第十一章 追跡再開
第十章とは違って一週間で投稿出来ました。よかった・・・
幸志さんと嘉苗が合流したおかげで、閃光の修理がすごい速さで進んだ。3日ぐらいかかる予定だったのに、2日で終わった。で、その日の夜5人で会議をした(おおげさに言ってるけどただの話し合い)。まず最初に龍輝さんが話し始めた。
「幸志と嘉苗さんが最初いなかったとき、あのUFOの呼び名を決めたから。え~、コガネって呼んでるから、ヨロシク」
「はい」
「で、コガネにはレーダーを付けてある。でも、かなり距離が離れると電波が届かなくなって追うのは厳しくなる。だから、今日の夜中12;00頃に出発するよ。それまでは各自仮眠をとってね。くれぐれも爆睡なんてしたら駄目だよ」
「はい」
「他に何か質問がある人?」
蹴夜が手を挙げる。
「またコガネに攻撃されたらどうするんですか?」
「そこらへんは大丈夫。相手がどんな攻撃をしてくるのか分かったし。その攻撃をずっとかわしとけば向こうも撃つのをやめると思うから」
答え終わって龍輝さんが他には?と聞くが質問はもう出なかった。
「じゃぁ、解散!」
そして、嘉苗と幸志さんは閃光Ⅱに戻って行った。ん~、なんか寝るの不安だな・・・
「龍輝さん」
「何?」
「仮眠しなくてもいいですか?なんか爆睡しちゃいそうで・・・」
「いいけど、一応少しは仮眠しといたほうがいいよ。追跡中に眠くなっちゃうから」
「はい」
そんなことを話たもののいざ寝ると11:30頃まで寝てしまった。
そして出発の時。龍輝さんが閃光Ⅱの幸志さんに通信する。
「幸志、準備出来てる?」
『うん、OK』
「出発だ!」
かけ声とともに機体が少し浮き、その後すごい勢いで飛び一瞬で、宇宙に出た。
宇宙に出るともう当然、コガネの姿は見えなかった。レーダーを見るとかなりコガネとの距離が離れてる。しかし、レーダーの赤い点は動いていなかった。
「止まってるな。自分たちの星に付いたか。波留希、幸志に通信入れて。コガネはもう星に着いてるって」
「はい。・・・幸志さん、聞こえますか?」
『聞こえてるよ』
「コガネはもう自分たちの星に到着してるようです」
『そうか、ならまず一安心だな。そこまでどのぐらいで着く?』
「ちょっと待って下さい。龍輝さん、その星までどのくらいで着きますか?」
「蹴夜、割り出せる?」
「はい、やってみます・・・」
蹴夜が機械を操作する。するとピピピッと音音がした。
「え~と、今のスピードで行くと1日弱、今は00時10分だから今日の夜9時ごろに着きます」
『ややこしいな。まぁ、簡単に言うと21時間か・・・。ありがとう』
通信を切る。21時間か・・・結構時間かかるな。
「じゃぁ、このスピードで行くよ」
そしてそのままコガネに向かって行く。
髪切りました。坊主です。すごいすっきりしました。