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062話:ステラの護衛

でも……月曜にまた投稿するなら休日無理してでもあと三日、投稿してみようと思った馬鹿がここにいます。


あと、≪ソニア過去編≫スタートです。

 場違いな気がしてならない。周りは皆、かなりの家の出の奴らなのだろう。服装からもわかる。体育館へと新入生が集合し、入学式が執り行われようとしていた。


「今から王立魔道学園の入学式を始めます」


 学園の副理事長がマイクを通して放送する。


「まずは理事長の挨拶です」


 理事長の魔王様が壇上へと上がる。そして、マイクを手に取り話し始めた。


「花の香りがそよ風に運ばれてくる季節となりました。本日の入学式に際し、この学校の理事長として一言お祝いの言葉を述べさせていただきます。まずは皆さん入学おめでとう!そして保護者の皆様、ご子息、ご息女のご入学おめでとうございます!ここ魔道学園では商学を、法学を、そして魔道を極めることが出来ます。親のような商人に、国を纏める公務員に、そして国を守る兵士になることが出来ます。努力を重ね自らの夢へと向かって行って下さい。短い3年間です。後悔のないように楽しんで下さい。これで終わります」


 一通りの挨拶を終えて魔王様は壇上を降りた。それから校歌を歌ったりした後無事に入学式は終了した。


 ◇◇◇


「どうだった!お父さんどうだった?答えて欲しいな、ス・テ・ラ」


 俺の魔王様に対する認識はここに来る前から180度変わったと言っていい。物語の中で英雄として迫り来る敵を葬り、知略を活かして敵に挑む。それが家ではこれなんだよな。溺愛し過ぎではなかろうか?いや、別に駄目な訳ではないけどショックだ。


「なあなあ、ステラが答えてくれないよ」


「あなたが構いすぎだからですよ。ステラリア、なにか1つコメントをしてあげなさい。それでこの人は満足するでしょう」


 魔王様が問いかけたのは妻のガザニアさんだ。


「よかったわよ。父さんがしたとは思えないぐらい」


「ありがとう!その言葉だけで今日も一日頑張れるよ!明日からもう授業が始まるだろうしっかりと楽しんでくれよ!」


 とても嬉しそうに満面の笑みを浮かべた魔王様は両手を振りながら仕事へと向かった。……と思ったら戻ってきた。


「ソニアくん」


 魔王様が話しかけてきた。


「なんでしょうか、魔王様」


「仕事でもずっとそう呼ばれるから変えてくれ」


「では、王様」


「もっと堅苦しいきがするからいやだ」


「なら、理事長先生」


「恥ずかしいからやめてくれ」


「なら、どんなふうに呼んだらいいんですか?」


 そう答えると魔王様は待っていましたとばかりに


「簡単だよ!」


 と叫ぶと


「お義父さ……「《ホーリーストーム》」……ぐはぁ」


 魔王様が吹き飛んで行った。


「な、何をいっているのよ!こいつが私をそんな呼び方していたら学校で変な目で見られるでしょ!」


 犯人はステラでした。


「こいつが学校で父さんのことを『お()()さん』なんて呼んでいたら困るのよ!」


 確かに魔王様のことを俺が『お()さん』と呼んでいたら失礼になるだろう。


 それにステラが嫌がるだろうし。


「わかったよ、ステラ。僕は仕事に行くよ。それでねソニアくん君に一つ頼みたいことがあるんだ」


「なんでしょう?」


「いや、大商人や大臣の息子や娘達には基本的に従者が着くんだけどね?君にその役目を任せたいんだよ」


「俺でいいので?」


「君がいいのさ。ステラもきっと喜ぶよ。と言ってもしてもらうのは学校生活での補助ぐらいだから休み時間とかに一緒にいてくれればそれだけでいい。引き受けて貰えるかい?」


「もちろんです」


「では頼んだよ!」


 本当に機嫌が良い様子で今度こそ彼は仕事へと向かった。


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