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百色眼鏡  作者: 八木うさぎ
第1章 色眼鏡
7/15

別れ

 寄り道もせずにそのまま帰宅すると、視線の先にばあちゃんが立っていた。見れば、両手で受話器を片耳に宛がっている。



「あら。ちょうど帰ってきたみたいよ。ちょっと待っててね、今代わるから」



 その一言で、相手が誰なのかがわかった。



「おかえり健。ちょうど今ね、洸ちゃんから電話がかかってきたところだったんだよ。お前に代わってほしいって」



 受話器の通話口を手で押さえた状態のばあちゃんに手招きされる。しかしそのときにはもうそばにまで来ていて、あとは受話器を受け取るだけだった。



「もしもし」

『あ、君島くん』



 それは、たしかに鈴鹿の声だった。これで、少なくとも鈴鹿の身には何もなかったのだということの裏付けが取れた。

 ばあちゃんが十分なところにまで離れていくのを横目で確認して、やや小声で話を始める。



「今どこにいるんだ?」

『家。さっき帰ってきたところ』

「ってことは、あのメモを見て?」

『うん。ごめんね。今にしてみれば、私の方が家を空けるときにちゃんとメモとか残しておけばよかったのに。もしくは、今みたいに予めちゃんと電話しておくべきだったね』



 ごめんねと、例によって謝られる。



『でも君島くん、どうやってき・よ・(清志のことだ。鈴鹿はそう呼んでいる)のことを知ったの?』



 改めてそう問われてみると、鈴鹿の疑問ももっともだと思った。だから順を追って事の経緯を説明することにした。

 いつになっても鈴鹿が帰ってこなかったこと。

 だから、今度こそ事故に遭ったのではと、その可能性を疑ったこと。

 意を決して電話をしてみたが、繋がらなかったこと。

事故であれば普通は親族や自宅に連絡が入るだろうけど、自宅には電話がかかってこなかったことから、美乃梨のところにはあるいは連絡が行っているかもしれないと考え、エトワールに向かってみたこと。そして、そこで清志のことをきいたことーーなど。

 諸々を説明するのには多少なりとも時間がかかったが、割愛はせずにありのままを話した。



『そっか、そういえばエトワールにはみぃが昨日のうちに連絡していたんだったね』

「そんなことよりも、清志の容態はどうなんだよ?」



そこからは攻守交代と言わんばかりに、清志の容態やら何やらを含め、昨日俺が鈴鹿家を出てから今に至るまでの一部始終を聞くこととなった。



 不幸な一報が入ったのは、やはり昨日の夜で、なんと俺が去ってから三時間後のことだったらしい。鈴鹿はあのまま模擬テストの復習を根気よく続けていたようで、美乃梨は翌日のために就寝をしようとしていた。そんなところに、自宅の電話が急に鳴り響いた。



 清志の会社の人から事情を聞いた鈴鹿はまず、そのまま一人で病院に駆けつけようとした。美乃梨には朝早くから仕事があったからだ。けれど美乃梨は納得せず、すぐにエトワールの店長に連絡して翌日を休みに変えてしまった。

 夜遅くに二人してタクシーをひろい、急いで病院に向かうと、清志は手術中だった。ここで二人して携帯電話の電源を切ったらしい。



 手術は思ったよりも時間がかかり、手術中のランプが消灯したのは日付が変わったあとのことだったという。

 手術自体は無事に成功し、命に別状はないとの説明も受けたが、手術室から搬送される清志は意識がなかった。もちろんそれは麻酔の影響なのだろうが、そのまま傍についていてやりたいと、どうやら無理を言って病院に泊まらせてもらったようだ。 



 朝になってから、鈴鹿は医者に治療費やら入院費について、そして同時に、清志の職場にも改めて事故の経緯と諸々の保険がどのくらい適用されるのかーー端的に言って、どれくらい金がかかるのかをいの一番に問い詰めたという。

 こういうことにはすでに慣れっこなのだろう。不幸なことに。

 まあ、貧窮している鈴鹿家にとっては大事なことだし、臆したり恥じらっている場合ではないのはよくわかるが、それでもそういったことを学年ワーストスリーの常習犯であるあの鈴鹿が、自ら率先して、そつなく行っている姿というものが、俺には今でもうまく想像できない。



 両者からの聞き取りを終えて天秤にかけてみたところで、今回の件で必要と思われる金額の大まかな予想図が見えてきた。

 父親のときと同様、やはり清志は民間の保険会社には入っていなかった。けれども、清志の怪我は実際のところかなりのもので、残念なことに、左手の指先に、若干の麻痺が残ってしまうらしい。



