設定資料の参 ~オリジナル用語~
・オリジナル用語(オリジナル兵器含む)
夢の具象化世界
→名前の元ネタとしてはフランスの怪奇小説集Fantasmagorianaで、これの元ネタにはドイツの怪奇小説集Gespensterbuchやその他の原作をフランス語訳してまとめたもので、フランケンシュタインや吸血鬼などが有名になる機会を与えた小説。
英語の意味としては走馬灯のように次々と移り変わる幻影を意味しており、サンタクロースが聖人の逸話を基にした幻想、大別すれば夢であることからそれらとのダブルミーニングとしてサンタたちの住む世界をこのように名付けた。
この世界では池や湖、田圃や畑、木や家畜などから子供たちへのプレゼントが無尽蔵に生産される。このためサンタたちはクリスマス以外の日はひたすらここから何十万人分のプレゼントの収穫に追われているため、クリスマス終了後には現場監督から『急げ手前ら! 次のクリスマスまであと12カ月を切ったぞぉ!』という怒声が響き渡っている。
無尽蔵とは表現したが止まるラインは存在する。この止まるラインとはその年の子供の人口ちょうどであり、また12月23日までにプレゼントが確定しない場合においては直前に候補として挙がっていたものがプレゼントされる。
サンタたちには階級と部署が存在し、全八層。すべてサンタクロースに関連する単語の科名が与えられており、なぜか日本の公認サンタクロースの名前が科名に入っていたりアメリカ軍の名前が入っていたりする。
最下層は『第一賛焚営業部サンタクロース科』
第二層は『第二賛焚管理部ジェド・マロース科』
第三層は『第三賛焚人事部パラダイス山本科』
第四層は『第四賛焚総務部ノーラッド科』
第五層は『第五賛焚宣伝部トーマス・ナスト科』
第六層は『第六賛焚運搬部ヴィクセン科』
第七層は『第七賛焚総括部プレゼント配達軍団管理課ノーマン・ロックウェル科(営業課の直属の上司)』
同じく第七層は『第七賛焚全部署統括部クネヒト・ループレヒト科』
同じく第七層は『第七賛焚総括会議会サン・ニコラ(ここで各国事業所と連絡を取り合いながら最終的な資本やプレゼント配達の順番などを決定する)』
第八層は『第八賛焚代表取締役兼幹部会室・聖ニコラウス(聖ニコラウスは役職名。百人いる。本編で出てきたのは百人いる聖ニコラウスのうちの一人ではない)』
同じく第八層(実質第九層)は『第八賛焚大幹部会室グランド・ニコラウス(先ほどの幹部会室のさらに上に位置する。本編に登場したのは大幹部会室にいる十人のグランド・ニコラウスのうちの一人)』
なお今回のプレゼントは戦争を終わらせることであったが、実際はグランド・ニコラウスの独断専行の色が強い。ほかの大幹部は、後述ですがお察しください……。
第八賛焚大幹部会室グランド・ニコラウス
→十人のグランド・ニコラウスが所属しており、それぞれ二つ名が違う。
これの上層に元大幹部、現:サンタ軍団全国指導者の偉大なる大サンタ=オールド・グランド・ニコラウス、またはグレート・ニコラウスが存在するが、この人が当時グランド・ニコラウスだったころの大幹部会が企画外すぎるため割愛。
以下大幹部序列と要素。あくまでも序列であり、発言権の高さは比例しない。またなぜか戦闘能力ばかり高い人たちが多い。一部出自の怪しい人がいる。
1.策士グランド・ニコラウス
諸葛亮孔明。ビ○グファ○アさまのお導きなのです、といって軍配を振るってそう。
首相官邸突入プレゼント配達作戦と呼ばれる特殊なプレゼント配達作戦を主に指揮する。大概は守衛や警備会社の人間が犠牲になる。
2.素晴らしきグランド・ニコラウス
指パッチン。一番の若輩。
3.激動たるグランド・ニコラウス
