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気まぐれ少女どこへ行く?  作者: 月見 瑠那
絶望の奈落
28/98

攻略攻略

「うにゃーしあわせー」


そう満面の笑みで呟く少女。その周りには無数の魔物の亡骸が横たわっている。


「ガアアアァァァァァ」


「あっ!にげちゃメッ!」


「グギャ」


逃げ出そうとした魔物は少女の一言を最後に、その生涯に幕を下ろす。


「ぱく!ん~!おいしい!!」


人間ではあり得ないほど大きく口を開け、身長の倍以上もある魔物を一口で喰らう。


「はぁ~!もっともーっとたべたい!だけど、、、ごしゅじんさまをきずつけたあのばかをくらうのがさきかな?」


ほんわかした空気が一気に冷え込み、殺意と殺気が飽和する


「かみのがんぐのぶんざいでごしゅじんさまをきずつけた!ばんしにあたいする!!、、、ばんしってなんだっけ?」


がすぐに霧散した。


「、、、わかんないけどとりあえずあのばかのところいこう。ぼっこぼこにしてやる!」


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


「バカナバカナバカナバカナバカナバカナバカナバカナバカナ!!!!!」


奈落 最下層 神の遊戯にバカナの3文字が永遠と響き続ける。この声の主、神の玩具の視線の先には真っ白な岩壁が存在し奈落のある光景を映している。


「アッアリエナイ、、、」


破壊不可能なはずの階層を区切る【時空防壁】がおぞましい姿をしたなにかによって易々と破壊されていく光景を。


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


【時空防壁】

 奈落の階層を区切る、破壊不可能な岩壁。かつて邪神の眷族 神の玩具を消滅させようと侵攻してきた神の軍勢ですら突破することが叶わなかった奈落の最終防壁。


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


『おいし~い!』


「ッ!マサカ!!」


黒い霧のようななにかの中心から放たれた声。その声はついさっきまで観察していた者の声と一致する。


『あはは!そうだよ?わたしだよ?』


「ッ!?」


霧が左右に分かれ、1人の少女が現れる。


「、、、ルナ、、、」


『ん?なにいって、、、あっ!そういえばまだじこしょうかいしてなかったっけ?』


「ハ?」


『わたしはななつのたいざいがひとはしら。グルマンディーズ ベルゼバブみてのとおりハエのおおだよ?』


そう言われ霧を観察し、


「ッ!?」


今日何度目かわからない驚愕の息をもらす。ベルゼバブの言葉通り、霧のようななにかは蝿だった。それも一匹一匹がドラゴンに匹敵する力を持つ。それが霧と見間違うほど大量に、、、


『ふっふっふー!ごしゅじんさまをきずつけたしかえしするからからだあらってまっていろ!!』


最上位悪魔 暴食の罪(グルマンディーズ) ベルゼバブによる恐怖の宴が始まった。

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