 それがいつか完治するのかどうかはまた別の話だが、とにかくそれほどの大事であったため、今回の一件が労務災害として認定される運びとなることは明白であるらしく、それによって治療費は無料となるわ、休業中も賃金は平時の八割ほど保証される休業給付の対象となるわ、そのうえ、治療後にも障害が残っていれば、障害補償給付まででるわで、それらを計上すると、懸念していたほどの出費はないらしい。そういう意味では不幸中の幸いだ。俺もそれを聞いて、清志の容態とは別に安堵を覚える。



 ただーー事情を説明してくれていたその声からは、鈴鹿が俺と同じように安堵しているようにはどうにも伝わってこなかった。声も受け答えもいつもどおりなのだが、どこか力が抜けているというか。金銭的に問題が起こらないのであれば、これといって不安もないだろうに……なんていうか、全体的に反応が軽くて薄い。いったいどうしたんだろう?



「何はともあれ、聞いている限りだと、明日からまた勉強を再開できそうだな」

『え? あ、うん。その』

「と言っても、もう明後日には修学旅行が控えているんだったっけか。とすると、それからまた三日も空くのか……それを考えれば、いっそのこと今週は無理に勉強しなくてもいいかもな。まだ清志のことも気になるだろうし。お前も、この半年間、土日を返上してずっと頑張ってきたことだし、少しくらいは休みがあってもいいかもな。お前はどうしたい?」

『……えっと』



 鈴鹿の反応が芳しくない。様子が変だ。



「どうした? 俺、何か変なことを言ったか?」



 今度は返事すら返ってこない。怪しさが顕著になる。



「おい、鈴鹿? 聞いてるのか?」

『…………だよ』

「ん? 何だって?」

『無理だよ、もう』



 それは、とてもか細い声だった。



「無理? 無理って……ああ、まだ清志のことが気になって勉強どころじゃないってことか。そうだよな。悪い、なんか急かすようなことを言って」



 言われてみればその通りだ。

 清志は障害をおうほどの重傷なのだ。それを考えれば、修学旅行が終わってすぐでも早急過ぎるくらいだ。そしてそれとは別に、父親の見舞いだってあるし。

 どっちのお見舞いも基本的には日中にしか行けないわけだし、そうなると、今まで通りのスケジュールで勉強を続けることは当面無理だろう。



『あのね、君島くん』

「鈴鹿の言う通りだな。でも、そうすると、これからどうする? 土日はうちに来る時間を少し前倒しにすれば、お見舞いの時間にも間に合うだろうけど」

『君島くん、聞いて』

「平日が問題だよな。こうなると、少し時間を遅らせるか、もしくは、いっそのこと夜明け前にするか、どっちかしか方法はーー」

『ねえってば!』



 そこで、鈴鹿の声が爆ぜた。呼吸が止まる。

 同時に、何故怒鳴られたのかがわからなくて、少し動揺もしていた。



「な、なんだよいきなり。怒鳴ったりして」

『ご、ごめん。でも……お願いだから君島くん、私の話を聞いて』



 いつもとは違う鈴鹿。こんな鈴鹿は、今までに一度しか見たことがない。

 俺に勉強を教えてくれと頼んできた、あのときだ。アレはアレで一大決心というような感じだった。

 なんだろう、何か嫌な予感がする。何故かはわからないが。



『君島くんには悪いんだけどね、私……もう辞めようと思うの。勉強するのを』



 不穏を感じてすぐに、もう一度、呼吸が止まった。

 そのせいで、鈴鹿の言葉を咀嚼するのに少し時間がかかった。



 辞める? 勉強を? 

 何だ? 何を言ってるんだこいつは?

 吟味すればするほど、不思議と言葉の意味がわからなくなっていく。



「それってどういう意味だよ」

『だから……もうこれ以上、君島くんに勉強を教わるのは辞めにしたい、ってーー』

「そんなことは言われなくたってわかってる、そんなことは。何かの冗談のつもりか?」

『え? 冗談?』

「もしくは、俺をバカにしてるのか? こんなときに」

『ち、違うよ、そういうつもりじゃ』

「じゃあどういうことなのか説明してみろよ!」



 傍でテレビを見ていたじいちゃんとばあちゃんが、何事かというふうに怪訝そうに目を向けてくる。それであらたまって自分を客観視できた。

 気付けば、なんだか詰問しているような口調になっていた。声だって荒々しい。こうしている今も、受話器を握る手にも余分に力がこもっていた。



「わ、悪い、つい……」



 ……つい、何だ?

