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私は最狂

大人になる為の第一歩。

受け止め切れないから消してしまう。


 父との思い出は無さ過ぎるな…。離婚してないけど母子家庭に近かったし。


 父は呑んだくれのプー太郎でしたが、意外に悪い思い出はそんなに無いんです。毎日呑み歩いてたのが、功を成したんでしょうかね?ついでに良い思い出も無いですけど。


 ここまでツラツラと話してますが、悲観的な人生だけでもないし、かと言って年齢的にもですが、楽観的に過ごせる心の余裕は無かったかな…と。


 年端も行かない子供が、知らなくても良い悲しさや、覚えなくて良い辛さはあったな…とは思います。マジで。

そんなで、年相応の子供には育たなかったせいか、考え方が変だと言われます。

こうやって私は、小狡いポンコツな大人に育ちます。


 父と母の事は好きだけど、曇り無く好きって言えない。心底嫌いになれないから、いつも心が真っ二つ。私は心の双子が居てる感じです。



 これは随分と大人になってから、30歳を優に越してからですが、普段どうりの生活で、洗濯物を畳んでいる最中に起こりました。


 何の前触れも無く、記憶が頭をこじ開けた感じで、一番思い出したく無い、消し去りたい記憶が湧いて出てしまって、生きていて御免なさい。と崩れ落ちた瞬間でした。


 この原因は母が関わる話で、誰にも言えなくて、小学生の私には耐え切れなかったんでしょうね。一人で抱えるのが無理で、記憶から消してたんですよ。

そんな事って、本やドラマの中の話だと思っていましたけど、実際自分がそうなるとは考えもしてませんから、対処し切れないもんですね。


 もうね、身の置き場と言うか、心がずっと荒ぶってると言うか、今ここから逃げ出したいとか、立ったり座ったり、誰かに電話しようとするけど、話せないし、頭の中がめちゃくちゃでね、消した記憶が全て流れて来たからパンクですよ。

人間がショートするってこんな感じかな。


 家電なら、だいたいバンバンしたら直るんやけど。昭和あるある。人はそうはいかんからね。


 

 ふと思い出したこれ。人が弱っている時によく聞くこれ。

「まだましな方やで?」「そんな人いっぱいいてるよ」何と比べられているのか?と思うのです。

そして、「人は人、他所は他所。」結局どっちだよ?分かんねえよ。


 思い悩む人にマシンガンぶっぱですよ。

もう救われない救われない。思考が止まる。

そんな簡単に言わないでよ。流さないでよ。纏めてしまわないでよ。


 その度思うのは、「これはテレビで見たな、バシバシ鞭打たれて働いてる人。」

ただ黙るしか無い私は「死人に口なし。」

泣いて蹲る私は「死人に鞭打つ。」

非力な私は奴隷だな。


乗り越えられるとか聞きますが、サラッと言ってくれますが、

無理です。乗り越えられないから忘れたフリしてるだけですよ。

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