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最強しか目指さない俺の異能力ダンジョン生活~スキルを複数覚えて目指せEXランク~  作者: 仮実谷 望


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第6話 10階層到達後のトーキョーベイダンジョンへの道

 現在ニッポンバシダンジョンその1の10階層のボスを倒したところだ。


 ひとりが水魔力変換を覚えて後に使い方をマスターさせるために特訓をしてマスターさせた。


 10階層のボスキングゴブリンを難なく倒した。


 そしてトーキョーベイダンジョンに行くことにする。


 ここはかなりの主要なダンジョンだ。


 大阪の梅田にあるゲートを潜り、東京に行く。


 ゲートはダンジョンが出来た時に神が置いたとされる複合物だ。


 これで日本中ならどこでも行けるというもの。


 そんな感じで東京に行く。


 大阪梅田のゲートを潜り抜けた先は、全くの別世界だった。


 トーキョーベイダンジョンのゲートは、高層ビルの間に厳重に守られた要塞のようだった。ニッポンバシのダンジョンが、街に溶け込んだ「日常」の一部だったのに対し、ここは「非日常を管理する場所」だ。


「わぁ……」


 ひとりが思わず声を上げる。周囲の探索士たちは、全員がプロの顔つきだ。誰もが最新鋭の装備に身を包み、その視線には容赦がない。


「ねえ、マサタカさん。あの人たちの装備、全部特注品じゃない? 私たちが昨日ユニ〇ロで買った服とは大違いだにゃあ」ホノカが不安げに呟く。


 その通りだ。ここで働く探索士たちは、スキルを『能力』ではなく『資産』として扱っている。壁に設置された巨大なモニターには、今日のダンジョン素材の価格と、【スキルスクロール】の市場価値が、株式市場のようにリアルタイムで表示されていた。


「一本の【錬金術】スクロールで、うちが今まで稼いだ金全部が消し飛ぶ……」


 俺は思わず息を飲んだ。掲示板に表示されているのは、最も安価な生産系スクロールでさえ、数千万円という額だ。


「10個のスキルマスター……気が遠くなるな」


 俺の目標は10個。今、俺が持つのは【轟弾】【魔眼】【カウンター】のたった3つ。そして、そのどれもが戦闘系だ。戦闘スキルは人気が高いため、スクロールの価格は跳ね上がる。


 ───スキルが欲しい。喉から手が出るほどに。


 HPポーションの金策に追われる生活から解放され、【轟弾】を気にせず撃ち続けられるようになるには、どうしても生産系スキルが要る。そして、EXランクに辿り着くには、戦闘以外のスキルが必要なのは、【魔眼】が教えてくれた。


「あのさ、マサタカ」ひとりが心配そうに顔を覗き込む。


「お金のこと、考えてるんでしょ。でも、無理はしないで」


「無理なんてしないさ」


 俺は掲示板の【スキルスクロール】の価格表を睨みつけた。


「最強しか目指さない。そのために必要なのは、運でも才能でもない。戦略と、それを手に入れる力だ。」


 俺は、周囲の探索士たちとは異なり、スクロールを『買う』という選択肢は持っていない。俺にできることはただ一つ。


 ───ダンジョンから、スクロールを『奪い取る』しかない。


「行くぞ。このトーキョーベイダンジョンには、きっと俺の欲しいスキルが眠っている」


 俺は、この東京のダンジョンを、スキルを貪るための巨大な狩場と見定めた。


「4つ目のスキルは、このダンジョンで必ず手に入れる」

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