 どうして俺は今、こんなふうに怒鳴ったんだろう? その原因が自分でもわからない。

 いずれにせよ、吐いた言葉は取り戻せない。



『ううん、いいの。悪いのは私だし。怒るのも無理もないと思う。だから君島くんが謝ることなんかない』



 普段から謝りっぱなしの鈴鹿は、またしても最後に『ごめんね』と付け足した。それが俺の舌を麻痺させる。



 鈴鹿も何も言わない。自然と沈黙が訪れた。まるで今生まれた溝を穴埋めするかのように。

 それからどれくらい経ったころだろうか。十秒? いや二十秒? あるいはそれ以上か。か弱い声で『私ね』と聞こえた。固唾を飲んで耳を研ぎ澄ます。



『あと少しで、学校を退学して、働くことにしたの』



 下手に沈黙していたぶん、鈴鹿の言葉は思っていた以上に大きく耳に響いた。



 た、退学?

 退学って、学校を辞めるってことか?

 誰が? 鈴鹿が? どうして? 



「じょ、冗談だろ?」

『冗談でこんなことは言わないよ』

「そ……それって、やっぱり、今回の件が原因か?」

『うん』

「でも、それがどうして勉強を辞めることになるんだよ? 金のことは、当面は心配しなくてもいいんだろ? だったら」

『そういう問題じゃないの。……君島くんなら、わかってくれるでしょ?』

「わからないから聞いているんだろう? 適当なことを言ってないでちゃんと答えろよ!」



 言いきった瞬間、またやってしまったと思った。

 さっきから何をやってるんだ俺は?

 しまった、と悔やむも、もう手遅れだった。

 弁解しようとする前に、再び『……ごめん』と謝られてしまう。その声は、もう萎れきっていた。



 謝られてしまった。鈴鹿は何も悪くないのに。

 謝られるのはいつものことだ。なのに、まるでトゲが刺さったかのように胸が痛い。そして、 無性にやるせなくなる。



 一方で、さっきから俺の中に巣食っている獰猛な何かは、このもどかしい状態に納得がいかないらしく、こうしている今も隙きあらば顔を出そうと様子をうかがっている。怒鳴り散らそうと牙を向けている。

 自分の中に潜む悪意のようなもの。それと向き合っているところに、『半年間』と聞こえた。



『私のわがままに無理やり着き合わせちゃって、本当にごめんなさい。君島くんには迷惑かけてばっかで……何の得もなかっただろうに。でも、これからはもう、自分の勉強に集中できるから』



 流れからして、通話を終わらせようとしている気がした。



『私みたいなのが言うのもアレだけど、君島くんならきっと志望大学に受かると思う。だから、がんばってね』 



 終わるのは通話だけか。それとも俺たちの関係か。

 ……俺たちの関係? それって結局、どんな関係だったんだ?



