チートだ…
1章 童貞
俺は島田和也20歳残業時間が半端なく多いいわゆるブラック会社に務めるイケメン''童貞''だ!
「はぁ今日も2時まで残業とか電車ねーじゃねーかあのクソ上司何でも俺に押し付けやがって」
辺りを見渡すと1台のタクシーがあった。
「しょーがねーあれで帰るか」
そしてタクシーに乗ると運転手が奇妙なことを聞いてきた
「お客さん異世界には興味あるかい?」
「は?」
喧嘩口調で聞き返した。
そう言えば昔異世界などに興味を持っていたことを思い出した
「会社やめられるならどこでも行きたいですね」
「あなたその外見からするとまだ入社したばかりでしょう?」
「ええまぁそうなんですけど思い描いていたのと違うなと思いまして辞めたいと思ってるんですよ」
「そうですかそれなら異世界に行きます?」
そんな質問に笑いながら面白半分で言った
「行けるもんなら言ってみたいですね」
「それならお客さん目つぶってください」
言われた通りに目をつぶったそうすると明かりが目に飛び込んできた目を開けると
「なんだこれ…」
そこには大草原が広がっていた見たこともない生物が沢山いた…
正気に戻るとそこには1通の手紙と袋が置いてあった
「えーなになに」
島田和也様へ
異世界へようこそ☆
頑張ってね☆
「…」
ピキピキそう聞こえそうなほど顔を引き攣らせている童貞の姿はそこにあった
「まぁできそうなことを探そう袋の中にはお金が入っているのかな?」
ビリビリになった手紙が落ちていたのは言うまでもない
「あの街に行ってみるか」
近くに村が見えたのでそこに行ってみることにした。
「兄ちゃん見ねー顔だなこの街に来るのは初めてかい何ならうちで装備整えていけよ」
「装備もいいんだけどこの世界って魔法とかないの?」
「わっはっは兄ちゃんなんも知らねーんだな今この世界に来たみたいだな」
まさかこいつエスパーそんなことを言いつつ笑って誤魔化す。
「魔法は使えるやつと使えないやつに別れているんだよこの道進んでくとステータスボードを作るれる場所があるからそこに行きな魔力適性も見れるぜ」
「ありがとう!またくるよ!」
魔力があることにワクワクし早速ステータスボードを作りに行った
「ここかな?」
「お兄さんステータスボード作りに来たのかい?」
そこにはシワシワのじじ…神父がいた。
「はい!ここで作れるんですよね」
「いかにも発行には銀貨1枚じゃその列に並んであの受付係に銀貨を渡すのじゃ」
「わかりました親切にどうも!」
そう笑顔でいうとその列に並んだ
すぐに自分の番が回ってきた
「それでは銀貨1枚を頂戴します」
銀貨を受付係に渡した
「ありがとうございますそれではそこの手型に手を当てはめてください」
手型に手を当てはめるとカードが出てきた
「人間の平均はこのようになっております17歳
ランクB
筋力:50
体力:50
耐性:50
敏捷:50
魔力:50
魔耐:50
「んで俺のステータスは…」
島田和也 20歳 男 レベル1
魔力適性:SSS
筋力:999
体力:999
耐性:999
敏捷:999
魔力:999
魔耐:999
技能 : 言語理解 神速 空歩 雷撃 魅了 魔法体制 物理
体制 見極め 心理解 威圧 神殺し 魔人殺し 童貞
総合評価SSS
「チートだ…」
変な技能がついていることに対しては無視したことは言うまでもない。
「この数値は」
受付の人が慌てふためいていた
和也はその場を立ち去ることにした