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詩全集3

生モノ

作者: 那須茄子

儚い偽りを大切にしていた

僕らは透明な目でそれをずっと

見つめていた

信仰心はない


浮かんだなにかをいつも

口にしようとして

我に返り止まる

恥ずかしさのあまり

なにかを潰したくなる 


純白なんて目には見えない色

転がりそうで転がらない言葉の丸みを

なんとか僕らはこじつけで

あてはめてみた


言うならそれは

虚像と実像を併せ持つ不可視


儚い偽りを大切にしていた

僕らは透明な目でそれをずっと

見つめていた

信仰心はない

もちろん教えを説かれたわけでもない



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