第2光 5人の学級委員
PM5:00、市内の公園。
前回次期生徒会長立候補者の闇田悪に敗北した現生徒会長光田望。
望「くっそッ…俺はダメだ…俺はダメだ…!何が生徒会長だッ…何が学園の英雄だッ!
あんな奴に負けるなんてッ…」
ザッ
望「!!」
と。
そこに現れたのは、望と同じ年と思われる4人の男女。
3人が男、一人が女。
一人は身長165cm程の少し照れた様子の金髪の男子。県立唐竹学園の制服だ。
一人は身長170cm程の糸目の金髪の男子。陰陽中学校の制服だ。
一人は身長160cm程の黒髪ツインテールの女子。明星女学院の制服だ。
一人は身長160cm程の目を閉じた黒髪男子。静寂中学校の制服だ。
女子「どーしたの、こんな所で!そんな傷つくっちゃってさ!」
黒髪男子「困っているようなら、我々が手を貸すぞ。」
糸目男子「そんな感じ、かな?」
照れ男子「べ、別に心配とかそーいうんじゃないんだからなっ!」
望「お前らは…!」
―――
滅「いやー、先代の生徒会長っつっても弱かったねー。
ねーアニキ!」
グシャッ
滅「!?」
滅の頭を踏みつける悪。
悪「アニキと呼ぶなっつったろ…?お兄様と呼べ…!」ゴゴゴゴゴゴ
ただならぬ気迫。
滅「ひゃ…ひゃい…しゅいましぇん…」
―――
望「5人の学級委員!!」
5人の学級委員とは、望が小学校6年生の頃の6―1~5の学級委員である。望によれば、この5人は5歳の頃からの付き合いらしい。
つまり
6―1 光田望、
6―2 輝本希、
6―3 明山日射、
6―4 陽里未来、
6―5 照咲灯のことである(前述した通り今は別々の中学にいる、いずれも生徒会長である)。
望「お前ら、どうしてここに…?」
未来「どうしても何も、困ってる『友達』を見て助けない人はいないでしょ」
日射「まー、そーゆーコト。」
灯「僕もそういう事だ。行こう。」
希「み、皆がそんなこと言ってても、お、俺は別にお前のコトが心配で来たワケじゃないんだからなッ!」
望「…ヘッ、いつもながら頼もしいヤツらだぜ。…サンキュ」
―2―A教室―
女子A「ねーwww」
女子B「だよねーwヤバくない?」
悪「ウザいカスどもが…滅、やれ」
滅「あいッアニk…お兄様!『暗黒の抑圧』!!」ゾォォン…
女子達「キャアァ!なにコレー!!」
言われた通り、動きを封じる滅。
サッ
『何か』を取り出す悪。
それが『何』であろうと、悍ましいことには変わりない。
そもそも、『それ』を制服のどこに隠し持っていたのか…?
滅「あッ…あれは!お兄様の十八番…
『死神の両手鎌』!!」
悪は。
躊躇とかためらいとか、そういう類いの感情を一切持たずに、ただ話していただけの女子を斬り刻んだ。
その光景を目にした教師。
教師「おいっ!何をしているんだ闇田ッ!!後で職員室に来いッッ!!」
意外にも着いていく悪。
―職員室―
教師「闇田お前自分が何をしたのか分かってるのか!?殺人は犯罪だぞ!!」
悪「あんたにゃ関係ねェよ…」
教師「関係なくない!!あいつらは俺の生徒だ!!」
悪「関係ねェっつってんだろ…うるせェんだよ、あんた…
死 ぬ か ・ ・ ・ ?」ゾ ン ッ
教師「ひッ…
ひ い い い い ッ」
プツンッ
―――
下校路。
歩みを進める悪と滅。
滅「まさか先生まで手にかけちまうとわー☆
ところで、どこに向かってるのかな?」
悪「……」
滅「無視!?」
―――
悪「着いたぞ」
滅「アn…お兄様、ここはー?中学?」
悪「旋回中学だ。ここに、あいつがいる。ちょっと協力してもらおうと思ってな」
滅「あいつ…?あー!あいつかー!小学校の頃、3人でよく一緒に遊んでた」
果たして、悪と滅の言う『あいつ』とは…?
―――
悪と話していたのは、髪の短い、左下に『死』と書かれた白い物騒な仮面をつけた男だった。
暗黒影丸だ。
悪「…というわけだ。協力してくれるな、影丸」
影丸「ああ。任せろ」
ついに仲間を増やしてしまった悪。
武本中学、マジでどうなる!?
第2光終わり