『ごめん、もう電話切るね。みぃが呼んでるみたいだから。近いうちにまた、改めて謝りに行くから』

「え、あ」

『ん? なに? よく聞こえなかったんだけど、何か言った?』

「……か、鍵は、どうすればいい?」

『鍵?』

「返さないといけないだろ、合鍵」

『ああ、そういえばそうだったね。謝りに行くそのときでもいいし、それよりも前だったら、ポストに入れておいてくれればいいかな』

「そう、か」



 追いこまれて出てきた話のタネも、芽吹きはしたものの、すぐに枯れ落ちた。

 これじゃあもう、本当にもう、話すことは何もない。



『それじゃあ、君島くん。今まで本当にーーどうもありがとうございました』



 最後の言葉は、謝罪ではなく、感謝の言葉だった。またしても胸が痛む。



 通話が終わって、受話器を持っていた手や背中が妙に汗ばんでいたことに遅れて気づいた。

 俺の様子を遠目でうかがっていたばあちゃんが傍にやってくる。



「どうしたんだい、声を荒げたりしてたけど」

「ああ、ごめん」

「洸ちゃんと何かあったのかい」

「何かっていうか……あいつ、学校を辞めるって」

「辞める? なんでまた、どうして?」



 ばあちゃんは鈴鹿の家のことを全くといっていいほど知らないでいる。それを一から説明していたらきりがないし、説明している気分でもなかった。



「あいつにもいろいろと事情があるんだよ。それで働くんだってさ」

「でも、それじゃあ……もう一緒に勉強はしないのかい?」

「しないよ。する必要がないだろう」

「そ、そう」

「悪い、ばあちゃん。色々考えたいから、もう自分の部屋に行くよ。」

「夕飯は?」

「いい。食欲ないし。じゃあ」



 そうとだけ言って、俺は自室に向かった。

 別に嘘はついていない。

 実際、昼だってろくに食べてないっていうのに食欲はまるでなかった。

 服を着替えて、そのまますぐに布団に寝転ぶ。

 そしてすぐ、自然と、今さっきの鈴鹿との会話が頭に浮かんできた。



 だいぶ冷静になってきたことで、自分を客観視できた。

 さっきの俺はまさに異常だった。

 処世術とか言って普段から人と接する練習をしているのに、肝心なところであのザマだ。

 自分の感情を全然コントロールできていないじゃないか。本当、情けない。

 でも……それにしても、さっきからおかしい。

 どうして俺はこんなにも不快になっているんだろう。自分でも説明できない。

 冷静になった今ならわかる。鈴鹿の判断は正しいことが。正しいというか、鈴鹿らしいということが。



 今まで鈴鹿の家は幾度となく財政危機に陥り、その都度、鈴鹿は高校を辞めようとしていた。

 しかしいつも代替案がでてきたことで、その話は頓挫して終わっていた。そのうちの一度は、清志が働くことになったお陰だった。でも、だからこそーーその清志がこんなことになったことに、鈴鹿自身、責任を感じているのだろう。



 もちろん、金のことだってある。今は心配しなくてもいいかもしれないが、家計を担うのが美乃梨一人となってしまった以上、このぶんだとまたいつ貧窮に陥るとも限らない。こうなってくるとあいつのことだ、美乃梨だって心配の対象と見ているに違いない。 



 そう。そうなんだ。

 鈴鹿にとっては、これはもはや金の問題じゃない。心の問題なのだ。

 たった半年の付き合いだけど、それでもわかる。鈴鹿がどれほど家族を愛しているのかを。鈴鹿がそういう人間だということを。



 だからーーあとになって思い返してみれば、『君島くんなら、わかってくれるでしょ?』というあの言葉には、この半年間、そばであいつを見てきた、あいつの家族を見てきた俺に対しての、期待とも信頼とも受け取れる想いが込められていたはずだとわかる。



 普段であれば気づけただろう。だが、暴走しきった俺の頭は、鈴鹿の真意を汲み取ってやることができなかった。

 あいつの期待を裏切った。信頼を断ち切ったのだ。

 ……そう。たった一つの言葉で、それだけで、これまでの半年間を無に帰すような一撃になってしまったんだ。



 じわじわと実感がわいてきて、心に後悔という毒が回っていく。

 ただ一方で、獰猛な方の俺が再び目を覚まし、自己弁護に回ってもいた。

 よくよく考えれば、あいつの方から勉強を教えてくれと頼んできたんじゃないか。そのくせ、あいつあいつはの事情で簡単に勉強を辞めたんだぞーーと。

 初めるのも辞めるのもあいつのさじ加減って。まるで弄ばれたような気分だ。なんだかまるで俺だけがバカみたいじゃないかーーと。

 しきりにそんなことを考えている自分が、嫌でたまらなかった。



 どうしてそんな考えに至るのか。

 まさか……今まで費やしてきた時間がすべて無駄になったとか考えているのだろうか。だとしたら、俺の心はなんと浅はかで惨めなことか。それこそ、自分を犠牲にしている鈴鹿とは雲泥の差だ。

 結局のところ、俺は被害者なのか、それとも加害者なのか。混沌とした頭ではもう、白黒つけることもできない。いや、混沌としていなくても無理だろう。



 ……とにかくもう、この件について考えるのはよそう。

 こんな言い方になってしまって悪いが、よくよく考えてみれば、これでもう鈴鹿に勉強を教えなくて済むんじゃないか。これでようやくお役御免、解放されたんじゃないか。これで自分のことに全力投球できるじゃないか。

 鈴鹿の家のことも正直気にはなるけど、もうこれ以上深入りはしないでおいたほうがいい。自分が辞めた高校の同級生がいつまでも関わっていたら、あいつもあまりいい気分はしないに違いない。俺が鈴鹿の立場なら、むしろ放っておいてほしいと思う。



 そうだ。それでいいんだ。

 なにせ、もう俺たちは赤の他人なのだから。

 ……って、いや、前からそうだっただろ。

 もう赤の他人とか、それじゃあ前まで何だったんだよ。

 何を考えてるんだ俺は。



 一度寝返りを打ち、布団を被った。

 これからは、自分の事だけを考えていく。それだけを頭に思い描いていく。

 そうすることで徐々に気分が落ち着いてきて、やがて睡魔が襲ってきた。



 ***



 普段眠りにつく時間帯でなかったせいもあって、前倒しとなったのか、深夜に目が覚めてしまう。

 夢を見ていたな、という実感があった。

 それは、女性に抱きしめられているというものだった。

 なんでこんな夢をみたのだろうか。わからない。やはり昨夜の一件のせいだろうか。



 顔は覚えていない。だから、その女性があいつとは限らない。

 それよりも、女性恐怖症の俺が女性に抱きしめられているのにもかかわらず平気な様子だった、ということの方が俺には印象的だった。

 いずれにせよ、なんとなく不快な目覚めだったことに変わりはない。

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