表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

エッセイまとめ

パルワ訴訟決着か。特許庁「任天堂さん。再三にわたって言うけど著作権は今関係ない。頭非常識か?」

作者: よもぎ
掲載日:2026/07/24

お堅い特許庁の公文書から怒りと呆れを感じて爆笑した。よもぎです。



さて、パルワとは何か?なんですけど、正式名称「パルワールド」。

Steam、Xbox、PSで販売されているゲームソフトの名前なんですね。

アーリーアクセスがSteamで始まった瞬間から話題沸騰、マイクロソフトが出資してるのでXboxへも進出。

その後アーリーアクセスを本来販売しない筈のPSへも進出決定販売開始……となった瞬間です。


任天堂が「ちょっと待った!!」と訴訟をしてきたのは。


その時問題に上がったのは著作権ではなく特許です。

これにはファンたちも「え?」となりました。

デザインの仕方というか、デフォルメするにあたっての雰囲気がポケモンみたいだから訴えたんじゃないの?と。


実物を見てもらうと早いんですが、パルワールドのモンスター、パルのデザインはポケモンみが若干あります。

しかしそれはもととなる動物をデフォルメするにあたり考えつくうちの一つだろうというのが通説です。

つまり、ポケモンに寄せる気がなくとも全体的なイメージとしてそうなってしまったということですね。

なので訴えるに当たっては著作権となるだろうと思われていました。



しかし任天堂はパルワールドのアーリーアクセス開始後に特許を出願。

パルスフィアやライドパルに関する特許を取ろうとしながら訴訟を始めたのです。


ですがパルワールドはアーリーアクセス。要するに「開発中」段階にありました。

違反となるだろう特許を読み込んでそれを外すようなアップデートをし、対策しました。

また、任天堂の出願した特許はまずアメリカで却下されることとなります。

進歩性が認められない、独自さがない、既に失効した特許である、などなど。


では日本では?という話ですが、これがタイトルの通りです。

進歩性、あるいは革新性が認められないということで大部分が却下となり、スマホ版発売となった時に使うだろう特許がどうしてダメなのか?という説明のために、ポケモンのファンメイド作品が挙げられました。

これは2010年代に作成されたもので、特許庁は動画を例に出して「だからダメなの。分かる?」と説明したわけです。


が、任天堂はここで「著作権侵害だ!だからこれは無効だ!」などと何度も言ったわけです。

その結果、本来言われることのない「再三にわたって」という言い回しが何度も使われる却下通達が公開されたわけです。



今現在、裁判は始まっていませんが(本来であれば確かそろそろ始まると思います)任天堂は根拠となる特許が悉く却下となり、裁判となる意義を失った状態にあります。

その上、パルワールドは正式販売を開始。Steamで同時接続者数90万を超えて接続者数世界一となっている始末。

更に、アーリーアクセスで数千万本売り上げた上で、更に数百万本を追加で売り上げているとニュースになりました。


要するに、ゲーマーはパルワールドを支持したのです。


ちなみにですが、世界的に言うのであれば裁判する!と任天堂が言い出した時点で「スラップ訴訟だ!」「特許ゴロだ!」と批判する声が続出していました。

「こんな裁判を起こす任天堂は見損なった!二度と製品を買わないぞ!」という声も少なくありませんでした。

一部では任天堂を支持する声もありましたが、コアゲーマーやインディーズ支持者ほど批判の意思を表明していたのが現実です。



結果として、任天堂は戦う前から武器を喪失し、パルワールドにほぼ敗北している状態です。

似た事例として、テンセントが「ホライズン」シリーズのファンメイドじみたゲームを販売しようとしてソニーが裁判を起こそうとしたことがあります。

これはPVの画像が酷似しているだけに限らず、ソニーに「ファンメイド作ったの。オフィシャルで認めていただけない?ね?ね?」と連絡していたことも含めてテンセントが負けを認め、友好的和解に至りました。


酷似してるだけじゃダメなんです。酷似していたとしても、重ねたりした時に一致しなければいけなかったり、著作権は大変です。

ですが任天堂は敗北が決定していたとしても、裁判を起こすなら著作権にするべきでした。

後付けでいくらでも変えられる特許を武器としても、パルワールドはアーリーアクセスであり、また、Arkライクというポケモンとは無関係なクラフトサバイバルゲームのフォロワーであった以上、諸々重なる部分はなく、また、起訴出来るのはArkの製作者だけだったんです。



そういうわけで、今回の裁判は失敗に終わるでしょうというのがよもぎの考えです。だって特許ないからね。

ケンカを売るにしても売り方があるし、売った後勝てる道筋がないとどうにもならないよ、というお話でした。

とってんぱらりのぷう。

これ関連の文書面白過ぎるので暇な時に一読してみるといいですよ。特許庁の「しつけーし俺らの管轄じゃねーこと言われてもどうしようもねーよ!」って感情が透けて見えるので。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
これ、当初日本と海外で大分反応が違ってたんですよね。海外では基本ニンテンドーは嫌われているので、批判が凄かったらしい。一方、パルワはインディー代表みたいな面して、それは違うだろってんで日本では嫌われた…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