きな扉だった。高さは5メートルくらい、横幅は3メートルくらいかな?
私のテンションは最高潮!これぞファンタジーのテンプレ!さてさてこれは触れたらゴゴゴゴとかいって開くタイプ?それとも近付いたら魔物が出てきて倒したら開くタイプ?はたまた謎解き?ワクワクする!
トラップを警戒しつつゆっくり近付く。そして慎重に扉に手をかけ押してみたが、まったく開く気配がない。となると?
「なぞときだ!」
ファンタジーの王道的展開にテンション爆上がりの私は意気揚々と手掛かりを探し始めた。
10分後
絶対に解読してやるんだから!
20分後
どこかにヒントが隠されてるのかな?
30分後
、、、ゴーレムさんよろしくお願いします。
(ゴゴゴゴゴ)
うん、開いた。ただの力不足だった、、、
悲しい気分になりながら先へと進む、、、って
「ぶあつ!?」
なにこの扉?奥行き1メートルくらいあるんですけど?え?しかも高さと横幅も異常なくらい長かったよね?いや大きさ的にこの厚さは妥当、、、なわけないか。横幅の三分の一の厚さって防音の扉でも見たことがない。さらに素材は鉄っぽいから、、、鉄だと仮定するとやく120トン!40坪の木造建築の家が約40トンだから家3つ分!
、、、開けれるわけ無いじゃん!?は?無理だよね?人間にこれ開けろとか無茶だよね?ってかこれ開けれたとしたらそいつ絶対人外だよね?
そんなことをつらつらと考えながら先へと進む。
、、、わーいまた同じ扉だー。しかも少しおっきくなってる。
(ゴンッ)
ストレス発散のために殴ってみた。イタイ、、、
「すごくおっきくて、、、かたい、、、」
あまりの痛さに若干涙目だ。やんなきゃよかった、、、
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「チカラノマハ、オナジトビラガスコシヅツオモクナリナガラエンエントツヅクトイウミモココロモツカレハテルキチクカイソウヘトヘンカシタノダ!ダカラトチュウデアキラメテカエッテ?オネガイ?」
神の玩具は必死に祈る!だがその願いは届かない!
『〈りゅうのといき〉!』
(ドッゴオオオォォォォォン)
扉はまとめて粉砕され、あっという間に第一階層は突破されたのだった。
「、、、モウヤダ、、、」
神の玩具は必死に次の策を考え始めるのだった。




