7.オレはヤバい奴
ちょっと深夜。
だいぶ遅い投稿になってしまいましたがすんまそん。
バイトやらで疲れてました。嘘です。バイト一日しかなかったです。
書くこととくにないしぜひ最後まで読んでいってくださいな
ユキちゃんとのデートを楽しんでるオレは今最高にハッピーだ。
というか服とか最後のほうに買えばよかったわ
手荷物が増えて邪魔ですわぁ。
「やっぱり荷物半分持つよ、買ってもらってるし申し訳ないよ」
「いいのいいの、だってユキちゃんのカワイイ姿が見れるしな!これは投資みたいなもんだなぁ!」
「そう?というかマジで俺が着るのか……」
「そうだよ、じゃなきゃ何のために買ったと思ってんだよ、ユキちゃんのカワイイ姿を見るのがぼかぁすごく楽しみなんだよ!!」
「あぁ…うん、そう…」
服を買ってからオレたちは適当にぶらぶらしている
大体ユキちゃんと遊ぶときはノープランだし、というかほぼほぼオレが行きたいとこ行ってるだけだしなぁ
ユキちゃんはマジでどこに行きたいとか言わないっていうかそもそも周りに興味ないって感じだからなぁ
「なぁユキちゃん、次どこ行く~?」
「いや、別にどこでもいいけど。俺はショウの行きたいとこでいいよ」
「いやぁ~、毎回オレが行きたいとこっていうのもアレだろ?今日はユキちゃんとのデートだしなぁ」
「いや、だから、デートじゃないってば、ホントどこでもいいよ」
うーん、こうやってただ歩くのもなんだしなぁ
どっかにいいもんがあるところとかねぇかなぁ
「なんか考えるのめんどくなってきたな。…よし、特に行きたいとこねぇしなんか食うか」
「そうだね、そうしようか」
「んじゃ近くにあったあそこで」
そう言ってオレは飲食店の一つを指さした
うん、一目見ればわかる。ス〇バだ。
カランカラン
店のドアを開けて鈴の音が鳴る
なんかいいよね、オレこれ好きなんだよね
とりあえず空いてた席について適当に注文する
「やっぱ甘いモノは美味いよなぁ」」
「ショウって見た目のわりにスイーツとか好きだがらね」
「というかユキちゃんって最近オレと一緒以外でどっか外出た?」
「無いかな。別に買いたいものとか無いし」
ユキちゃんは外に滅多に出ないからこうやってオレが連れ出してる
ユキちゃんが一人でどっか行くとしても夜だしな
危ないからやめとけと言ってもなかなか聞いてくれないからお兄さん困っちゃうわ
「これからどうする~?オレ的にはアクセサリーとか見たいんだけど」
「いいよ、というかまた買うの?前も買ってなかった?」
「だってカッケェじゃん。あと綺麗なやつもあるし」
「ショウがいっぱいピアスとかつけるから余計にチャラく見えるよ。というか実際チャラいし」
「何?チャラいオレは嫌いなの?悲しいなぁ」
「いや、チャラいのは正直苦手だけどショウは別に問題ないよ…」
「なになに~?オレだけ特別ぅみたいな感じかぁ?」
「ウザイ、言い方がまずウザイ」
「ゴメンて、許してちょ~」
オレはユキちゃんに向かってわざとらしく手を合わせて頭を下げる
「はぁ、もういいよ、これ以上やったら俺のほうが疲れるだろうし」
「んじゃ行きますか」
そう言ってオレ達は席を立ち店から出ていく
会計はそれぞれが自分の分を払った。服はオレがおごりたかったからおごっただけだし今みたいに普通は各自で払ってる
別にユキちゃんが金持ってないわけでもないしデートで彼氏が全額負担するってのはなんか嫌なのでこれはオレに適応されない
「で?次はどんなの買うつもりなの?」
「う~ん、特に決めてるわけじゃないしなぁ。そういえばユキちゃんってピアスつけないの?」
「それ前も言ってなかった?ピアスつけるために耳に穴を開けるの怖いし別にそういうのはいいかなぁ」
「えぇー、絶対カワイイよ~。痛いってのは…まぁ、個人差はあるだろうけどずっとつけてれば大丈夫だしちゃんと手入れしてれば問題ナッシングだぜ?」
「ショウは俺にどんな恰好をさせるつもりだよ…」
「絶対似合うと思うんだけどなぁ、勿体ないなぁ」
「…いや、いいや。でもいつかつけるよ」
「お!マジ?じゃあその時はお揃ッチのやつにしようぜ!」
「あぁ、わかったよ」
「まあ、そうなったら完全にカップルみたいだけどな!アッハッハッハ!」
「もぅ、何いってんのさ…」
あらら、また下向いちゃったよ
慣れないもんかねぇ
ユキちゃんとちょっとした雑談をしながら目当ての店に足を進めていると前の方で女の子が泣いていた
あの子は迷子にでもなったんだろうな、小さい声ながらも誰か呼んでいるように聞こえる
もちろんあの子のことを見ている人はオレ達以外にもいるがそいつらは見ぬふりをして通りしぎていく
おいおい、マジかよ。ここはどっかの性格イケメンが慰めにいくところだろう?
