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そうだバイトに行こう② 好きですよ。

人との関わりは、意外な繋がりから始まっているみたいで、自分が知らない所で出来上がっていて、

はいどうぞ。と出してこられたり。

そこからの選択肢で人生も変わるのかな…と。

 「いつから女の子が好きになったの?」

美人ナースからの質問です。


 本日は美人ナースだけの来店でございます。

あのごた騒ぎでナース2人組は、ろくでもない兄ちゃん2人とは縁を切ったみたいです。

てか姉ちゃん。開口一番それかいな?


 因みに私は、可愛い子美人な人は好きですが、

女性に恋愛感情は持った事ないかな。

ただ店用に男性興味なしで通してます。

そしてこの設定が裏目に出た。


 「そうですね。小学校高学年ですかね?可愛い子いたんで一目惚れして」

私はサラッと流す程度に話したんですけど、そこから根掘り葉掘りナースが聞いてくる。


 何故そんな気になるのか?美人ナースめ。美人だからって何でも聞いて良いと思うなよん。


 付き合ったのはいつか、デートは、キスは、

モジモジしながら、身体的な事まで聞いて来るし、

思いつく限りノラクラかわしてましたが、

   「うわぁ!流石に面倒くせい!」


 「姉ちゃん、何が言いたいのかな?ハッキリと言える?じゃないと私分からんからさ。興味本位で聞いてるなら、もう話やめていいかな?ごめんね。」


 ここまで言えば黙るやろな。

さて、仕事仕事。「姉ちゃん、ビール空いてるけどお代わり要る?他の飲む?」

 んん?返事がないし俯いてる。言い方がキツかったか?笑顔で柔らかく話したけどなぁ…。

どうしよう、、

 「姉ちゃん、大丈夫?何か気分悪くさせてたら、ほんとゴメンね。こっち向いてくれる?」

私は姉ちゃんの横に屈んで、横顔覗き込んだら


 泣いてるーー!うわぁ、どうしよー!

どどど、どないしましょ。大の大人を泣かせてしまった罪悪感に押し潰されそうだ。うぐぐ、、


 落ち着け〜落ち着け私。再度美人ナースに声を掛けてみる。

 「姉ちゃん、言い方キツかった?ゴメンね?」

それを言うとパッと顔を上げてくれて、

 「私変な質問ばっかりしてごめんなさい。そんなプライベートな事聞かれて嫌やったよね。怒ったよね?私の事嫌いにならんといて〜」と、泣いて言うもんですから、


 「いやいや、怒ってないし、私も言い方悪かったですから。ごめんなさい。仲直りしましょう!涙は拭き拭きしましょうね。鼻もチーンしますか?ビール奢りますよー!」良かった、姉ちゃんも笑ってくれた。

助かったセーフ…。


 私は姉ちゃんの涙を拭いて、さてビールでもと立ち上がった瞬間ギュッ……⁈ ン??


 私の左手を握る姉ちゃんの手が見える。

どないしましたか?て聞いてみたら、

 「彼女今いてるんよね?好きなんよね?」

まだ聞くのかい?私は少し黙ってみます。


 「あの、あのね、、私のナース服見たいって言ってたやん?見る?見せても良いかなって思って。」

美人ナース顔真っ赤にしてるし、照れてるし、

何か、こう、イケナイ感が漂ってるじゃないか。


 私はこの空気と、ナースのナース服の話を流そうとしまして「そんなん見たらドキドキするや〜ん、脱がせたくなるやん?ハハハ」と笑ったんですけど


 「いいよ…。」モジモジ。

 「さっき顔覗きこまれてドキドキした。涙拭いてくれたりも、ハッキリ言われたりも、キュンってする…。」


 なんですと…?(私フリーズ)

フリーズによりナースガン見してたみたいで、姉ちゃんさらに照れてますがな。

    

 説明すっ飛ばしてましたが、あのゴタゴタの後、美人ナースはちょっと引きずってたので、店来る度よく相談に乗ってたんですよ。

美人だからと言い聞かせ、いやほんま美人やし、絶対素敵な人と出会うと思ってたからね、あんなチンピラ兄なんかには勿体ない。


 それが功を成して?わたくし。美人ナースから告白をしていただけました。


 いや、嬉しいですよ。そりゃ嬉しいですよ。

人に好きと思って貰える事は奇跡ですから。

  私を選んでくれてありがとう。です。

 

 でも、私の恋愛アンテナが反応しなかったので、このお話は丁寧にお断りしました。


 男性としか恋愛は無いですが、私は女性も恋愛対象になるかも知れない。そう思った出来事になりました。

愛って偉大ですね。

因みにナース姉、女性に初恋だったらしいです。

可愛いやつめ。


 補足ですが、早い時間の店番は私だけで、尚且つ、お客さんが居ない時間帯を狙って、ナース姉は来てたので、店で告白出来たんですよ。

選択肢と、可能性が増えた時期です。

考えることや、思うことの自由を感じた、

気付きのきっかけになりました。

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