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気まぐれ少女どこへ行く?  作者: 月見 瑠那
絶望の奈落
29/98

攻略攻略ぱーとつー

「うにゃ?もうあさ?」


あれ?いつ寝たっけ?気が付くと寝落ちしていたみたいだ。まったく奈落で寝落ちするとは何事だ!弛んどる!これは説教をする必要が、、、


「ハッ!かみなり!!」


寝起きでぼーっとしていた私の頭は、気を失う直前の光景を思い出すと共に覚醒する。


そうだそうだ私は雷に打たれて、、、何ともない?


周りを見ると瓦礫があちらこちらに散乱し、上を見上げれば永遠と真っ暗な穴が続いている。


、、、そんなレベルの雷に打たれて無傷とか私本気で人間やめてるな、、、


もうとっくに受け入れたことだが改めてこうやって突き付けられると若干へこむ、、、だけど今はへこんでいる場合じゃない。こんな派手なことしたら大量の魔物が集まって来るだろう。今までのようなレベルであれば問題なく返り討ちに出来るだろう。しかし、ここは奈落の低層、、、だと思われる!多分!だからここでは信じられないような化け物が、角からひょっこり顔を出すかもしれないのだ。


取り敢えず安全地帯である転移魔方陣のある部屋に行きたいんだけど、、、ここがどこだかわからなってあっ!そういえば!


「〈せかいちず〉」


おぉ~すっごく便利!って感心している場合じゃない!え~と?ここは?


試練の間 第百階層 選別


、、、ボス部屋でした!ってふざけんな!!私今あーるぴーじーとかで言うところのレベル1みたいなもんだよ?わかってる?え?魔物倒してるからレベル2以上は確定?変わんないよ!!どこにレベル1桁でボス戦挑むバカがいんのよ?勝てるわけないじゃん!!とっ兎に角上の階層へ避難しないと!


そう考えた私はさっきよりも注意深く辺りを観察する。そして見付けてしまった。巨大なドラゴンらしき生物の亡骸を。


こんな化け物倒せるようなやつに勝てるわけないじゃん!早く上の階層に逃げな


(カラン)


「ッ!!」


後ずさったのが間違えだった。小石を蹴飛ばした音が静かな空間に、やけに大きく響く。そして、どこからともなく獣の鳴き声が聞こえて、、、来なかった。


10分経過


遅いなぁ~。


20分経過


まだかなぁ~。


30分経過


早く来~い。


40分経過


(すやすや)


地獄のような奈落の低層に、安らかな少女の寝息が響くのであった。


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


「タッタスカッタ、、、」


神の玩具は安堵の吐息をもらす。


「マサカアノボウギョニトッカシタロックドラゴンガワンパンダトハ、、、コイツゼッタイカミヨリツヨイヨネ?ナンデコンナトコニインノ?コノバケモノ?」


神の軍勢の侵攻を防ぐために1階層の入口からしか出入りできない構造としていて、下層から上層まで繋がっている道は一本だけ。転移魔方陣は下層から上層に向かうと即死のトラップが発動する。だから、逃げるためにはルナの前を必ず通るしかなく逃げられない神の玩具は泣きそうになりながらぼやく。それでも状況が良くなる訳がなく、必死にルナへの対策を考えるのであった。

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