武闘派。必要ならば大幹部会全員を殺しつくすほどの覚悟を持つ。
また不死身のグランド・ニコラウスを唯一殺し切れる存在。かつて一度不死身のグランド・ニコラウスを殺したことがある。今の不死身のグランド・ニコラウスが誰なのかは永遠の謎。
4.晩成なるグランド・ニコラウス
第十プレゼント配達軍団の第二北欧圏ロシア領内配達師団の第三十ロシア正教圏配達旅団の第五十バルト三国以東配達連隊の第百三十九ロシア総主教庁配達大隊の第二十三配達中隊の第五配達小隊の第二配達分遣隊所属伍長出身で大幹部に上り詰めた人。
魅了させしグランド・ニコラウスと同様非常に高いカリスマ性を持っているが、それだけ。似たような階級で国家元首になった人ドイツにいたね
5.直系のグランド・ニコラウス
片目に切り傷をこさえ陣羽織を羽織り白鞘を所持。本来私兵を持てないはずなのに百万人の軍団を従えている。先代のグランド・ニコラウスからの世襲と思われるが、それだけでは説明がつかない要素が多くある。
基本的にしゃべらず、また夢の具象化世界から逃げ出した脱走サンタを秘密裏に処分するか夢の具象化世界に迷い込んでしまった子供を秘密裏に処分するかしており、プレゼント配達作戦に参加することはほとんどない。
6.魅了させしグランド・ニコラウス
紅一点。美少女然としており白い薄手の防寒服を肩に羽織り、内側に黒い軍服を着用(足回りはスカートに改造済み)。
歌もうまけりゃダンスもうまい。ファンクラブを持っている。直接戦闘の面でいってもかなりの腕前で、激動たるグランド・ニコラウスを師事していた時期がある。
7.智多星のグランド・ニコラウス
智多星とは中国語において優秀そうな馬鹿を意味する(察し)突発的な事態に対すると大体無意味に嘆いている。また策士のはずなのに何故か格闘戦が得意。その証拠に、普段はペンダント型になっている五本の刀を携帯している。
大体はクリスマス配達作戦の指揮をこれがとるのだが、何か不測の事態に陥って『あぁ、また私は間違えてしまったのか!』と嘆き始めたあたりで策士グランド・ニコラウスが羽根のついた軍配を振るって指揮をとりなおすのが恒例行事。これがなければクリスマス配達作戦じゃないとはバイトサンタ談。
8.不死身のグランド・ニコラウス役
不死身。細胞の一片まで残さず消し飛ばしても無から再生する。とある存在を殺すために宇宙を食らい成長を続ける宇宙規模の化け物が親戚にいるらしいが……きっとラ○グースではないだろう……。
弱点は親戚から受け継いだ細胞核。これが無くなるか細胞核が支配できる支配空間を超える存在に真っ向勝負を挑まれると負ける。君の親戚本当にラ=○ースじゃないよね? なお、一度激動たるグランド・ニコラウスに殺し切られたことがあるため本人ではない可能性が高い。
9.静謐たるグランド・ニコラウス
ヤクザみたいなおじさん。この世のありとあらゆるものを爆発物に変える力を持っており、自分の命を代償にかけた場合宇宙を崩壊させられるほどの爆発力を得ることができる。爆発カウントが一つ過ぎるごとに謎の汁が全身からあふれ出る
10.魔術師グランド・ニコラウス
実在した魔術師アレイスター・クロウリーの生まれ変わりを自称する人。普段から人の皮から作られた羊皮紙を使った本を所持し、子供の生きた皮を剥いで出来たお面を被っている。
その魔術はクリスマス当日にサンタを見てしまった子供やその親を処分するのに使用されている。脱走サンタの一部は魔術師グランド・ニコラウスの実験に使用されているようだが彼の部屋から出てくるサンタを見た者は誰もいない。
O5:偉大なる大サンタ=オールド・グランド・ニコラウス
