第2話 色々ためしてみた
しばらくの間は1日、2話更新していきます。
「時間と空間を操作できるんだよな?」
時間を止められることは分かったので空間操作について色々ためしてみた。目の前に手をかざしてイメージしてみると少しだけ空間に歪みが生まれた。
「中に入れるかな?」
穴を広げるイメージしてみると、体全部を中に入れることができた。
中は真っ白な、どこまでも続く空間だった。この空間の中では時間が止まっているようで、時計を中に持込んだがまったく動かなかった。
入ってきた所とは別の場所から出られないかと思ってイメージしてみると、真っ白な空間に少しだけ亀裂が入り、外に出られるほどの穴が開いて家のトイレの前に出た。
「なるほど、時間が止まっている空間を経由して別の場所に出れば、瞬間移動したように見えるな。しかも、この時間の止まった空間自体、アイテム・ボックスとして使えるじゃないか!?」
かなり便利な能力であることは間違いない。そう思ってたくさん使っていると‥‥‥
「なんか、しんどくなってきた」
急に体に疲労感が出てきた。どうやら無制限に使えるわけではないみたいだ。
とにかくすごい能力がガチャから出てきたことは事実だ。俺はすぐにコンビニに行きATMから全財産である24万をおろした。フリーターでこれだけ貯金していたなら、かなりがんばった方ではないだろうか。夜中だったがガチャがあった空き地に向かった。
「良かった、まだあるな」
なくなっていなくてホッとした。さっそく1万円をガチャ自販機に入れてボタンを押す。
カシャカシャ、コロン‥‥‥カプセルが出てきた。中を開けてみると‥‥‥‥
風魔法(Ⅰ) R
風の刃を放つ
「キターーーー!!」
子供の頃なら誰でも使ってみたいと思う“魔法”が出てきた。すぐ口の中に入れる。全部なめてなくなるのに少し時間がかかったが‥‥‥‥
「よし! なめ切ったぞ!!」
俺は廃屋に向かって「風魔法!」と叫んでみたが特に何も起こらない。
色々ためしてみたが、やはり何も起こらない。なぜだろう? ひょっとして俺には魔力的なものが無いのだろうか?
時間は止まったのに、魔法は出ない? 疑問はたくさんあったがとりあえず残りのお金でガチャを引くことにした。そして出てきたのが‥‥‥
土魔法 (Ⅰ) R
火魔法 (Ⅰ) R
空間探知(Ⅰ) R ×2
筋力増強(Ⅰ) R
千里眼 (Ⅰ) SR
鑑定 (Ⅰ) R
魔力強化(Ⅰ) SR
寒熱耐性(Ⅰ) R
物理耐性(Ⅰ) R
魔法耐性(Ⅰ) R ×2
職業ボード・戦士 R
職業ボード・魔法使い R
職業ボード・僧侶 R
職業ボード・モンク SR
職業ボード・賢者 SR
職業ボード・狩人 R
職業ボード・弓使い R ×2
職業ボード・探索者 R
職業ボード・盗賊 R ×2
なんだか、とんでもないものが色々出てきたぞ‥‥‥‥‥。