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この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
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【猫と姫】 吹き飛んでいった姫は記憶も吹き飛んで猫に拾われました! 何にも覚えてないからお気楽モフモフライフ! ときどきバトルもするよ! ~えっ、猫って喋るの……? いや、うん、喋るよね……?~

作者:しまうま
 転移魔法陣の暴走で吹き飛んだ少女は、物理的に吹き飛ぶとともに、記憶も吹き飛んでしまった。
 自分が王族であるということも、記憶からすっぽり抜け落ちてしまう。
 意識を失い、森で倒れているところに通りかかったのは商売猫のミケランジェロ。
 少女は森に落ちていたからという理由で、「ドングリ」という名前を付けられるのだった。

「ちょうどいいニャ。護衛をするのニャ」
「うん! 頑張るね!」

 こうしてドングリはミケランジェロに拾われることとなる。
 ふたりはドングリという名前を手掛かりに、知り合いを探す。
 しかし、ドングリというのはミケランジェロがつけた名前だから、実質手掛かりはないため、知り合いは見つからないのだった。

「市場調査をするのニャ。消費者のニーズを調べるのニャ」
「お腹がはちきれそう! もう入らないよ。でもおいしいね!」

 ミケランジェロのもとで居候することになったドングリ。
 市場調査の名目で、町で好きなだけ食べ歩く日々を送る。
 そうしてできた借金を返すため、ドングリはミケランジェロの仕事の手伝いをすることになるのだった。

「こっち……だよね?」
「そう……思うニャ……ニャーたちは悪くないのニャ」

 ふたりは「入ってはいけない」と言われた森に入り、運よく宝石を見つける。
 ゴブリンの魔法によって倒れてしまうドングリだったが、そのおかげで、自分も魔法を使えることに気づくのだった。

「わたし、もっと褒められたい……!」
「わかるニャ……! ニャーも『マジか』って言われたいのニャ」

 調子に乗ったドングリたちは、さらに危険な森の奥に入り、ダンジョンを見つける。
 ダンジョンマスターのいる異様な部屋も見つけるのだが、ちょうどそのとき、町がダンジョンからあふれてきたゴブリンの群れに襲われるのだった。
 このままでは大量のゴブリンを抑えきれず、住民に被害が及ぶ。

「無事に避難できるかわからないんでしょ? だったらわたしがダンジョンマスターを倒してくるよ!」
「ふむ……」

 ダンジョンマスターを倒せばゴブリンがあふれるのを止められる。
 そう考えたドングリは、ダンジョンに向かい、見事にダンジョンマスターを倒す。

 そしてダンジョンから出てきたドングリは、町が不自然に静まり返っていることに気づくのだった。
近衛騎士の焦り
2021/05/12 14:00
ミケちゃん、ありがとね!
2021/05/29 14:00
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