すべてのサンタに『偉大なる勇者』と呼ばれる元第五位。平サンタからは単にグレートと呼ばれる。偉大なる魔人(あるいは偉大なる勇者または偉大なる皇帝)が親戚にいるわけではない。
この人がグランド・ニコラウスをやっていた時代はプレゼント配達=戦争といった有様だったため自然と武力的・政治的に長けた者たちがグランド・ニコラウスに選ばれていた。このことから他に九人いるオールド・グランド・ニコラウスにもまた複数の敬称があり、直接政治にはかかわらないがいまだにその影響が強い。ついでにこの人の二つ名は悪鬼羅刹のグランド・ニコラウス。
噂ではブラックホールを片手で握りつぶせるらしい。
惨絶苦露須特攻隊
→惨絶愚連隊に同じ。
サンタクロースの中でもぐれている連中で作られた一個大隊。何気に優しい一面がある。特に世界中の子供たちのために虐殺するシーンの矛盾は書いていて笑いを抑えきれなかった部分。
サンタクロースの中でも特に粗暴で命令違反を繰り返す連中を集めた一種の懲罰部隊。ついでにこいつらがやった軽犯罪は大概こいつら悪くなかったりする。
・意中のミニスカサンタをお茶に誘ったところ痴漢として訴えられた。もちろん人間世界同様男なので敗訴。上告無視(多人数で取り囲んだわけでもなくたった一人が近づいただけで叫ばれている。ついでに当のミニスカサンタは賠償金を貰ってハワイ支局でバカンス中。このサンタのことを金蔓と呼んで憚らなかったためハワイ支局にて孤立)
・備品整理中に同僚の女性サンタが落とした上司お気に入りの壷の掃除をしていたところ、掃除をしているサンタが犯人だと同僚に虚偽を報告され三百年間のシベリア支局での予備トナカイの世話係に(同僚の女性サンタはこの報告の褒美として席を貰って昇格。女性サンタのキャリアの星として崇められている。曰く、自分が昇進するために必要な犠牲だったらしい)
・上司との関係悪化(経営計画に意見したら理由を述べる間もなく嫌われた)を受けてメキシコ支局へ左遷(のちに上司の方は汚職が発覚して現地法人から夢の具象化世界に出戻り、平サンタに四階級降格の処分を受ける)
・彼氏のサンタにピンサロで働くよう強要されて働いたら両者ともお縄。
エトセトラ。
これらを受けてぐれた連中がちょうどいいということで集められた懲罰部隊。
暴サンタ族
→上に同じ。ロシア軍将校がつけた名前。ロシアにも暴走族はいるのかしら……いるんでしょうね。戦車に乗り込んでコンビニ強盗する人がいるくらいですから。
空挺落下傘タ部隊
→空挺落下傘部隊にあらず。空挺落下傘タ部隊。落下傘で落っこちながら小型のボウガンみたいなのを乱射するサンタたち。ただそれだけ。空中から強襲して拠点制圧する人たち。
・オリジナル兵器
古式砲
→超皇帝爆発剛力砲に同じ。
モデルはカロネード砲や四斤山砲やアームストロングカノン。なぜ上記のような名前になったのかは不明。なお、上記の名前は惨絶愚連隊のみの通称。
バリスタみたいなの
→たぶんボウガンみたいなやつ。トナカイ戦車などに据え付けられており、そちらはかなり巨大。また矢の部分がどこにしまってあるのかよくわからない。一本あたりかなりの重量と全長になるため普通に考えて置けて10本前後と思われるが何故か劇中では十本以上乱射している。謎。
トナカイ戦車
→空挺にも地上戦車にもなるすぐれもの。トナカイの飛翔能力の有無によって空挺か戦車かに分けられる。これよりもさらに巨大なものになるとトナカイフォートレスと呼ばれ、トナカイが4~666匹で引かれる。666匹が最大であり、このあたりになるともはや重爆撃トナカイ戦車という分類になる。
Saint and Automatic Necessarily of Tactical Aggression able Lethal Weapon Systems.