見れば通り過ぎる奴らにはオレ達と同じ年ぐらいのやつもいる
早く出てきてくんないかなぁ、主人公だしてくれよぉ
「あの子、泣いてるね」
ユキちゃんは女の子を見ながら隣のオレに話しかけてくる
ユキちゃんが女の子を見る目は心配しているであろう目だった
だが、オレもユキちゃんも女の子に声をかけようとはしない。
ただ立ち止まって、距離をとって、ただ、見てるだけ。
女の子を助けるのは主人公の役目
じゃあ主人公は誰だ?…そんなの知らねぇよ。
あの子に声を掛けたらあの子のお母さんを探さなくてはいけなくなる。
時間が奪われる。あ~、ユキちゃんとのデートの時間が無くなってしまう~
誰だっていつも自分勝手。ま、そんなもんだろ。
「そうだなぁ。ワンワンっていうよりかはシクシク泣いてんなぁ」
「心細いだろうね」
「そうだなぁ…そうなんだろうなぁ」
未だに女の子に声をかけるようなやつは出てこない
主人公かぁ、主人公ねぇ…。
「なぁ、ユキちゃんよぉ」
「何?」
「主人公ってやつはさぁ、楽しいのかねぇ」
「どうだろうね、どの作品の主人公かによるんじゃない?ラブコメの主人公とか楽しいんじゃない?」
「ラブコメねぇ…。んじゃあの子助けたらラブコメ始まるかね?」
「さぁ?試したら?」
オレは口角がニイッっと上がるのを感じた
「そうしよっかな。何か面白いこと始まったらいいなぁ」
周りのやつらは通り過ぎるか遠くから見ているだけ。
そんな中近づいていくオレは“何か面白いことあるかな”ってだけで声をかけようとしている。
そこには優しさなんてものはないんだろう。ただおもちゃを見つけただけ。
オレってこんな人間なんだよなぁ、クソみてぇだな
あ、でも子供が嫌いってわけじゃないぞ?
オレはルンルン気分で女の子に近づく
その少し後ろからユキちゃんがついてくるのを感じる
「ね~、キミぃ~。お母さんとはぐれちゃったのかなぁ?」
「……グスン。…お兄さんだぁれ?」
マジかこの幼女。このいかにも怖そうなオレちゃんに怖気づかないなんて
肝っ玉座ってんねぇ!!
「お兄さんは心優しいお兄さんさ!ショウって呼んでおくれ!」
オレは女の子と目線の高さを合わせて笑顔を見せる
女の子は黒い髪を腰まで伸ばしている。
こりゃあ将来美人さんになるだろうなぁ
「キミは将来すっごい美人になるだろうね」
「え?」
女の子はキョトンとしている。
あれ?なんか意図せず涙を引っ込めさせることに成功させてしまったぞ?
