プー太郎、家を買う。
父「雀荘したい。」 母は、嗚呼…また始まったか…と、諦め半分、惚れてる弱み半分で承諾。
父親の、この類の発言はこれに終わらず、まぁ、前科持ちです。
喫茶店がしたいin大阪、スナックがしたいin九州
雀荘がしたいin大阪なのです。
そして父からの「子供の為にも家を建てて、雀荘を構えよう!」
当時5歳の私には知らない事ですが、今の私なら言える。いや、言ってやろう!な気持ちです。
「父よ、どこにそんな大金あるん?ちゃんと商い出来るん?また飽きて店辞めるんやろ?」
私が大人で稼ぎもあれば、母を連れて出て行くレベルです。
だって父は無職だから。
出会った時から無職。結婚しても無職。
子供産まれても無職。
次々に手を出した店も、飽きれば母任せなので無職ですよね。
母曰く、子供出来たら父も変わる(働く)と思ってたらしいです。ハハ…
先程サラッと言いました、母の惚れてる弱み半分。
惚れたでは無く、惚れてる(現在進行形)なので
重いのです。
母も父に負けないくらいおバカさんです。
でも、母の良いところは、働き者で欲がない所です。それは晩年まで変わりませんでした。
私も成人し働いてるので、多少の贅沢を母にしたい。母の好きな相撲、焼肉、行ってみたいと言ってた場所、色々誘うのですが、
「面倒くさいから行かん」で終わります。
誘っても断られるので、物にしよう!と渡したオレンジ色のフリースチョッキ。(チョッキって言わない?)
あれはいつも着てたな。夏でも…。
その服は、今横で眠ったままの母に着せました。