→頭文字を繋げるとS.A.N.T.Aとなる。配達物は皆殺し。
移送にはトナカイフォートレスを使用し、専属の整備員がそれぞれの筺体内に格納されている各機体を整備する。
それぞれの見た目は大変に奇抜で、テケテケみたいなロボットや四脚や二脚や逆関節やタンク型脚部を持っており、それぞれの関節部が異様に細いのに対し装甲や関節以外の各部位がふとましいというアンバランスな見た目をしている。ロボットのモデルとしてはArmored Core VおよびArmored Core Verdict Dayに登場するAC各種および財団製の『ヘンなの』です。
小型のミサイルなどの各種火器を携行しており、脚部には無限軌道およびタイヤのような物を装備しており、通常走行のほかにダッシュ移動中にはこの両方を駆動させることで全長2m、全備重量10tの機体を強制的に時速100kmまで加速させることが可能。
作中では破壊の限りしか尽くしてこなかったが、細かい標的の設定は可能だが今回は無差別破壊が目的のため破壊の限りを尽くしてきただけに過ぎない。
本来は物資輸送やコンベア作業の補助をする為のロボット。
布例逝屠凱旋門
→パリの凱旋門に仕込まれた巨大な大砲。80口径800mm単装砲。なぜこんな妙なものを仕込もうと思ったのかわからない。
弾薬に関しては80cm列車砲グスタフ・ドーラの使用弾薬である800mmべトン弾に同じ。名前からわかるとおり、日本製造。三菱とミネベアとその他複数企業の提携で開発。自動装填装置などが使われており、連射能力はそこそこなのだが、これで小さい目標を狙い撃つとか正気とは思えない。
本当は凱旋門が四つに分かれて変形しながら巨大な大砲になり、四方八方に乱射してなおさらパリが炎上するというシナリオを考えていたが、その前にサンタに潰されてしまって見せ場のなくなってしまったかわいそうな子。
ついでに、これ歩けます。変形した凱旋門の足の部分と天辺の部分を足に見立ててテコテコ歩きます。物理的に難しいね。歩きながらの発砲も可能。
こんなに(ネタが)盛り沢山なのに、これ副砲とかなにも備えてない。この大砲だけが武装です偉い人にはそれがわからんのです(キッパリ)
ブラックサンタクロース
→悪童に死やあるいは不幸を配達するとされる。ドイツが発祥かも。ドイツではクネヒト・ループレヒトとして有名。ブラックサンタクロースよりはこっちのほうが知名度はあるかも。
Lord Nicolaus
→グランド・ニコラウスと呼ぶのは恐れ多いため答礼などの際にはこのようにして答える。グランド・ニコラウスを包括して呼ぶ語のため何かを尋ねる際にはグランド・ニコラウスと呼ぶなど、いろいろなんか良くわからない。
・登場人物(言うほどいないけどね)
激動たるグランド・ニコラウス
諸悪の根源 たぶん十傑集走りできる
→大幹部会グランド・ニコラウスの一人、激動たるグランド・ニコラウス。このほかに十人のグランド・ニコラウスがおり、それぞれ二つ名が違う。
グランド・ニコラウスの中で一番の武闘派で、魅了させしグランド・ニコラウスや聖・ニコラウス、その他下級サンタら多数が師事している。また今回の子供たちに平和をプレゼントするという作戦にはグランド・ニコラウスの全会一致で可決されたという経緯がある。
偉大なる大サンタ=オールド・グランド・ニコラウスに師事していた経験があり、武力の面のみでいえば平サンタ五億人が集まっても倒せない。というのもこの人たちのやっている『プレゼントを(半ば押しつける形で)配達する』というサービスに目を付けた他の惑星からプレゼントの集配依頼を受けたことがあるのだが、当日にプレゼントを届けた際原住民と星間戦争をおっぱじめた挙句にその星を軍刀一振りで細切れに変えたことがあるから。グレート・ニコラウスは銀河くらいだったら軽く切り裂けるらしい。もうパワーバランスおかしいよね。
最近は年とともに体が動かしにくくなってきたとぼやいており、これでも全盛期の百分の一くらい。彼がグランド・ニコラウスの地位に就いたのもとあるプレゼント配達作戦で足を怪我したから。
作中一の問題発言である『もし君たちが、来年までその思いを想い続けられたならば、我々は君たちに新しいお父さんとお母さんを用意しよう』というセリフを残してある兄妹に絶望を与えて帰る。
サル顔のサンタ
