WsTs ドラゴンハグ 第二話 第六部
投稿頻度低くてすまん。
もう少しあげれるように努力します
〜船にて〜
「て、何で囲まれてんるんだよアタシは!」
ついさっき会話の承諾をしてくれた少女はエントランスにて囲まれていた。とくにシャルバリナさんから。
「はじめましてで殴ってきたからかなー」
そう言われるとバツの悪そうに顔をしかめる。
机に飲み物やお菓子がシュガルツさんによって運ばれた後、ケルラムは口を開く。
「皆さん集まりましたので、今から今後の方針会議をはじめます」
そう宣言すると、
「えっとまずは君の名前を教えてくれない? 」
と言って目線を合わせて彼女に向けた。
彼女は軽くため息をつくと、
「アタシはセイク。中央都市からレイクラスパイラルの事件についてようがあってきた」
ドンッと名乗りをあげた。
「セイク? ギルドに届いた評判だとすんごく礼儀正しくて可憐だ、てされてたぜぃ」
隣に座っているダーメイションさんが疑問をだす。
「こっちの方が本性、あんなのただの猫っかぶりだよ」
「堂々と言っちゃていいんですか……?」
「今更隠してもね、あぁ後このことを広めないでね」
「自己紹介ありがとうセイク。ゴホン! 話しを戻そう。まずはセイクを襲ってきた連中について話そうか」
そういうとシュガルツさんが地図が貼ってあるホワイトボードをはこんできた。
ケルラムさんは指し棒を取り出し、
「だいたいココがセイクの馬車が襲われたところ」
一度指し棒を置き、ペンを片手にシュガルツさんからもらった端末を確認しながら複数個印をつける。
「そしてココが、彩龍の使徒のキャンプ地」
「ちょっと待ってください! 」
思わず声を上げて立ち上がる。
「みなまで言うな、多分さっきの事なのにもう居場所がわかってるところでしょ」
「そうですよ! はやすぎませんか! 」
「実は後で話そうとしてた事と同時にね。で話しを戻すよ。ハラグ、地図を見て気になることはない? 」
「え、あはい」
そう言われて地図を見直すと、東の森にも二箇所団体がいるように印が付けられていた。
「ありえ……ない……!? 」
それを指摘するより先にダーメイションさんが声をあげた。
「私の記憶が正しければ洞窟の入り口のようになっていてぇ、奥に巨大な怪物がいたはずなんだ……。」
「討伐したの? 犠牲とかは? 」
ケルラムさんが聞く。
「いや、討伐の記録は無い……。犠牲は出なかった」
「ハラグがやったの? 」
「いえ、森全体の抑止力になっているので手を出したことはありません」
頭の中でその存在を思い出してみる。
でも彼はとても温厚で小動物から好かれていた。
「う〜ん、まあどっちにしろ」
「サーチアンドアタック! やるしか無いね! 」
シャルバリナさんとオーレイツさんが交互に言う。
「あなた達て思ったより脳筋ね……」
セイクさんは呆れてしまっていた。
「よし! 次! 」
ケルラムさんがそう言うと別の紙をホワイトボードに貼り出した。
さっきと違った地図だった。
「これはこの前ギルドに報酬としてもらった世界地図です! 今からこれに記録を書き込んでいきたいと思います」
キュ、キュ、キュ……。
軽く小さい丸を描いていく。右上に数字を割り振る。
「この印は……! 」
ゴクリ、
「ぼくが着地に失敗した場所です! 」
ズコッ!
「何よそれ! あんたふざけてるの!? 」
セイクさんはケルラムさんに指を刺し、
ダーメイションさんはグデと滑った。
「いや割と大事なことだよ」
オーレイツさんが説明を始める。
「まず私達て様々な世界を旅してると言ったじゃん。つまり世界ごとに色々セツリが違ったりするんだよ。例えば、重力とか常識とか」
「だから割と最初の一歩はこけることが多いんだよ」
シャルバリナさんがつけ足す。
「でも今回はこけた場所ではそれぞれ違和感があった。だからクロール達に力場を調べてもらった。彩龍の使徒の場所がわかったのもこのおかげだよ」
そうして別の色でそのこけた場所の周りを囲むように色を引いた。
「そしたらビンゴ、なんも無い林や草原は力場が一定なのに船の周りやミトルクの研究所、レイクラスパイラルは力場が妙に強くなっていた」
そうだったの……?
「おそらくこの力場の違いが地域ごとの生物の成長などに影響を与えていると考えられる。今後はさらに西の地域も調べてみることにするよ」
「オマカセクダサイ」
シュガルツさんがニュルッと答える。いつからいたんだ?
「まぁ、まずはダーメイションとセイクをレイクラスパイラルに届けたあとはこっちで深く調べる。これが今後の目標。みんな理解した? 」
「賛成」
「わかったぜい! 」
シャルバリナさんとオーレイツさんが応答する。
「ハラグもわかった? もう仲間なんだからしっかり答えよね」
「わかりました! 」
なんだか嬉しい気持ちになった。
「私も理解したぜぃ」
「わかったわよ」
ダーメイションさんとセイクさんも答える。
「それじゃあ行動開し……」
ドンドンドン、
外に繋がるドアが叩かれた。少し荒々しく急いでるようだった。
「誰だろう? シュガルツ相手してくれない? 」
「僕も出ます! 」
慎重にドアを開けると、
「頼む! 助けてくれ! 」
そこには少しボロボロになったファイズがいた。
ホープグラウンドについて、
一定の期間成熟されたホープグラウンドは有機物無機物問わず強い感染力を発揮する。
取り除くことはできるが生物である場合異常をきたすことが殆どである。




