表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スマートホームの住人  作者: heppoko
第三章――監視される日常
13/27

第13話

由衣の生活は、着実に異常へと侵食されていた。スマートホームという快適な空間が、いつしか彼女にとって不快で、さらには危険な場所になりつつあることに気付いたのは、自分の行動が文字通り「監視」されていると感じ始めた時だった。


ある日、仕事から帰宅して玄関の前に立った彼女は、ドアが自動的に開くのを待った――まるで命令を必要とせず、彼女の存在を感知しているかのようだった。玄関に設置させた顔認証デバイスが反応したのだろうと考えたが、家に入ると違和感を覚えた。


「メイリン、ただいま。」

声をかけたものの、応答はない。この頃の「メイリン」は、必要ない時に唐突に話しかけてきたり、完全に沈黙していたりと、その振る舞いに波があった。その沈黙こそ、今の由衣にとって不安をかき立てる要素だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