「何幼女相手に口説いてんのさ」
「あぁ、ユキちゃん。ていうか普通にこっち来なよ、なんでそんな遠いのさ」
「巻き込まれるのは御免だからね」
ユキちゃんは決してオレみたいなクズではない
オレのようにこの子をおもちゃ感覚でしか見てないオレとは違う
ちゃんとした清らかな心をお持ちであるのだ。これもう聖女だろ。
ユキちゃんは本気で巻きまれたくないと思ってるのだろう。でも女の子を心配している。
その辺のやつらよりも、人一倍。
心配はするが手を貸してあげない。周りのやつらと一緒に見えるがそれは違う。
ま、ユキちゃんにもいろいろあるってこった。
ユキちゃんはイイ娘だからなぁ。しょうがない、お兄さんがお嫁さんに貰ってやろう。
「そっか。…ねぇ、それでキミはお母さんとはぐれちゃったってことだよね?お母さんどこに行ったかわかる?」
「……おねぇちゃん。…おねぇちゃん…ウゥ…」
おいおいおい、また泣きそうになっちゃってんよ。
これどーしよっかなぁ
というかお姉さんと来てたのね
「あー、ほらほら。泣かない泣かない」
「……ウッ…ウゥ」
ウ〇ウかよ。というかゴメンオレそんな最近のポケットなんちゃらのゲーム知らんわ。
「うーん、そうだなぁ。…んじゃキミに…ってそういえばキミの名前知らないわ。キミの名前は?」
「…ミズキ」
「そっか、じゃあミーちゃんにこれのどれか好きなのを選びな」
「……ミーちゃん?」
「ん?そうそう、ミズキだからミーちゃん。いいっしょ」
「…ん」
「んじゃほら、選びな」
オレは指に嵌めていた指輪を三つ外す。つまりは嵌めてたの全部。
シンプルな金色の指輪とネジネジしてる銀色の指輪、そして銀色骸骨の指輪。
なんか物で釣るっていう感じがして抵抗感があるが…オレにはこんぐらいしか思いつかないからなぁ
「…これがイイ」
そう言ってミーちゃんが選んだのは骸骨の指輪だった。
…えぇ、絶対選ばないだろうと思ってたの選らんだよこの子
イイセンスしてんねぇ!!
「りょーかい。んじゃちょっと待ってな」
オレは指輪に革紐を通す。これだけでちょっとしたネックレスの完成。
それをミーちゃんの首にかける
「ほれ、できたぞ。ミーちゃんに似合ってるぜ!」
正直清楚系幼女がかけていいようなもんじゃないがオレの好みではある。
ま、流石に幼女は範囲外だから大きくなったらまた来てくれよな!
「ん…ありがと」
ミーちゃんは普通にくりくりした大きな瞳をキラキラさせながらオレが上げた指輪ネックレスを見ている
「喜んでくれてよかったよ。まぁ、それはミーちゃんを守るお守りみたいなもんだ。大事にしてくれよ?」
「ん。わかった」
そう言ってミーちゃんは指輪を大事そうにギュッとした。
「んじゃあとはお姉ちゃんを探すだけなんだが…」
「ミズキーー!!やっと見つけた!!あなたどこに行ってたの!!お姉ちゃん心配したんだから!!」
あらら、来ちゃったよ
タイミング良すぎませんかねぇ
後ろのほうから聞こえたので取り敢えず後ろを向く
アレ?後ろにいたはずのユキちゃんがいない。て、なんか隠れてるし…。
ヤバい。嫌な予感がしてきた
後ろにいたのは…
ミーちゃんと同じように腰まで黒い髪を伸ばし、いかにも清楚って感じな美少女が…。
まぁ、知ってた。
そしてコイツ、オレが通う学校の『氷の姫』という二つ名(笑)をもっている人物である。
学校一の美少女であるとか言われてる存在でもある。
男子からの告白を全部一刀両断しているとかなんとか色んな噂を聞く女である
もうめんどくさい。説明だけでもめんどくさい臭いがプンプンしてくる
「あなた…私の妹に…何、してるんですか?」
やばっ、鳥肌立ったわ。
まーたユキちゃん空気なっちゃってんよ
ゴメンな、ユキちゃん…私が不甲斐ないばかりに全然話に出してあげられなくて…
ちゃんとイチャイチャシーン書くからね!!
今作のヒロインは性別女はいないです
つまり女であったらその時点でヒロインから除外します。
ミーちゃんヒロインにするか迷ってます。
まぁ、読んでくれてサンクス。投稿はなるべくするようにしますよ
なんだかんだで読んでくれてる人いるんで。というか思ったより読まれててマジでビックリしましたよ
いやぁ~感謝感謝。
ではまた、次回にでも。