CV:檜山修之 暴走族× 暴サンタ族○ DQN
ライオンの顔を胸にかたどったスーパーロボットにでも乗ってそうな声のサル顔のサンタクロース。白い特攻服の前をはだけさせ、素肌に晒し一枚巻いただけという格好でロシアの大雪原を時速60kmほどで進軍していた真面目に頭のおかしいDQN(ついでにDQNとは差別用語、放送禁止用語をまとめた本に載っている。DQNの前で使うと『DQNじゃねぇ!』と返される。読み方はドキュン。とある不良やチンピラ、ヤクザくずれを出演させていた番組の名前からこのように呼ばれている)
一応人望はあるようで、率いている小隊、惨絶苦露須特攻隊の士気は高い。ついでにこいつが惨絶苦露須特攻隊に入れられた理由は『子供が好きすぎて気持ち悪い』という女性サンタからの冤罪が理由。三十回ほど上告申請したがすべて無視か棄却されている。棄却の理由は現実同様に、曰く『女性が嘘をつくはずがない。あの目を見てみろ、清純なまなざしじゃないか』という理由から。この裁判官はこういった理由で女性から男性を訴える系の裁判の上告をたびたび無視することからのちに懲戒免職、平サンタに降格となった。
姉弟
たぶんイスラム圏 二卵性双生児 不幸
小さなころに親に捨てられて路地裏で生活して警官とか市民に暴力をふるわれて育ってきた子供たち。ジンバブエ・ドルの男はこの姉弟が盗みを働くことはよしとせず、空き缶や瓶回収など子供でもできる仕事を斡旋していた。それでも需要がそれほどないからか一回当たりのお給料は低く、また男の方に少額ずつ金を渡していたため常に空腹。鼠と一緒に残飯をあさったりホテルの裏手で残飯を貰う術をジンバブエ・ドルの男から教わったりもしたらしい。
姉の方は瓦礫と激動たるグランド・ニコラウスの矢から弟を守ろうとして死亡。弟は直後にどこかで被害を免れた大人に押しのけられた先の瓦礫に頭をぶつけて死亡。
ジンバブエ・ドルの男
一番人間味がある 悪い奴ではないが最低な奴 ジンバブエ・ドルを売れなかった
自分も生活に余裕がないのに姉弟を引きとって簡素な小屋を与えたよく分からない男。この男が姉弟に生活の術とかを教えており、また姉弟パート冒頭で盗みをしていると書いたがこの男と出会う前。
子供出来る仕事を斡旋していた日雇い労働者で、子供たちから少額ずつ金を奪い取っている風に書いているが実はそれを子供たちが病気になった時などのために貯金している。
決定的に悪い奴ではないがそういった事情を一切喋らない奴で、子供たちに色々と日銭を稼ぐ方法を教えたりとしているが決していい奴ではない。悪ぶっているわけでもなく素であの口調だからお察し。
ジンバブエ・ドル、それもピン札を何処かから入手して超絶簡単な経営学を教えるも興味無さげな子どもたちの目に苛立ってとっとと売りに行こうとする、が激動たるグランド・ニコラウスの矢が刺さって死亡。
兄妹
被害者 頼んでないプレゼントをクーリングオフしようとしたら我儘だと云われた
銃を持っていることから日本ではないと思いたい。特殊な家業だと持っていたりするから日本ではないとも言い切れない。
父親は兄弟を守るためAKMを手にサンタに奇襲を仕掛けて死亡。母親は爆撃などから子供たちを庇った結果全身を炙られて重度の火傷となり、子供たちの腕の中で息を引き取る。
兄の方は激動たるグランド・ニコラウスに銃を向けた際に目が合ってしまい、深淵を覗き込んでしまう。
妹の方は激動たるグランド・ニコラウスの『思い続ければ来年新しい父親と母親を用意する』という言葉に絶望する。
士官
海軍士官と思われる。上官とは飲み仲間。自分よりも上官を守ろうと思えるくらいには人間らしい人。
上官
士官の上司。飲み仲間でもある。戦争後は『自分が生き残るよりも彼が生き残った方がよかった』とか思ったりしていそう。実際あんな別れ方トラウマになると思う。とある同性愛者の死刑囚が執行人に対して『I love you』と言い残したのと同じように。
潜水艦艦長
潜水艦の艦長。皮肉交じりに次の浮上予定は永遠に延期になったと告げる決断をした人。個人的にはジンバブエ・ドルの男の次に好き。
こののち、潜水艦ではたばこを吸ったり歌ったりと各々好きなようにして短い命を楽しんで、誰も艦長を恨むことなく逝った。
ついでに、彼らの乗る潜水艦に電解装置などが備え付けられているため原子力潜水艦の可能性が高い。




