8.学年一の美少女
お久
もぅめんどぃー、かくじかんなぃ~
良かったらさぃごまでよんでねぇー
「あなた…私の妹に…何、してるんですか?」
やばっ、鳥肌立ったわ。
うっわぁ、めっちゃ睨んできますやん。
オレちびっちゃいそう…。
「ミーちゃん!助けてくれぇ!おっかない人がこっち見てくるよぉ!!」
オレはミーちゃんの小さな体の後ろに隠れる
隠れるといってもオレの体格的にまったく隠れていないが
「…あなた…何してるんですか?…とりあえず今すぐに妹から離れてもらえます?」
あははーん、もっと目つき悪くなってるぅ~。もしかしてオレより目つき悪いんじゃね?
「アッハイ」
またもやオレの言いたかった言葉が言えてしまった…
まぁ、流石にこんなに言われているので離れますか…
いやあー、ヒステリックキャラとかじゃなくて助かった助かった。
オレは立ち上がるとミーちゃんと距離をと…れないねぇ、うん。
「…どこかいくの?」
やめておくれミーちゃん。お兄さんは今、君のお姉さんから射殺さんとばかりにすごい睨まれているんだ。
だからその服を掴む手をどけてくれやしないかい?
「あなた…ミズキに何したの?」
え?ただ骸骨指輪をあげただけですケド?というか懐かれただけでそんな過剰反応すんの?
いや、まぁ、結構見た目チャラついてる男がちっこいのといたらそんな目で見らても…仕方ないのか?
「いやいや、何もしていないケド。迷子になってたっぽいから保護者探そうとしてただけだが」
「にわかには信じがたいけど…まぁ、ミズキもあなたに懐いてるようだし別にいいわ。…ほら、ミズキ帰るよ」
そういって学年一の美少女さんは妹に笑顔を向けている
まぁ、学年一の美少女と言われているだけあった綺麗だとは思う
でもオレは「へぇー、お前、そんな顔もできんだな」的なことなんて言わないし思わん
そういうのはオレじゃないやつがやってくれって話だ
あ、そういやミーちゃんにあげた指輪あいつに見られたら没収されそうだな
見た目的にアレだし、厳しそうだしな。
「なぁ、ミーちゃんや、お姉ちゃんのとこに行く前にちょいとお願い事聞いてやくれないか?」
オレは再びしゃがみ込みミーちゃんに耳打ちする
またあの鋭い目で見られてる気がするが構わん
「…?なに?」
「オレがあげた指輪ミーちゃんの親とかお姉ちゃんに見せないでくれるか?」
「なんで?じまんしたい」
ぉう…この幼女はごつい指輪を自慢したいのか…。まぁ、気持ちはわからなくもない。
自分のお気に入りにものって自慢したいよな、わかるよ
「その指輪をミーちゃんが持ってることがバレたらその指輪消えちゃうんだよ。だからそれは見せちゃダメだぞ?」
「…ん、わかった」
渋々という感じでミーちゃんは頷いてくれた
「んじゃお姉ちゃんのとこ行ってきな。あんまお姉ちゃん心配させるんじゃないぞ」
「ん、もちろん。…またあえる?」
「んぅ?それこそもちろんさ!また会おうぜ!」
お姉ちゃんには正直会いたくねえけどなぁ!!
タイプじゃないし!!
ミーちゃんは笑顔になって学年一の美少女のほうに行った
「まぁ、妹がお世話になったのは事実なんでしょうし、一応、ありがとうございます」
妹と手をつなぎこっちに頭を下げてくる
つんけんしてんねぇ、一応て、まぁ別にいいが
「ばいばい」
「おう、じゃあな」
ミーちゃんが手を振ってきたのでオレも振り返す
姉のほうはこっちを見ずに妹の手を引いて歩いていった
あれが学年一の美少女ねぇ
やべぇ!!そこら辺の女とそんな変わらねぇ!!
ただ見てくれのいいだけじゃねぇか
いや、そりゃ全然中身とか知らんからこんなこと言えたもんじゃないけどさ
つまんな!学年一の美少女、氷の姫。もうこれだけでキツイっすわ!本人絶対恥ずかしいだろこんなん!
だって本人ただの一般女子と変わらねえしな!
やっぱみんな顔しか見てねえんだろうなぁ
というか顔しか魅力ないとか?…いや、これは流石に酷いか。
「お疲れ様。どうだった?」
頭ン中で申し訳なく思ってるとユキちゃんが話かけてきた
「おう、指輪が一つなくなって学年一の美少女(笑)とお近づきになれたぞ」
「なんだよそれ、というか(笑)とかつけないの。思いっきりバカにしてんじゃん」
「いや、実際こんなのあったら笑うだろ?」
「いや、俺にはちょっとわからないけどさ。というかあの人って篠崎さんだよね?」
「へー、あいつって篠崎って言うんだな。知ったところですぐ忘れるだろうけど」
「というか知ってなかったんだ。ウチの学校では有名だよ?」
そう、実はオレあいつの名前知らなかったんだ★
序盤はキャラが濃くて後半になっていくにつれてキャラが薄くなっていきそうなキャラだし!
「ああ、それは知ってるさ、氷の姫だろ?だっせぇよなぁ」
「いや、まぁ、否定はしないけどさぁ。でもやっぱ綺麗だよね、篠崎さん」
「まぁ、綺麗だとは思うがそこらへんの奴と変わんねぇだろ」
「えぇ…、そんなこと言うの多分ショウぐらいだと思うよ?」
ユキちゃんよ、そんな信じられないみたいな顔をするほどなのかね、オレってそんな無知キャラだったのか…。
「まぁ、あいつのことはどうでもいいんだよ。まあ、迷子が無事保護者と一緒で一件落着じゃねぇか。
これでこの話は終わりだよ」
「そうだね、ちゃんとあの子が家に帰れるようで安心したよ。良かった良かった」
ユキちゃんは本当に嬉しいのだろう、優しい微笑みを浮かべている
…ユキちゃんもいつか…。
「ユキちゃんもいつか子供産もうな!」
「いや急にどうしたの!というか俺男だから孕まねぇよ!!」
「いや、わからんぞ?もしかしたr「ねえよ!!」」
なんだ?今日はやけにツッコミの勢いがあるじゃない
「ま、そういうことにしといてやるよ」
「いやないからな?そんなやれやれだぜ…みたいな顔すんな?」
「んじゃ次どこ行く~?」
「…はあ、ショウの行きたいとこでいいよ」
どのキャラもキャラ薄いよね
大丈夫、私も思ってる
あと感情移入全然できないよね、私もできない
読んでくれてありがとう
またね




