第一話 謎の不審者
時は,2027年。この時代は新しいものが流行し,流行しなくなったものは隠居やレトロ化していく。そうそれは,正義も悪も…。そしてこの地球にとある災厄が降臨して来た。その災厄とは…。ソウル・デンジャラス。彼は地球を支配しに来た。
ソウル「さぁ。人間共よ生きてる事に絶望し,我にひれ伏すのだ!!」
こうして,街は火に包まれた。人々は絶望し,生きる希望を失った。とある場所では…。
男の子A「うぅ,お父さん,お母さん。どこ?僕怖いよ。」
火災で親とはぐれてしまった子供。
男の子A「ゲホッゴホッ。く,苦しいよ。」
とある場所では…。
主婦「あなた起きて!!あなた!」
主婦の夫「…」
主婦「あなたーーー!!!!!」
大切な人を失い,悲しむ人。世界は一人の男によって混乱に陥った。人々は絶望した。そんな中二人の少女が現れた。
少女剣士「ここが地球?異変が発生って言ってた。」
少女弾幕士「はい間違いありません。」
少女剣士「主犯はどこ?」
少女弾幕士「あちらです。」
そして少女剣士は主犯であるソウルの所に向かった。
少女剣士「やはりお前かソウル・デンジャラス。貴様をここで止める!」
ソウル「ふん,やれるものならやってみろ!!」
そして少女剣士はソウル・デンジャラスと戦った。
しかし…。
少女弾幕士「嘘…でしょ…。」
ソウル「ははは!哀れだな。まさか仲間を庇って俺の攻撃を受けるだなんて馬鹿な奴。俺の攻撃に当たった奴は,記憶や能力を破壊・損失される。
少女弾幕士「そんな…。」
少女剣士は一人の男によって全てを失った。
でも幸いにも,彼女の仲間少女弾幕士がいた。
これは庇われた少女弾幕士と一人の男によって全てを失った少女剣士の物語。
彼女たちの名は…
少女剣士 天上恵里
少女弾幕士 八ッ橋里奈
二年後…。
恵里「いやぁ。凄かった~」
里奈「そうですね!」
恵里「まさか買い物帰りにマジックショーがやっていて,実際に見たら凄かった!瞬き厳禁だった。」
里奈 「はい。そうですね。」
2029年。あれから二年の月日が流れた。あの出来事が何も無かったように平和に暮らしていた。
里奈「ん?」
里奈は自分たちの家に入ろうとした時,妙な気配が感じた。
恵里「里奈?どうしたの。」
里奈「しーっ。何かいます。」
恵里「?」
里奈「とにかくあそこの茂みに隠れますよ。」
そして二人は急いで茂みに隠れた。
恵里「ど,どうしたの急に。」
恵里は隠れた後辺りを見渡したら緑のモンスターが複数いた。
恵里「あ,あれってゴブリン!?」
恵里(緑色で,豚のような怪物)
里奈「はい。あれは,ゴブリンです。」